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「AIを使う」から「AIと作る」へのシフトが明確に、Qiitaが最新技術トレンド分析を発表

thumb_qiita_01(画像提供:Qiita株式会社)

エンジニアにとってのAI活用は次のフェーズに入っている。ITサービス企業エイチームホールディングスのグループ企業で、エンジニアに関する知識を記録・共有するためのサービス「Qiita(キータ)」を展開しているQiitaは4月23日、AIに関する独自のトレンド分析の結果を発表した。それによると「AIを使うからAIと作る(エージェント化)への転換」が起こっていることがわかったという。

Qiitaでは、150万人規模の登録会員基盤と、累計100万件を超える膨大な記事投稿データの中から、2024年以降の最新データにフォーカスした独自のトレンド分析を実施した。まず、AI関連タグがついた記事は2025年に急増し、前年比2倍以上になった。

同社によると、この急激な伸びの背景のひとつには、推論モデルの発展が挙げられる。2024年9月、難解な問題を解決する「OpenAI o1」シリーズがOpenAI社より発表され、コード生成能力の飛躍的な進化や、全米学生の上位500人に匹敵する高度な数学的思考力を示した。また、2025年1月には中国のAIスタートアップDeepSeek社が、新たなAIモデル「DeepSeek-R1」を発表。高度なAIモデルが個人でも容易に利用可能になったことで、推論モデルを組み込んだ開発が急拡大した。

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この結果、AI自らが論理的に思考し、複雑な工程を完遂する力の社会実装が進み、開発現場におけるAIの役割を決定的に変えたと考えられるという。また、エンジニア個人が「コードを書く」のではなく、「AIに指示を出してレビューする」スタイルが定着。

そのうえで同社は、エンジニア個人が「AIを使って少しずつコードを書いてもらう」フェーズから「仕様を伝えてシステム全体を構築させる『AIと作る』」フェーズへ移行したと分析している。

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なお、投稿された記事に紐付けられたタグランキング TOP10では、2026年3月時点で、「AI」が前月に引き続き1位、AI実装の標準言語である「Python」が2位となった。また「Claude Code」が2025年11月時点の27位から毎月着実に順位を上げ、3位へと急浮上。さらに9位には、「AIエージェント」がランクインした。

エンジニアの関心が単なる技術習得にとどまらず、「AIをいかに自律的に動かすか」というワークフローの構築へとシフトしていることが伺えるという。さらに、「個人開発」も4カ月連続で順位を上げ、トップ10入りを果たした。

Qiitaでは、これらのランキングからも、AIエージェントの普及が個人の開発効率を飛躍的に高め、「AIと共にシステムを構築する」新たな個人開発のあり方が定着しつつあることを如実に示していると分析している。

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【参考】:Qiitaが最新の技術トレンド分析を発表、「個人開発×AI」記事数が前年同期比15.5倍。「AIを使う」から「AIと作る」への転換を観測 | 株式会社エイチームホールディングスのプレスリリース

ライター

齋藤 公二 (さいとう こうじ)
インサイト合同会社 代表社員 ライター&編集 コンピュータ誌、Webメディアの記者、編集者を経て、コンテンツ制作会社のインサイト合同会社を設立。エンタープライズITを中心とした記事の執筆、編集に従事する。IT業界以前は、週刊誌や月刊誌で、事件、芸能、企業・経済、政治、スポーツなどの取材活動に取り組んだ。
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