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AIは思考を補助するだけでなく、日常業務の効率化を支えるツールに - CloudInt調査

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CloudIntは11月11日、「AI時代におけるエンジニアのリアルな意識とキャリアへの影響」に関する調査結果を発表した。現役エンジニア1008人を対象にした調査で、業務でどのようなAIを活用しているのか、AIのメリット、デメリット、期待や不安などを聞いた。

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(画像提供 CloudInt編集部)

まず、「現在、業務で使用しているAI」について尋ねたところ、ChatGPが最も多く56.0%でGemini(旧Bard)の27.1%、GitHub Copilotの23.1%と続いた。CloudIntは「生成AIは、すでに多くのエンジニアにとって業務を支える相棒のような存在になりつつある」としている。

傾向として、ChatGPTは、情報検索や要約、仕様設計の補助など、開発の前工程や資料作成まで幅広く活用されており、Geminiは、検索エンジンとの親和性を活かして技術調査やコードの検証補助などに利用されているという。また、GitHub Copilotなど開発支援特化型AIの利用も一定数見られ、AI活用の方向性が「発想・設計型」か「実装支援型」かで分化しつつあるとしている。

AIを利用する目的については、最も多かったのは「コーディングの補助」の45.3%で、次いで「ドキュメントの自動生成・要約」の42.9%、「アイデア出し・技術調査」の42.0%と続いた。AIはエンジニアの思考を補助するだけでなく、日常業務の効率化を支えるツールとして活用が広がっている。特に「コーディングの補助」に加え、「ドキュメントの自動生成・要約」が上位に挙がったことから、開発だけでなく設計書や議事録、技術資料の作成支援といった分野にもAIが浸透しつつあるという。

AIに対する期待や不安として、「AIに仕事が奪われると感じたことがあるか」について尋ねたところ、約7割が「とてもある(22.7%)」「ややある(43.5%)」と回答した。これについては「AIの進化による不安は、単なる危機感ではなく、変化への適応意識とも捉えらそう」としている。

さらに今後について、「将来的にAIはエンジニアの仕事をどう変えるか」について尋ねたところ、「より創造的な業務や設計・上流工程の重要性が増すと思う」が53.1%、「多くの定型的なコーディング業務はAIに置き換わると思う」が44.2%、「エンジニアとAIの分業が進み、役割が変化すると思う」が41.1%となった。

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(画像提供 CloudInt編集部)

また、AIスキルの有無がエンジニアの将来のキャリアにどのような差を生むと考えられているかについて、「AIを『使える人』と『使えない人』で将来のキャリアに差がつくか」について尋ねたところ、9割超が「ある程度差がつくと思う(52.6%)」「非常に差がつくと思う(38.2%)」と回答した。

調査結果を受けて、CloudIntでは、エンジニアが見据えるAI共存時代に求められるのは「使う力」から「導く力」へとしている。

【参考】:「AI時代におけるエンジニアのリアルな意識とキャリアへの影響」に関する調査

ライター

齋藤 公二 (さいとう こうじ)
インサイト合同会社 代表社員 ライター&編集 コンピュータ誌、Webメディアの記者、編集者を経て、コンテンツ制作会社のインサイト合同会社を設立。エンタープライズITを中心とした記事の執筆、編集に従事する。IT業界以前は、週刊誌や月刊誌で、事件、芸能、企業・経済、政治、スポーツなどの取材活動に取り組んだ。
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