
JetBrainsは現地時間12月5日、同社が開発するJetBrains IDEのリリース候補版25.3でACP(Agent Client Protocol)をサポートしたことを発表した。
ACPは、IDEなどのコードエディタとコーディングエージェント間の通信を標準化する規格。エージェント間の通信を取り決めたACP(Agent Communication Protocol)とは異なる規格だ。
JetBrainsでは独自のコーディングエージェント「Junie」を提供しているが、ACPに対応したことで、ACP対応のAIエージェントをIDEに持ち込んで統合する「Bring your own AI」が可能になったとしている。12月5日時点ではベータ版として提供し、フィードバックを受け付ける。
対象のIDEは、IntelliJ、PyCharm、WebStormなど。ACP対応エージェントは、Claude Code、Codex CLI、Gemini CLIなど。
ユーザーからのフィードバックを受け付けたあとは、大きく4つの取り組みを進める。1つめは、プロダクトUXの改善。ACP対応でいくつかトレードオフになった機能があり、それらを改善する。2つめは、ACP対応エージェントの厳選されたレジストリの構築。3つめは、ローカルマシンだけでなく、リモートサーバーで実行されるエージェントでも利用できるようにすること。4つめは、IDEでのMCPツールチェーンを提供。
もともとJetBrainsでは、Junieを開発する際に、IDEとローカルやリモートのJunie間で通信できるプロトコルの構築にも取り組んでいたという。同じタイミングで、Zedが独自プロトコルを発表したため、競合する2つの標準規格を市場に投入するのではなく、協力して1つの標準規格としてACPを構築することで合意した。
【参考】:Bring your own AI agent to JetBrains IDEs | The JetBrains AI Blog
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