タイで働くときに抑えておきたいビジネスマナー

求められる「日本人ビジネスパーソンとしての常識」

タイの法律では外国人の最低給与は5万バーツ以上と決められています。バンコクの大学新卒の給与が概ね1.5万~2万バーツ程度ということを考えると、その給与額設定が如何に高額であるかが分かります。その他ビザの手続きや労働許可書の発行等、企業側にとって外国人である日本人雇用はかなり負担が大きいのが現実です。
ではなぜ、言わば面倒な高給取りである日本人を雇うのか。それは、「日本人ビジネスパーソンとしての常識」が期待されているからです。「顧客が日本人」である場合は、ビジネスの現場はタイではあるものの、求められるのは日本人同士としての付き合いであり、それがキチンと務められることこそが雇用される側のバリューと言っても過言ではありません。企業によっては、日本での勤務経験をあえて希望条件として挙げている場合もあるほどです。

タイビジネスにおける時間感覚

タイでビジネスを行うにあたり、タイ人の時間感覚のルーズさには悩まされるところ。しかし実際に自ら業務を行うと、時間がどうしても守れない事態に直面することが多々あります。例えばタイでは、通常なら車で30分程度の道のりなのに2時間以上かかることが往々にして発生します。
バンコク市内は慢性的な渋滞であることに加えて、雨季のゲリラ豪雨に伴う道路冠水や突然の道路工事などもあり、移動時間が読めないのがタイの日常なのです。
時間感覚については世界の中ではむしろ日本人が特殊なのかも知れません。自分には日本人のビジネスマナーとして余裕をもった行動を心がけ遅刻厳禁を課しつつも、他者へはタイ故の事情を理解した上で寛容に対応することが重要です。

ビジネス時の服装について

リラックスした雰囲気で旅行者に愛されるタイですが、その一方で実はかなり階級を重んじる社会でもあります。よってビジネスにおける服装についても、会う相手やTPOに合わせることが非常に重要です。
普段の業務では「長袖ワイシャツ・ノーネクタイにスラックス」が一般的です。この服装であれば、既知のタイ人顧客や日本人と会う場合なら、まず失礼ととられることはありません。
ビジネス上重要なタイ人と会う場合、特に初対面の場合には十分な配慮が必要です。階級社会であるが故に、外見で格付けをされてしまうことが往々にしてあるため、身なりに隅々まで心配りを忘れてはいけません。ジャケットやネクタイは必須。カフスボタンなどの小物にもビジネスの相手として相応しい品格が求められます。

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