
この記事でわかること
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G検定の目的は、AIやディープラーニングの知識をビジネスに活かすジェネラリストの育成にある
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G検定はオンラインで自宅から受験する方式で、公式サイトからアカウント登録や申し込みが必要
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G検定の勉強は、初心者と経験者それぞれに合ったロードマップを作成して学習する
目次
G検定の勉強法とは
AI技術の急速な進化は、私たちの生活やビジネスに大きな影響を与えており、AIに関する知識を持つ人材の需要が急増しています。その能力を証明する資格として、「G検定」が注目されています。
G検定の資格を取得することで、AIに関する一定の理解があることを証明できます。G検定はAIに関わるビジネスパーソンから、AIに興味を持つすべての方におすすめの資格です。
この記事では、G検定に合格するための基本知識や勉強法について解説するので、AIに関わる企業への転職を目指す方はぜひ参考にしてください。
G検定とは何か
G検定(ジェネラリスト検定)とは、日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する、AIの基礎知識や活用事例に関する知識を問う試験です。ディープラーニングに関する基礎知識の他、適切な活用方法や方針を定めて事業に活用する能力や知識を証明します。
ディープラーニング検定は「G検定」と「E資格」の2種類があります。両者の違いは、G検定が主に事業などへの活用を図るジェネラリスト向けであるのに対し、E資格はディープラーニングの実装を行うエンジニア向けの資格である点です。
G検定の目的は、ディープラーニングをはじめとするAIに関する様々な技術的な手法や、ビジネス活用のための基礎知識を習得することと、AIを事業に活用するためのリテラシーを身につけることにあります。
【参考】:G検定とは - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
【参考】:E資格とは |一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
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試験概要
ここで、G検定の試験概要について確認しておきましょう。ここにまとめた内容は2026年8月時点の情報なので、受験する際には公式サイトで、最新情報を確認するようにしてください。
▪試験概要:多肢選択式・145問程度
▪受験資格:制限なし
▪試験範囲:シラバスの範囲から出題
・人工知能とは
・人工知能をめぐる動向
・機械学習の概要
・ディープラーニングの概要
・ディープラーニングの要素技術
・ディープラーニングの応用例
・AIの社会実装に向けて
・AIに必要な数理・統計知識
・AIに関する法律と契約
・AI倫理
・AIガバナンス
▪試験日程:オンライン試験 年6回(2026年)
・第1回 2026年1月10日(土)13:00〜14:40
・第2回 2026年3月6日(金)16:00〜17:40
2026年3月7日(土)13:00〜14:40
・第3回 2026年5月9日(土)13:00〜14:40
・第4回 2026年7月3日(金)16:00〜17:40
2026年7月4日(土)13:00〜14:40
・第5回 2026年9月5日(土)13:00〜14:40
・第6回 2026年11月6日(金)16:00〜17:40
2026年11月7日(土)13:00〜14:40
▪試験時間:100分
▪試験日程:会場試験 年3回(2026年)
・第2回 2026年3月6日(金)~2026年3月8日(日)
・第3回 2026年5月8日(金)~2026年5月10日(日)
・第5回 2026年9月4日(金)~2026年9月6日(日)
▪試験時間:120分
▪受験費用:一般/13,200円(税込)、学生/5,500円(税込)
※各種割引制度あり
※オンライン試験と会場試験では申込方法が異なります。必ず公式サイトにてご確認ください。
※申込み後にオンライン試験・会場試験の変更・振替はできません。
【参考】:G検定の試験範囲(シラバス)と例題
【参考】:G検定申し込み方法(個人)【公式】
受験前に知っておきたいこと
G検定の受験に際しては、勉強以外にも様々な準備や予備知識が必要です。ここでは、受験する上で知っておきたいこととして、G検定の申し込み方法、受験までの流れ、合格率や難易度などについて解説します。
申し込み方法
G検定の試験概要が分かったところで、続いて試験を個人で申し込みをする方法について紹介します。
1.JDLA受験アカウントの新規登録
G検定やE資格を初めて受験する人は、JDLA受験アカウントの取得が必要です。以下のサイトにアクセスして利用規約に同意した後に、アカウント作成に必要な個人情報やパスワードなどの登録を行ってください。
【参考】:JDLAアカウント | JDLA Internet-Based Testing
2.受験チケットの購入
