「メンタルタフネス」で転職に克つ！

第15回　あなたはよく眠れてる？　メンタルタフネスが保てる睡眠のとり方

掲載日：2015.12.4

リコよ！　突然だけど、みんなはちょっとくらい眠らなくても平気？　つい夜更かしをして、翌日を気合で乗り切ってしまうこともあるかもしれないけど、睡眠を確保する事は心身の健康のことを考えるうえでも本当に大切なことなのよ。

睡眠は脳にとって大切なもの！

脳の一部の機能が低下したり、脳内物質がうまく働かないことで生じるメンタルヘルス関連の病気の改善や予防には、脳を休ませ、働きを回復させる睡眠がすごく大切と言う専門家もいるのよ。そのくらい睡眠は大切なの。

睡眠は、ストレスによって起こる脳の変化を、元の状態へ回復してくれるの。だから、睡眠がうまくとれないと、ストレスにより生じた脳への影響が残ってしまうのよね。

あなたの睡眠はどんな睡眠？

それでは良い睡眠とはどんな睡眠なのかしら？　理想の睡眠は8時間程度と言われることもあるけど、これは年代や個人差もあり、また調査によりいろいろあるの。だからあくまで一つの目安であり、人によって、状況によって通常必要な睡眠量は違ってくるのよ。睡眠時間が恒常的に長めの人は長時間睡眠者（long sleeper）、短い人は短時間睡眠者（short sleeper）と呼ばれて、いろいろな調査や研究もあるみたい。

例えばある調査では短時間睡眠者は活動的、精力的、野心的、外交的で、社会的な適応性が高く、勤勉である性格・行動特性で、長時間睡眠者は繊細で、内向的、非順応的で、芸術的な仕事に向いているなんて結果が出たらしいわ。これは、繊細な性格特性を持った人たちは頭や神経を通常よく使うために多くの睡眠時間が必要であり、活動的で楽観的な性格特性が強い人たちは神経を使うことが少ないので、より睡眠を必要としていないという仮説みたいだけど、どう思う？　当たってるような、違うような。でも興味深い！

でも実際は両極端の睡眠を常にとっている人は少ないから、人口の8割の人たちはバリアブル・スリーパーと（variable sleeper）言われ、何かストレスがあったり、悩みがある時には睡眠時間が多くなり、順調な時は睡眠が少なくなるとも言われているの。結局は必要な睡眠時間は人によって、状況によって違うから、何時間寝たということよりも、すっきりしているかどうか、などの感覚が大切ってことなの。それなら納得！

スッキリ快眠するための「寝る準備から目覚め方まで」

何かが気になって眠れない……、眠ろう、眠ろうと思うからますます眠れない……。眠れないことがストレスになり、また眠れない日々が続いてしまう。誰しも一度はそのような経験があるわよね。そこで快眠法の一つを伝授しておくわ！

睡眠は、お肌に良いとされているけど、メンタルにもこんなに良いものなのよ！　もし、不眠で少し不安なときは、最近ではテレビの宣伝も良く見るけど、処方せんなしで買える睡眠サプリも出ているから、予防のつもりで試してみても良いかも知れないわね。ホームページにもいろいろな情報がたくさん出ているわ。それでもうまく眠れない場合には、やっぱり心療内科などに早めに相談してみることをお勧めするわ！

（情報提供・監修）
株式会社ライフバランスマネジメント研究所
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