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韓国で働いているからわかる「情の厚さ」と「生きた表現」

【韓国で働く!インタビュー】第1回:鎌田萌さん
カナダ留学で韓国に魅了された鎌田さん。韓国で働くことをあきらめず、語学力を生かせる仕事を手に入れた鎌田さんに、韓国での仕事や生活についての体験談を伺いました。

韓国との縁(えん)はカナダ留学がキッカケ!?

プロフィール
韓国勤務インタビュー01
  • 名前:鎌田萌(かまた もえ)
  • 年齢:30歳
  • 在住都市:ソウル
  • 在住歴:2年8ヵ月
  • 仕事内容:韓国ノンバーバル(非言語)公演企画会社の海外マーケティング

中学時代参加したオーストラリア研修のプログラムで、語学や海外文化へ関心を持つようになり、短期大学を卒業後はカナダのバンクーバーに留学。

1年間、語学学校で英語を学び、翌年バンクーバーの専門学校に入学。インターンシップ先で仲良くなった韓国人から、韓国の文化や言葉、対日関係など韓国について色々と学ぶうちに興味を持ちました。

3年間のカナダでの生活を終えて日本に帰国しましたが、すっかり韓国に魅了され、約1年後に今度は韓国への語学留学を決意。

韓国での転職活動を経て今の会社に出合いました。今は韓国ノンバーバル(非言語)公演企画会社で、海外マーケティングチームに配属となり、通訳やSNS管理を担当しています。

「韓国で働くこと」をあきらめ切れず再び渡韓を決意!

実は韓国での転職に挑戦したのは2回目なんです。一度事情があって途中で断念してしまい、一旦日本に戻ることになりました。その時、外資企業に就職しましたが、やはり韓国で仕事をする夢を捨て切れませんでした。

悩んでいたところ、職場で知り合った韓国の友人の「後から後悔するよりやってみてから考えればいい。自分はそう考えて日本に来た」という言葉に背中を押され、韓国での就職を決めました。ワーキングホリデーで再び渡韓し、就職活動の結果、現在の会社に転職することができました。

ソウルで「日・韓・英」の語学力をフル活用

現在、韓国ノンバーバル(非言語)公演企画会社の海外マーケティングチームに勤務しています。日本のマーケティングを担当するスタッフとして採用されたため、はじめは、韓国語を日本語に翻訳、日本語のSNS管理など、日本と韓国をつなぐ関係の仕事を任されていました。

現在は、カナダ留学の経験を生かし、英語圏の仕事も少しずつ任せてもらえるようになり、日本語と英語の両方を生かせる仕事が増えています。

日・韓・英の語学力を生かし仕事中の鎌田さん
<日・韓・英の語学力を生かし仕事中の鎌田さん>

韓国人は仕事でもプライベートでも「情に厚い」

私にとって韓国で働く魅力は、韓国人の特徴でもある「情の厚さ」。仲良くなると面倒見がよく、家族のように接してくれるところです。最初は、正直「そこまでしてくれなくても……」と戸惑うこともありましたが(笑)、今ではとてもありがたく感じています。

良いことがあると家族のように喜んでくれて、何かあると親身に相談にのってくれます。今まで韓国で生活をしながら大きな壁にぶつかることなくこられたのは、会社の同僚、友人の助けがあったからこそだと感謝しています。

「生きた韓国語」と「新しい発見」の連続

韓国に来て2年が経過しましたが、韓国語の習得がまだ十分でないと実感しています。今も電子辞書を持って出勤しています。現地で働いていると、辞書には載っていない「生きた表現」を学べます。それも大きな魅力だと思います。

また、中国人の同僚もいて、日中韓3カ国のスタッフが席を並べているのですが、同じアジア出身でも考え方や感じ方が全然違っていて、面白いんです。韓国に来たことで、周りの国のことや、考えの違いを意識するようになり、毎日が新しい発見ばかりです。

「海外で働く」ことで成長ができた自分に

海外で語学力を活かせる仕事をしたい! 毎日刺激のある生活をしたい! という思いだけで韓国に来ましたが、まったく後悔していません。

もちろん韓国で仕事をしながら、悩むこともたくさんあります。ですが、日本にいたら「韓国人の情の厚さ」「生きた韓国語の表現」に触れることはできなかったと思います。韓国への転職は、自分をさらに成長させてくれる大きなステップだと思っています。

休日は韓国で人気のキャラクターショップにお出かけ

<休日は韓国で人気のキャラクターショップにお出かけ>

韓国転職で気になるポイントを直撃!

ここから先は、これから韓国への転職を目指す皆さんが気になるポイントについて回答してもらいました。

現地での韓国語って本当に理解できるの? 特に仕事上問題ないですか?

韓国で仕事をはじめた頃、最初の壁は電話対応でした。1年の語学留学や日本でもずっと韓国人との交流があったため、日常生活は問題はないと思っていました。それがいざ電話を受けると、まったく聞き取れず、自分が伝えたいことも伝えられませんでした。

通話の途中で「韓国人に変わって欲しい」「何を言っているのか理解が出来ない」と言われたことが何度もありました。そのうち電話対応が恐怖となり、悩んだ時期もありました。

韓国人の同僚は、悩んでいる私に「難しいのは当たり前」「大丈夫。ゆっくり話せば理解してくれる」「ちゃんとできているから、自信を持ちなさい」といつも助けて励ましてくれました。

それが励みになり、取引先や担当者の名前を暗記し、できるだけ多くの電話を受けるようにしました。努力を続けるうちに、少しづつ聞き取れるようになり、怖かった電話対応を克服しました!

現地の給料は日本より下がるのでは……

現在の私の給与は、日本で仕事していた頃と比べると金額は下がりましたが、交通費、食事代など日本に比べると断然安いので、生活する面で大きく困るということはありませんでしたよ。

この記事を書いた人
ソウル特派員サムネイル
中嶋かずえ
アンニョンハセヨ!韓国に住みついて早20年。高麗大学語学院を出て、現在翻訳やコーディネーターなどの仕事を行っています。約10年前から地球の歩き方ソウルWeb特派員ブログを担当し、激しく移り変わるソウルのレストランやショップなどを自由気ままにご紹介。仕事や子育てなどを通じて、まだまだ深い韓国社会を体験中!

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