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マイナビ転職EXPO 講演レポート
会場風景1

ANAキャビンアテンダント既卒採用について

全日本空輸株式会社(ANA)
人事部 採用担当 田中 泰明

[プロフィール]ANA人財大学にて、客室乗務職の採用を担当。新卒・既卒合わせて毎年数多くの応募者に接している。今年度は700名を超える客室乗務職を既に採用している。

アジアナンバー1から、世界のリーディングエアラインを目指して

本日は足元の悪い中、たくさんのご着席ありがとうございます。ここでは全日本空輸株式会社(以下、ANA)の客室乗務員について、できるだけありのまま等身大のお話をさせていただきたいと考えております。また本日は、現役の客室乗務員も1名来ておりますので、講演の終了後には個別に質問をしていただくこともできます。

最初にANAという会社についての紹介です。ANAは1952年、日本ヘリコプター輸送株式会社として創業いたしました。社員数28名、たった2機のヘリコプターから始まった、純民間の航空会社です。当時はまだ旅客機がなく、ヘリコプターで農薬を散布したり、広告の横断幕を広げたりしながら事業をすすめ、その後旅客機を購入できる規模の会社に成長していきました。

現在では約230機の航空機で、国内線を1,068便/日、国際線を828便/週、その他貨物便なども運航するほどに事業を拡大しております。2014年には、羽田空港の国際線の発着枠がさらに11枠増え、日本発着の国際線を一番多く運航する会社になる可能性もあります。特に国際線において運航路線を拡大させており、これから入社する皆さまが客室乗務員として搭乗する頃には、さらに新しい就航地も増えている可能性があります。

会社の形態としては、ホールディングス制となっております。現在グループ141社、合計約3万3,000名の従業員がいます。航空運航事業については、フルサービスのANA、ANAウイングス、エアージャパンから、LCCのPeach Aviation、バニラ・エアまでのマルチブランド戦略にて事業を展開しています。その他旅行・不動産・商社・ビル管理・システム・ケータリング等の会社もあります。グループ全社・全社員が常に連携し、お客様のために何ができるのか、何が今必要なのか考え業務にあたっている企業グループです。事業規模としては、世界でもベスト10に入る航空会社グループ(※)となっています。
※AIRLINE BUSINESS 2013年8月調べ

そんなANAグループの経営理念・ビジョン・行動指針についてもご紹介します。まず経営理念は「安心と信頼を基礎に 世界をつなぐ心の翼で 夢にあふれる未来に貢献します」。次にビジョンとしては、「ANAグループは、お客さま満足と価値創造で世界のリーディングエアライングループを目指します」と掲げています。私たちが目指す世界のリーディングエアラインとは、決して販売額や搭乗旅客数だけではなく、品質やANAならではの価値創造であることを示しています。最後に行動指針ですが「私たちは『あんしん、あったか、あかるく元気!』に、次のように行動します」とし、「安全・お客様視点・社会への責任・チームスピリット・努力と挑戦」という5項目の行動指針を定めています。この行動指針について特徴的なことは、一部の経営層ではなくグループ全社員で創り上げたということです。創業時からの精神でもある「社会への責任」、お客さまに満足していただくための「努力と挑戦」は、特にANAならではの指針だと思っています。

過去最大の採用活動中。正社員として安心して長く働ける環境づくりに注力しています

会場風景2

ここからは客室乗務員の仕事についてのお話になります。ANAでは約1万4,000名の職員が働いており、各職種は総合職事務職・総合職技術職・運航乗務職・客室乗務職・特定地上職の五つの職種に分かれています。その中で一番人数が多いのが、客室乗務職で約6,200名です。現在、ANAでは国際線の大幅な拡大に対応するため、過去にない大量採用を行っています。

客室乗務員の仕事は大きく二つに分かれます。「保安要員」と「サービス要員」です。皆さんは接客サービスが中心と思われるかも知れませんが、入社後の訓練は、約70%が保安業務に関するものになります。また訓練を終えフライトをはじめた後も、非常事態に対処するための訓練、安全・保安に関する試験などを定期的に受け、常に安全に対する最新の知識を保つことが求められます。

乗務スケジュールについては、こちらの日程表をご覧ください(スクリーンに乗務例の記入されたカレンダーを表示)。ANAの客室乗務員は、入社後約1年間は国内線のみ乗務します。その後は国内線と国際線の両方に乗務することになります。勤務の特徴としては、特に国際線の長距離路線に乗務するときは一回の勤務時間が長いこと。ただ、長い勤務の後には必ず長いインターバルが付与されます。一日、一カ月あたりの勤務時間、乗務時間の上限も明確に決まっており、勤務と勤務の間のインターバルについても細かい規定があります。オンとオフが明確で、年間公休数だけでも126日あり、年20日の有給休暇もきちんと取得できるため、しっかりリフレッシュできます。大まかな勤務イメージとしては、一カ月を30日とした時、お休みが10日程度、自宅に帰る勤務が10日程度、フライト先で宿泊する勤務が約10日と思っていただければ一番わかりやすいと思います。

入社後のキャリアパスについては、国内線乗務・国際線エコノミークラス・国際線ビジネスクラス・国際線ファーストクラスと基本的には進んでいきます。それぞれの中でさらにパーサー・チーフパーサーと役割も担当していきます。国内線乗務から国際線大型機のチーフパーサーになるまで個人差はありますが約10年程度はかかります。またその他にも、一時的にグループ会社へ出向したり、他職種に一時的に異動する場合も多くあります。現在、我々人事部のCA採用チームにも6名の客室乗務員がおります。

またANAでは以前より「どうやったら客室乗務員が活き活きと長く働けるのか」といった観点から、様々な制度を導入し、職場環境の整備も行ってきました。その結果、全客室乗務員の約25%が子育てと仕事を両立しております。客室乗務員の約30%が既婚者であることから、これから子育てをしながら働く客室乗務員は更に増えると思います。

最後に客室乗務員の採用についてですが、2013年は新卒450名・既卒300名の採用をさせていただきました。組織を活性化するためには、新卒者だけでなく既卒者の採用も非常に大切だと考えており、基本的には毎年両方バランスよく採用していきたいと考えております。興味のある方はぜひ当社の採用ホームページよりプレエントリーください。入社後は、しっかりとした訓練、教育を行いますので未経験の方でも大丈夫です。また当社の客室乗務員は正社員での採用になりました。より安定した環境で、活き活きと長く働いていただける体制は充分整っております。

では最後に、ANAグループで働くイメージVTRをご覧いただいて終了となります。本日はありがとうございました。

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