私は大学を出るときに夢がありませんでした。「何のために働くのか」。その理由がわからなかったのです。力の入らない就職活動の末に就職したのですが、入社したその月に辞めてしまいました。その後、会社もつくりましたが、何をやってもうまくいきません。思い通りにならないことばかりで、次第に疲れ果てていきました。私にとって、仕事は出来ればやりたくないことでした。
そんなとき、ある人との出会いを通して、私は自分にポリシーがないことに気が付きました。ポリシーとは、自分が大切にしたい考え方であり、何事にも優先する価値観です。そして、次の3つのポリシーを決めました。
1、一度やると決めたことは一生やめない
2、すべての出来事を前向きに受け止める
3、まずは自分から行動する
これを決めたのが26歳のときでした。
その後、このポリシーを実践するようにしてから、それまでとは全く違う人生が始まりました。
うまくいかないと思っていたのは、自分があきらめていたからだけでした。問題から逃げていたのは、それを糧にしようと思っていないからでした。自発的に行動している限り、不満は起きないことを知りました。
こうして、辛(つら)いと思っていた仕事も楽しむことができるようになったのです。そして、仕事を楽しむほど、結果も良くなることがわかりました。
すべては、仕事に対する自分の取り組む姿勢に原因があったのです。人との出会いがそのことに気付かせてくれました。
その後私は、次の言葉をポリシーに加えました。
「人生のすべてを楽しむ」
いま私は、すべての人が夢を見つけワクワクして働けるよう、日本全国で講演をしています。私にとって、「人の成功を応援すること」が生きがいであることに気付いたのです。


