浮動小数点数を厳密に処理する – strictfp修飾子
strictfp修飾子は、浮動小数点数をIEEE 754という規格で決められたルールで厳密に処理するためのキーワードです。
strictfp修飾子を指定しない場合(デフォルト)、JavaはCPUの機能を使って浮動小数点数を演算します。この場合、コードは高速に動作しますが、環境によって演算結果に僅かな誤差が生じる可能性があります。
- strictfp double val;
Java 17以降では浮動小数点数が常に「厳密に」演算されるようになったため、strictfp修飾子を明示的に付与する必要はなくなりました。strictfp修飾子を付与しても誤りではありませんが、「浮動小数点式はソース・レベル 17 から常に厳密に評価されます. キーワード 'strictfp' は必要ありません。」のような警告が発生します。
- 修飾子_目次
- 修飾子
- アクセス修飾子
- abstract修飾子
- static修飾子
- final修飾子
- sealed/non-sealed修飾子
- transient修飾子
- volatile修飾子
- synchronized修飾子
- native修飾子
- strictfp修飾子
監修
山田祥寛(有限会社 WINGSプロジェクト)
静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NEC にてシステム企画業務に携わるが、2003年 4 月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト(https://wings.msn.to/)」の代表でもある。主な著書に『改訂 3 版JavaScript 本格入門』(技術評論社)、「独習シリーズ(C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」(翔泳社)、「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravel など)」(Amazon Kindle)など。売り上げの累計は100万部を超える。