G検定の受験申込を行う際には、予め受験チケットを購入しておく必要があります。受験チケットはいつでも購入でき、購入日より1年間有効です。チケットの支払い方法は、クレジットカード決済、コンビニ決済のいずれかです。
【参考】:JDLA 受験チケット購入サイト
3.G検定の受験予約
JDLAの受験アカウントを取得し、受験チケットを購入したら、試験日程を確認した上で、取得済みのアカウントとパスワードを用いてG検定の受験申し込みを行います。試験の内容などは受験ページ(マイページ)で確認できます。
受験料は13,200円(一般)ですが、学生は5,500円(税込)、前回試験から2年以内の人は半額の6,600円(税込)になります。
【参考】:G検定(ジェネラリスト検定)受験サイト
申し込み後の流れ
ここまでG検定試験の申し込み方法について解説しました。受験申し込みが済んだ後の流れについて確認しておきましょう。
1.案内メールが届く
受験申込が済むと、マイページのアドレスや注意事項がメールで届きます。試験はオンラインで自宅のパソコンなどを用いて行うため、その推奨環境を確認します。利用するブラウザの種類やバージョン、モニターの解像度、ネットワーク回線などの注意事項が記されているので、必ず目を通して準備しましょう。
2.リマインドメールが届く
G検定の試験日が近づくと、受験日時や、受験サイトのURL、受験に関する注意事項、合格通知の方法などが記されたリマインドメールが届くので必ず確認しましょう。
3.合否通知メール
合否は試験実施日から2〜3週間後にメールで通知されます。メールには合否や合格証発行(PDF)、合格認証ロゴ(ダウンロード)、「合格者コミュニティ(CDLE)」への招待などが記されています。
【参考】:よくある質問 - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
【参考】:G検定受験チュートリアル(動作確認:サンプル試験)
【参考】:JDLA G検定受験サイト 受験当日の操作マニュアル
G検定の合格率・難易度
JDLAによると、G検定の直近3年(2024年〜2026年第4回)の平均合格率は約75.0%です。また、「2026年 第4回 G検定」では、合格率83.08%(受験者数9,241人中合格者数7,677人)でした。難易度はさほど高くありませんが、受験対策や勉強を怠ると合格は難しいでしょう。合格ラインは公開されていませんが、30%前後の方が不合格であるため、経験者でもしっかりとした対策は必要だと言えるでしょう。
【参考】:【「2026年 第4回 G検定(ジェネラリスト検定)」開催結果】|【公式】
合格に必要な勉強時間
G検定に合格した人の学習時間はどの程度なのでしょうか。JDLAが2025年第5回のG検定合格者に実施したアンケートによると、最も多かった学習時間は「30〜50時間」で25.3%でした。次いで「15〜30時間」が21.5%、「50〜70時間」が18.4%となっています。
合格者の65.2%は、15〜70時間程度の学習に取り組んでいたことになります。個人差はありますが、AIやディープラーニングに関する知識がない初心者の場合は、50〜70時間程度の学習時間を確保しておくと安心でしょう。
【参考】:G検定合格者に聞きました
G検定はカンニングをしても良い?
G検定は自宅からオンラインで受験でき、試験監督やWebカメラによる監視がありません。そのため、カンニングは可能ですが、不正な手段で合格しても実力が伴わなければ意味がありません。
就職や転職でスキルを証明したいのであれば、正攻法でしっかりと学習しましょう。
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G検定合格者の年収
JDLAによると、G検定は合格者の半数近くを現役エンジニアが占めています。
さらに、AI活用スキルはプロジェクトリーダーやITコンサルタントなど、システム開発の上流側の職種で特に求められるので、キャリアアップや年収アップを目指す人に役立ちます。
職種によって年収には差がありますが、AIエンジニアやデータサイエンティストは平均年収600万円前後と、エンジニア職の中でも比較的高い水準にあります。
例えば、厚生労働省のjobtagによると、AIエンジニアの平均相場は609.8万円で、データサイエンティストの平均年収は611.9万円です。
また、システムやアプリケーションの設計・開発を担当するプログラマ・システムエンジニアもAIを活用する機会が増えています。マイナビ転職によると、アプリ設計/WEB・オープン・モバイル系SEの平均年収は593万円、通信制御ソフト開発/制御系SEは581万円、DB・ミドルウェア設計/WEB・オープン・モバイル系SEは578万円です。
インフラエンジニア、クラウドエンジニアに近い職種として、クラウドを含むシステム全体の設計を担うITアーキテクトがあります。マイナビ転職によると、ITアーキテクトの平均年収は585万円でした。
さらに、業務課題の分析やシステム化計画の立案を担うシステムアナリストの平均年収は1,269万円と高く、AIに関する知識を業務改善に結び付けられる人材への需要の高さがうかがえます。
【参考】:マイナビ転職│2025年版 職種別 モデル年収平均ランキング
※2024年4月~2025年3月の1年間にマイナビ転職に掲載された求人の「モデル年収例」を職種別に集計
【参考】:マイナビ転職エージェント 職種図鑑
