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#page_name_wk#/広がる“IT総合職”のキャリアの可能性!事業管理のスキルが人材の市場価値を高める/株式会社Gunosy マーケティング部 アライアンス担当 竹谷 祐哉さん

多様化が進むIT業界では、エンジニア以外の職種においても、その活躍の場が広がり続けている。今回紹介するのは、Gunosyで活躍する竹谷祐哉さん(24歳)。2012年11月に設立された同社は、データマイニング技術により、個人の興味に合わせたニュース・記事を提供するパーソナルマガジン「Gunosy」を展開する注目の企業だ。そんな新進気鋭のスタートアップで働く竹谷さんに、IT業界の旬な人材、「“イット” ワーカー」として注目! これまでの経歴と今の仕事ならではのやりがい、そして自身のキャリアに対する考え方について、話を聞いた。

新卒では急成長ITベンチャーで、KPI管理のスキルを学ぶ

新卒の頃から一貫して、ビジネスマインドの高い竹谷さん。

竹谷さんが新卒で就職活動を始めたのは、リーマンショックの影響冷めやらぬ2009年。竹谷さん自身も身内のリストラなどを経験し、「安定して働いていくためには企業に安定性を求めるのではなく、個人としての市場価値を高めていくことが重要なのでは」と考えていた。就職先として選んだのは、当時まさに急成長中であったソーシャルゲーム企業。社員数100名ほどで売上高360億を誇り、東証マザーズへの上場も果たしていた。決め手となったのは「事業拡大せざるを得ないフェーズに入った会社であれば、若くても予算・規模の大きなプロジェクトに関われる可能性が高いはず」ということだ。

実際、入社後に竹谷さんが関わったプロジェクトは多岐にわたる。広告配信ロジックの最適化に始まり、ディベロッパーに対する広告商材の販売事業立ち上げ、アドネットワーク会社のグループ化、広告出稿先である海外メディアとの出資交渉、海外におけるDSP事業の立ち上げなど、在籍2年半で濃密な経験を重ねた。その間に社員数も3,000名近くとなり、メディアへの露出も急増。携わったプロジェクトがリリースされると1日で株価が急上昇するなど、世の中に与えるインパクトの大きさにも「中毒性」を感じたそうだ。特に成長できたポイントについて、竹谷さんはこう語る。

「何より、徹底したKPI管理が身に付きました。すべてを目標と予算に落とし込み、達成できなければその理由を一つひとつ洗い出して改善し、高速でPDCAを回していく。そういう働き方を学びましたね」


Gunosyの可能性に引かれ、スタートアップに転職

実際の画面を見ながら、「Gunosy」のサービスを説明。

入社2年半で、社員数100名から3,000名へと、企業の急成長を体感した竹谷さんだったが、社内決裁に少しスピード感が出なくなるなどのデメリットも感じ始めた。そんななか、仕事を通じて知ったのがGunosyの存在だった。「今の情報収集の主流は検索エンジンだが、ITリテラシーの高くない人にとっては、本当に欲しい情報にたどり着くのが難しい。使っているだけで自動的に好きな情報が集まってくるGunosyなら、今の情報の流れを大きく変えられるのではないか」と感じ、「このサービスをビジネス化し、存続させたい」と強く思ったそうだ。

実際竹谷さんは2012年11月に、Gunosyを立ち上げた現役東大大学院生3人と会い、わずか20分で転職を決めることとなる。当時はまだ法人化もされておらず、彼らには社会人経験もなかったが、データマイニングに関する一流の技術とサービス改善に対するボトムアップでの提案力があった。竹谷さんは、「そこに自分の培ったビジネスのノウハウ――プロジェクトの回し方や外部企業との交渉の仕方、資金調達の仕方など――を加えることでビジネス化の手伝いができるはず」と確信したという。

その後2012年11月に株式会社としてGunosyが設立され、竹谷さんは翌年1月からマーケティング部アライアンス担当として勤務を開始した。とはいえ、まだ社員数1桁のスタートアップ。竹谷さんはどんな業務に取り組んでいるのだろうか。


“IT総合職”として、緻密な事業管理のもとで多彩な役割を担う

代表取締役の福島 良典氏とも、リラックスして話せる社内の雰囲気。

竹谷さんはエンジニアではない自身のことを、“IT総合職”と呼ぶ。その役割とは「会社やプロダクトの成長フェーズによって、足りない部分をその都度補っていくこと」だと語る。例えば、目下の課題は現在約15万人のGunosy登録ユーザー数の更なる拡大だ。そのために必要な具体策を講じて、期間ごとの目標を設定し、各エンジニアに役割と責任を振って管理を行っていく。ユーザー数が50万人規模に増え、プロダクトができ上がってきたら、次はマネタイズの仕組みづくりが必要になるだろう。代理店とのプロダクト調整や請求書周りのオペレーション構築など、その都度担う役割は変わっていくのだ。

徹底するべきなのは、「PDCAサイクルの構築とKPI管理」だと竹谷さんは語る。スピードの早いIT業界だからこそ、短期間での成長が生き残りには不可欠だ。「半年でどれだけ成長していないと競合に出し抜かれてしまうか」というような「逆引き」的な発想のもと、するべきことを長期・中期・短期計画に落とし込んでいく。目標数値に関しても、必ず毎日見るべきKPIを定義し、おかしければすぐに分析・改善できる仕組みを整えていく。竹谷さんいわく、「毎日をKPI管理する」ことが、成長のために不可欠な要素なのだという。

そういった事業管理や意思決定の仕事は、どの企業やプロジェクトにおいても中心的存在であり、今後もなくなることはない。「IT業界でエンジニア以外の人材が市場価値を高めるためには、そこに強みを持つべきです」と竹谷さんは断言する。そんな竹谷さんの今後のビジョンとは――?

「自分はまだまだスキルを伸ばす時期。少なくとも2年間はGunosyを成長させていくことに注力したいと思います。日本を代表するプロダクトに育て上げたあとは、技術と野望を持った有望な若手に対してビジネスを立ち上げる際の手助けができるような存在になりたいですね」

◎取材先企業: Gunosy(http://gunosy.com/)


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