指定された回数だけ処理を繰り返す – for命令
for(init; condition; iteration) {
statements
}
init:初期化式
condition:条件式
iteration:増減式
statements:命令文
for命令は、決められた回数だけ処理を繰り返すのに利用します。たとえば以下は、メッセージを5回出力する例です。
StatFor.java
- package com.example.mynavi.control;
- public class StatFor {
- public static void main(String[] args) {
- for (var i = 0; i < 5; i++) {
- System.out.print(i + "/");
- } // 結果:0/1/2/3/4/
- }
- }
処理の流れ
処理の流れは、以下のとおりです。
- ループの最初に、初期化式(i = 0)を実行
- 終了条件式(i < 5)を評価
- 2.がtrueであれば配下の処理を実行、falseであれば終了
- 増減式(i++)を実行
- 2.に戻る
ここでは1ずつ増分していくような式にしていますが、式の組み合わせによって、さまざまなループを生成できます。
- for (var i = 5; i > 0; i--) … 5から1ずつ減らしていく
- for (var i = 0; i < 10; i+=2) … 0から2ずつ増やしていく
順次演算子による複雑なループ
カンマで区切ることで、それぞれの式に複数の式を指定することもできます。たとえば以下は、初期化式/増減式でi、jと2個の変数を準備、操作する例です。
StatFor2.java
- package com.example.mynavi.control;
- public class StatFor2 {
- public static void main(String[] args) {
- for(int i = 0, j = 10; i < 5; i++, j++) {
- System.out.println(i * j);
- }
- } // 結果:0、11、24、39、56
- }
監修
山田祥寛(有限会社 WINGSプロジェクト)
静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NEC にてシステム企画業務に携わるが、2003年 4 月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト(https://wings.msn.to/)」の代表でもある。主な著書に『改訂 3 版JavaScript 本格入門』(技術評論社)、「独習シリーズ(C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」(翔泳社)、「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravel など)」(Amazon Kindle)など。売り上げの累計は100万部を超える。