※【平均年収 調査対象者】2020年1月~2020年12月末までの間にマイナビ転職エージェントサービスにご登録頂いた方<
【参考】:厚生労働省job tag│AIエンジニア
データサイエンティスト・アナリストの求人情報を見る > 機械学習/AI/データ基盤エンジニアの求人情報を見る> インフラエンジニアの求人情報を見る> クラウドエンジニアの求人情報を見る> ITコンサルタントの転職・求人情報を見る > プロジェクトマネージャ・プロジェクトリーダの転職・求人情報を見る > プログラマ・システムエンジニア(制御・組み込み)の転職・求人情報を見る >G検定に合格するための勉強方法
ここでは、G検定合格のための学習ロードマップを、初心者向けと経験者向けに分けて解説します。これらのロードマップはあくまで一例ですので、自身の学習スタイルやスケジュールに合わせて調整しましょう。
初心者向けの学習ロードマップ
まずはAIやディープラーニングの知識が全くない、あるいはほとんどない方を対象としたロードマップの例です。おおよそ2ヶ月間、100時間程度の学習時間を想定しています。
1.全体像の把握(1週間)
G検定の公式サイトや参考書で、試験範囲や出題傾向を把握し、「AI」「機械学習」「ディープラーニング」といった用語の基本的な意味を理解します。AIの歴史や社会における活用事例など、背景知識を学びます。
2.教材選定と基礎学習(2週間)
初心者向けの参考書やオンライン講座を選び、学習を開始します。まずは、AIの基礎概念や機械学習の仕組み、ディープラーニングの概要など、基本的な知識を体系的に習得します。JDLA推奨のテキストを使用したり、勉強サイトの確認テストなどを活用したりなど、理解度を確認しながら進めましょう。
【参考】:G検定について(試験概要・学習方法・試験対策・合格者体験談) - 一般社団法人日本ディープラーニング協会【公式】
【参考】:深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版|翔泳社
【参考】:G検定対策・勉強アプリ スキマ時間でG検定対策の勉強ができる | スキルアップNeXt
3.実践問題演習(2週間)
過去問や模擬試験に取り組み、実践的な問題解決能力を養います。間違えた箇所は復習して理解を深めます。問題集を繰り返し解くことで、出題傾向や時間配分に慣れます。JDLA推奨の模試や問題集を活用することもおすすめです。
【参考】:徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第3版|インプレス
【参考】:ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 法律・倫理テキスト|技術評論社
4.苦手分野の克服と総復習(1週間)
過去問題集や模擬試験の結果から、自分の苦手分野を特定して重点的に学習し、試験直前は全体の復習を行って知識の定着を図ります。
【参考】:【全200問の模擬試験付き】G検定に合格するための集中講義!人工知能(AI)について体系的に学ぶ(初心者向け)
5. 試験対策(1週間)
試験時間内に全問解答できるよう、時間配分の練習をします。また、JDLAの公式サイトやJDLAの案内メールなどを確認し、オンライン受験の操作方法を確認しておきます。
経験者向けの学習ロードマップ
続いて、現役エンジニアの方、AIやディープラーニングに関する知識や実務経験がある方を対象としたロードマップ例を紹介します。自身のスキルや経験を勘案して、自身に合ったロードマップを作成してください。ここでは1ヶ月半、50時間程度の勉強時間をモデルにしています。
1.試験範囲の確認と現状把握(1週間)
公式サイトやシラバスで試験範囲を確認し、過去問題集や模擬試験を解いて自分の得意分野と苦手分野を把握します。
【参考】:スッキリわかるディープラーニングG検定(ジェネラリスト) テキスト&問題演習 第2版|TAC出版ナビ
2.苦手分野の重点学習(2週間)
苦手分野の参考書やオンライン講座を選び、集中的に学習します。最新の技術動向や事例についても、情報収集を行い、知識をアップデートします。
【参考】:【全840問】G検定対策 模擬演習試験!重要度の高い問題を厳選(最新シラバス対応)【模擬試験4回分】
3.実践問題演習と知識の整理(2週間)
過去問題集や模擬試験を繰り返し解き、実践的な問題解決能力を磨きます。知識の抜け漏れがないか確認して復習します。自分の言葉で知識を整理し、人に説明できるレベルまで理解を深めます。
4.総復習と試験対策(1週間)
全体の復習を行い、知識の定着を図ります。また試験時間内に全問解答できるよう、時間配分の練習もします。オンライン受験の操作方法も確認しておきましょう。
G検定を通してビジネス視点が持てるエンジニアを目指そう
ここまで、G検定の概要や受験前に知っておきたいこと、年収、勉強法などについて解説しました。G検定は、AIやディープラーニングの活⽤リテラシー習得を目的とした検定資格であり、事業者側のみならず、AI開発サイドにおいても重要な資格です。
また、このような資格は就職や転職を有利に進める上でも役立ちますが、具体的にどのような企業で活用できるのか迷います。特に初めて転職する場合は、自分に合う企業やスキルを活かせる企業の選び方に苦戦するかもしれません。
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