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KnowBe4、ディープフェイク動画を見破る「察知スキル」を養う新たなトレーニングサービスを発表

thumb_knowbe4_01(画像提供:KnowBe4 Japan 合同会社)

KnowBe4は2月12日、ディープフェイクによる「なりすましビデオ会議詐欺」や「AI生成フィッシング攻撃」といった巧妙な攻撃手口に対抗するための新トレーニング「カスタム・ディープフェイク・トレーニング」を発表した。

KnowBe4は、セキュリティ意識向上やコンプライアンストレーニング、セキュリティサービスを提供する米国企業。近年、ディープフェイクはAIを悪用することで大きな脅威となっている。さまざまな業種の企業が詐欺や企業のブランド失墜などのリスクを抱えており、対応が難しいとされる。

KnowBe4の調査レポート「2025年版ヒューマンリスクリスクの現状(The State of Human Risk 2025)」によれば、ディープフェイクに関連するセキュリティインシデントは急増しており、サイバーセキュリティリーダーの32%が脅威が増加していると回答している。

今回、提供するトレーニングは、経営陣など組織内の人物の動画・音声素材をアップロードし、シミュレーションしたいシナリオを選択することで、自社専用のディープフェイク・トレーニング動画を作成できるもの。トレーニングにより、権威のある人物への高度ななりすましを見破る「検知スキル」を養成するという。

KnowBe4によると、トレーニングを受けることで従業員は、話の流れにおける不自然な兆候(レッドフラッグ)や、ディープフェイク特有のわずかな挙動の違和感、その他加工されたメディア特有の手がかりに気づけるようになる。それにより「意識の向上」と「事前の備え」を養うことで、ディープフェイクに対応できるようになる。

実際に、ディープフェイク・トレーニングを受講した顧客からの評価も高く、以下のような声を紹介している。

「ディープフェイクとは何か、そして社内規定に則っていかに適切に対処すべきかについて、経営陣の理解を深めるうえで非常に効率的かつ効果的でした」

「実例や定義に基づいた非常に有益なコンテンツにより、ディープフェイクが個人の生活にどのような影響を及ぼし、どのようなリスクを生じさせるのかを深く理解することができました。常に注意を喚起してくれることに感謝します」

【参考】:KnowBe4、自社専用のディープフェイク動画を生成できる新トレーニングを発表 | KnowBe4 Japan 合同会社のプレスリリース

ライター

齋藤 公二 (さいとう こうじ)
インサイト合同会社 代表社員 ライター&編集 コンピュータ誌、Webメディアの記者、編集者を経て、コンテンツ制作会社のインサイト合同会社を設立。エンタープライズITを中心とした記事の執筆、編集に従事する。IT業界以前は、週刊誌や月刊誌で、事件、芸能、企業・経済、政治、スポーツなどの取材活動に取り組んだ。
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