第23回 「ノー・アカウントで(on no account)」と言われたら、その意味は?
突然ですが皆さん、「ノー・アカウントで(on no account)」と言われたら、どういう意味か分かりますか?
職場の同僚に同じ質問をしたところ、「アカウントなし、あるいはパスワードなしでパソコンなどにアクセスできること?」と返されました。
残念ながら、これは不正解。
確かに「アカウント(account)」には、パソコンなどにログインする「アカウント」の意味もありますが、この場合は違います。
“On no account”で、「絶対に~ない」「何があっても~ない」という意味になるんです。
以下のように、“should”や“must”を用いて使われますよ。
On no account should these documents be open to the public.
(決して、このドキュメントは公開されてはいけない)
On no account must you change the password unless you are aurhorized to do so.
(承認を得ない限り、絶対にパスワードを変更してはいけない)
少し難しいかもしれませんが、ボクの同僚のような勘違いをしないためにも、覚えておいてくださいね!
On no account must you forget what you learned here! Kidding!
(ここで学んだこと、絶対に忘れてはいけませんよ! ……なんて、冗談です)
See you next week!
早稲田大学で英会話・ビジネス英語を教えているダスティン先生が、ビジネスの現場や職場で、今すぐ使えるお役立ち英語フレーズを教えます! 「英語力をブラッシュアップして、生かせる仕事に転職したい」「グローバルに活躍したい」と考える皆さん、転職活動の合間に、ぜひ覚えていってくださいね。
監修者のプロフィール
Dustin Bullock(ダスティン・ブロック)さん
アメリカ ペンシルバニア州、フィラデルフィア出身。アメリカで保全生態学の教師としてキャリアをスタートさせた後、日本に移住。日本では10年間、英語教師として勤務。現在は早稲田大学で英語の教師として活躍し、ビジネス集中コースでも教鞭をとっている。趣味はマーシャルアーツ、料理、自然の写真撮影。
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