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マイナビ転職EXPO 講演レポート
会場風景1

「働きがいのある会社」ベストカンパニー
社員の能力を伸ばす環境とは?

ワークスアプリケーションズ
管理Div. ビジネスサポート インフラ Dept.
ゼネラルマネジャー 小島 豪洋

[プロフィール]1985年立教大学社会学部卒業後、大手保険会社の営業職を経て、1989年、外資系IT企業に入社。2000年から株式会社ワークスアプリケーションズへ。人事専任第一号社員として「問題解決能力発掘インターンシップ」など革新的な人事採用制度の構築を担当。現在は、採用した社員が絶えずチャレンジできる社内環境をつくるべく、人事・総務の両部門を統括。

絶対に不可能と思われた領域を実現し、国内市場でNo.1(※)に

はじめまして。ワークスアプリケーションズの小島と申します。本日はこの場をお借りして、ワークスアプリケーションズの働きがいある環境についてお話しします。会社の紹介に加え、今後を担う人材が20代のうちにどんなキャリアを選ぶべきか、というお話もさせていただきます。私自身は、会社がまだ120〜130人規模だった2000年に入社しました。代表の牧野が描く大きなビジョンに感銘を受け、イチからつくってみたいと思ったことが理由です。現在の人事部門では採用を重視しており、優秀な人に集まってもらうため、リクルーティングチームには60名ほどがおります。

会社について簡単にお話しします。どんな企業でもそうですが、社会に寄生することなく、志を持って貢献することに存在意義があると思います。では弊社が何をもって貢献するかといえば、『ERP=経営全般を統括するシステム』によって、日本企業の企業力を高めることです。ERPとは、企業のいろいろな機能やデータを統合・連携させるシステム。これによって経営を圧倒的に効率化することがミッションです。企業が効率化すると、労働者はもっと工夫を凝らしたり、こだわったり、想像力を働かせたくなります。つまり「“働く”を楽しくする会社」が私たちです。

企業で使うソフトウェアにはオーダーメードのものと、パッケージの2種類があります。弊社の製品は後者であり、「こんな機能があれば便利に違いない」と考えたことを製品化しています。あらゆる企業のあらゆる業務に対応する高度さが要求されますが、パッケージだからこそ大幅なコストダウンを実現可能です。日本では、大企業ほど「パッケージで複雑な業務は無理」と考え、オーダーメードのシステムに時間やコストをかけてきた結果、経営を圧迫していました。それまで絶対不可能と思われていた領域を一律のパッケージで実現できれば、圧倒的な強みになります。私たちは、この「不可能だといわれた大手企業向けERPパッケージ」を実現し、そして現在、国内市場でNo.1になることができました。お客さまにも、名だたる大手企業が並んでいます。

※市場占有率推移(パッケージ市場) 販売社数シェア/出典:株式会社富士キメラ総研 ソフトウェアビジネス新市場 2014 年版

また、もう一つのトピックとしてご紹介したいのが、「働きがいのある会社ランキング」です。当社は8年連続でこのランキングにおいてベストカンパニーに選出(※)されています。「働きがい」とは、仕事に誇りを持ち、経営者に賛同できるかを従業員に調査したデータに基いています。企業が働く人のモチベーションを高めるためには、きっちりとオペレーションを固める方法と、なるべく裁量を与えて理念や文化に賛同してもらう方法の2種類に分かれるようですが、私たちは後者に当たります。誰がやっても差がない、決められたルールにのっとった仕事がルーティンワークなら、その対極にあるのが『クリティカルワーク』です。答えのない仕事にチャレンジし、試行錯誤する経験こそが財産になりますので、優秀な人材に裁量を与え、チャレンジを推奨することで企業の成長と働きがいの両立を図っています。

※Great Place to Work (R) Institute Japanの「働きがいのある会社」ランキングにて2008〜2015年の8年連続ベストカンパニーにノミネート

“問題解決能力”こそが、キャリアの根幹になる

会場風景2

さて、ここからが本題です。企業の平均寿命は30年と言われますが、世界の時価総額ランキングでも日本企業が上位を占めていた30年前のバブル時代と比較すると、大きく様変わりしました。金融業界では合従連衡が進み、圧倒的に日本が強かった家電業界でも世界競争の中で生き残ることさえ難しくなっています。かつての途上国も日本より大きな市場になっていたり、優秀な外国人労働者が日本に入ってきたり、日本人の海外志向が強まったりと、さまざまな変化があります。

そんな中で若手のビジネスパーソンは、どんな人材を目指すべきなのか。結論から言えば、「ほかの人ができることを頑張るだけでは仕方がなく、ほかの人が頑張ってもできない仕事にチャレンジし、それをこなす」ことが価値になります。「仕事とは問題解決であり、人材の市場価値とは問題解決能力である」というのが、弊社の考える人材の市場価値です。“問題解決能力”は世の中でよく使われる言葉ですが、キャリアの根幹であると意識してほしいと思います。

弊社では問題解決能力には2つの要素があると考えており、一つは論理的思考能力、もう一つが発想転換能力です。困った時や難しい場面に遭った時、今までと同じことをしていては壁をぶち破れない。そこでどう発想を転換して取り組むかが問われます。これは教えられるものではなく、高い壁に挑む経験をどれだけ積んだかが重要です。問題解決能力は、ただ日常を過ごしただけでは身に付きません。多くの企業では「新人に仕事を任せる」などいろいろな方法をとっているようですが、果たして本当にできているのでしょうか。

弊社では「新人にこそ最高難度の仕事」を任せています。まずチャレンジさせ、結果としてうまくできなくても、その時になって初めて難易度を下げればいいだけだと考えます。イノベーションを絶やさないためにはチャレンジの積み重ねが欠かせませんから、「失敗は許容」します。弊社はともすると結果主義と思われることもありますが、「結果だけでなくプロセスも重視」します。失敗を振り返るために、より重要なのはプロセスだからです。

弊社の理念は、「日本企業の国際競争力向上に貢献する」「クリティカルワーカーに活躍の場を」の2つ。これを支えているのが、『Works Way』という行動指針です。誰かのせいにしない「他責はNG」など5つの考え方を基軸に、多面的な評価を行っています。最後に「キャリアは自分でつくれるか?」という点。企業は10年先まで保証してくれませんから、キャリアは自分自身でつくるべきです。弊社では自分が何を実現したいのか、何を意識して経験を身に付けるかに合わせて選べる研修プログラムを用意しています。

問題解決能力の鍛えられる環境のチェックポイントをまとめるならば、「仕事の裁量権はなぜ与えられるのか」「失敗を許容するラインは決まっているのか」「チャレンジ・プロセスを評価する仕組みはあるのか」「チャレンジに優先的に時間をかけて評価が下がらないのか」「キャリアに主体性を持てるのか」。転職先を探す際にこれらをチェックすることで、自分自身のキャリアについて深く考えられると思います。

最後に、慶應義塾大学の高橋俊介先生の「20代のうちに修羅場を体験したことが、その人の資産になる」という言葉を紹介して終わりとさせていただきます。本日はありがとうございました。

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