パッケージをインポートする – import命令
import pname.clazz
import pname.*
pname:パッケージ名
clazz:クラス名
パッケージを含めたクラス名のことを完全修飾名と言います。本来、クラスを一意に特定するためには、完全修飾名で記述しなければなりません。しかし、to.java.code.sample.basic.Animalのような名前を毎回記述するのは面倒です。
そこで、あらかじめ利用するパッケージをインポート(import)しておくことで、コード内ではパッケージを省略して記述できるようになります。import命令は、一般的にpackage宣言の直後に記述します。
たとえば、以下は同じ意味です。
- import com.example.mynavi.object.Animal;
- Animal a = new Animal();
↓
- com.example.mynavi.object.Animal a = new com.example.mynavi.objectAnimal();
com.example.mynavi.objectパッケージ配下のすべてのクラスをまとめてインポートしたいならば、以下のように記述しても構いません(このようなインポートをオンデマンドインポートと言います)。
- import com.example.mynavi.object.*;
import宣言は名前を宣言するという意味しかありませんので、「*」記法を利用したからと言って、パッケージ全体をインポートしてアプリが肥大化したというようなことは起こりません。 ただし、近年ではコード内で利用しているクラスを明確にするという意味で、できるだけオンデマンドインポートは利用しないのが慣例的です。
java.langパッケージは、頻繁に利用するという性質上、自動的にインポートされます。明示的にimport宣言する必要はありません。
- オブジェクト指向構文_目次
- class命令
- new演算子
- フィールドを定義する
- static final修飾子
- メソッドを定義する
- コンストラクターを定義する
- レコード
- package宣言
- import命令
- import static命令
- ネストしたクラスを定義する
- モジュール
監修
山田祥寛(有限会社 WINGSプロジェクト)
静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NEC にてシステム企画業務に携わるが、2003年 4 月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト(https://wings.msn.to/)」の代表でもある。主な著書に『改訂 3 版JavaScript 本格入門』(技術評論社)、「独習シリーズ(C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」(翔泳社)、「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravel など)」(Amazon Kindle)など。売り上げの累計は100万部を超える。