- 学歴:
- ビザ発給条件で学歴を問わない国もありますが多くの国が四年制大学卒業が基準となっています。
- 語学力:
- 多くの国でビジネスで通用する英語力が求められます。ただし東南アジアであれば日常会話レベルや職種によっては語学力不問の求人もあります。
- 経験:
- 海外で外国籍である日本人を採用するということは現地スタッフにはできない能力を有していることが前提のため、該当する職種の経験がなければビザ取得が難しくなります。
- 【1】生活環境
- その国で長期間生活をすることになりますので、まずは「その国が好きかどうか」がとても重要になってきます。その上で以下の点からも検討してみてください。
- 生活のしやすさ:生活しづらいと感じるポイントの一つとして家賃の高さが挙げられます。東南アジアは給与水準が低くても家賃が安いこともあり、自由に使えるお金が日本と比べて増えることもあります。シンガポール、香港、欧米などは給与水準が高くても家賃も高いため、ルームシェアや郊外に住まなければならず、人によっては暮らしづらいと感じます。
- 言葉(英語が通じるか):英語が通じない国であれば現地の言葉を習得する必要が出てきます。それでも、その国の言葉を習得して生活したいと思えるかどうかがポイントになります。
- 教育環境:子供がいらっしゃれば教育環境も重要なポイントです。入学先として日本人学校、現地スクール、インターナショナルスクールなどが考えられますが、教育方針はもちろん授業での使用言語も違うためあらかじめ調査が必要です。
- 【2】キャリア
- 英語力を身に付けたい:日常会話レベルであれば東南アジア(シンガポール除く)をおすすめします。取引先では日本語を使い、社内では英語を使うという企業が多く、英語力を伸ばしていくには良い環境です。一方ある程度英語力があり、さらに英語力を伸ばしていきたいのであれば、シンガポールや欧米などが良いでしょう。ただし、なかには日本語のみで業務を進める企業もありますので注意が必要です。
- 日本人の採用状況:今までの経験を生かせる求人がない場合は、未経験のポジションに挑戦することになりますので、その国で自分の経験を最大限生かせる求人があるかどうかリサーチが必要です。