
トレンドマイクロは米国時間8月12日、従来のSIEM(Security Information and Event Management: セキュリティ情報およびイベント管理)に関連する課題を解決するために新たなAgentic AI技術を開発したと発表した。
同社では、このAgentic AI技術とデジタルツイン機能を組み合わせた「Agentic SIEM」を提供し、企業がサイバーリスクをプロアクティブに軽減して、セキュリティ運用を変革することを支援するという。
具体的には、手動によるログとアラートの監視を、自律的なデータ分析、異常検知、対応に置き換えることで、脅威の検知と軽減にかかる時間を短縮(脅威の検知と対応)する。また、長期データ保持とアーカイブログの検索機能を組み合わせ、監査及び規制要件への対応を支援する。さらに、時間がかかり、エラーが発生しやすい手動の調査を、複数のソースからの自動データ相関分析に置き換えることで、プロセスを加速し、精度を向上させる。
同社によると、従来のSIEM技術は数十年にわたって存在しているが、ユーザはコスト、複雑さ、アラートの過負荷、データ取集など、長年の課題に直面している。また、従来のSIEMは、手動の設定や静的パーサー(プログラムの実行前にソースコードを解析すること)に依存しており、現在のデータソースのペースや多様性に追いつくことが難しい状況だという。
そこでAgentic SIEMでは、AI技術を活用して、プロアクティブに考え、学び、行動できるようにした。独立して動作することでアラートのノイズを排除し、セキュリティチームの作業負荷を軽減できる。従来は数週間かかっていた設定作業が、Agentic AIによって自動化され、データを学習、マッピング、最適化しながら実行できる。
Agentic SIEMの特徴と導入メリットとしては、900以上のデータソースをサポートすること、サードパーティのログやデータ取り込みに要する時間を短縮できること、トレンドマイクロの実績あるXDR機能との連携すること、最大7年間のアーカイブデータ保持と2年間の分析データ保持を実現したことを挙げている。
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