【タイごはん】現地メニューVS日本料理 3食比較レポート

世界3大スープの一つであるトムヤムクン、世界一おいしい料理に選ばれたこともあるマッサマンカレー、某お弁当チェーンでもメニューとして取り入れられていたガパオなど、日本でも人気の高いタイ料理ですが、本場タイでは、日常的にどんなものを食べているのか? また、在住日本人の食生活とは? タイ料理と日本料理それぞれの朝・昼・晩のメニューを紹介しましょう。

タイの市場にあるおかずの屋台

サワディーカー! バンコクに暮らす女性のためのフリーペーパー「Arche+(アーチプラス)」の編集長を務めている平原千波と申します。タイを何度か旅するうちに、タイで暮らしてみたくなり、バンコクで暮らしはじめてから実に10年強経ちました。

すっかり現地人と化した私は、バンコクに暮らす方、旅行で訪れる方に役に立つ情報を提供することを使命に、ローカルの屋台からゴージャスな一流レストランまで、美味しいものを探し求め歩き回る日々です。

屋台文化であるタイは、道を歩けばあちこちから美味しそうな香りが漂ってきます。一方で、インターナショナルな国であるため、世界中の本格的な料理が味わえるなど、ありとあらゆるグルメを堪能できる国なのです。タイで暮らす人々は、朝昼晩何を食べているのか、ご紹介しましょう。

[朝食]タイ料理 「パートンコー」と「ナムタオフー」で1日をヘルシーにスタート!

ナムタオフーは、ホットでもアイスでも楽しめます
<ナムタオフーは、ホットでもアイスでも楽しめます>

ヘルシーな朝食の代表といえば、1個3バーツ(6円)のパートンコー(中国式揚げパン)と一袋10バーツ(33円)のナムタオフー(豆乳)です。豆乳は、ほんのりとした甘さで、起きたての身体にやさしく沁み入ります。さらにフルーツ(写真は青パパイヤ20バーツ〈66円〉)もいただけば、栄養バランスもばっちりです。

[朝食]タイでも日本人の朝食は、やっぱり納豆&焼き魚の「ザ・和食」

日本にいる時とほとんど変わらない食生活が送れます
<日本にいる時とほとんど変わらない食生活が送れます>

在住日本人の御用達「フジスーパー」は、日本製品がずらりと並ぶ日本食スーパーです。ここで食材を購入すれば、日本にいる時と全く同じ食生活が送られます。

納豆は、日本からの輸入製品なら大体50〜80バーツ前後(166~265円前後)、タイで製造される納豆なら10〜40バーツ前後(33~132円前後)で購入できます。また、タイ人は和食が好きな人が多いため、定番の日本食なら、フジスーパーほどの品揃えはなくても、ローカルの大型スーパーでも簡単に手に入ります。

[昼食]タイ料理 常に満席!人気店の「クイッティアオ」でクイックランチ

あっさりスープがおいしい。つみれ、豚肉、もつなど具材も選べます
<あっさりスープがおいしい。つみれ、豚肉、もつなど具材も選べます>

創業60年を超える老舗「ルンルアン(Rung Ruang)」で食すクイッティアオ 50バーツ(166円)が、定番ランチメニューです。クイッティアオとは、いわゆるタイ風ラーメンのことで、麺やスープ、具材を好きな組み合わせで作ってもらえます。

豚骨で取ったダシがしっかりしながらも、あっさりしたスープが私のお気に入り。テーブルの上に置かれているナンプラー、唐辛子、砂糖、酢を入れて、自分好みの味に仕上げて食べるのがタイ人流です。

[昼食]日本料理 有名豆腐懐石料理店で、お得なランチセットをいただきます

バンコクでも新鮮なお刺身やお寿司がいただけます
<バンコクでも新鮮なお刺身やお寿司がいただけます>

豆腐懐石で有名な「梅の花」のバンコク店で、平日限定のお得なスペシャルどんぶりランチセットの中から本まぐろ漬けどんぶりセット 380バーツ(1,261円)をご紹介します。バンコクには、クオリティが高い、本格的な日本料理店がいくつもあります。

敷居の高いお店でも、ランチならリーズナブルな値段で食べられます。ランチタイムになると日本人だけでなく、和食が好きなタイ人も多く足を運んでいます。

[夕食]タイ料理 話題のソムタム専門店で、変わりダネの「ソムタム」を挑戦してみては?

スパイシーな料理にはビールがベストマッチ!
<スパイシーな料理にはビールがベストマッチ!>

ソムタムとは、青パパイヤのサラダのことです。酵素いっぱいで美容にも良いため、特に女性に人気が高い、タイ東北地方の名物料理です。

大人気のソムタム専門店「バーンソムタム(Baan Somtum)」には、ソムタムタイ 75バーツ(249円)、とうもろこしのソムタム「ソムタムカオポー 75バーツ(249円)」、ソムタムを揚げた「ソムタムトート 75バーツ(249円)」など、約30種ものソムタムを楽しめます。4人で出かけ6皿と餅米10バーツ(30円)を頼み、合計700バーツ(2,324円)、一人当たり175バーツ(581円)とリーズナブルな夕飯です。

[夕食]日本料理 忙しい時はデリバリーに頼る!

ゴーヤチャンプルーに、沖縄そばもついてボリューム満点
<ゴーヤチャンプルーに、沖縄そばもついてボリューム満点>

昨今のバンコクでは、タイ料理、日本料理、中華、イタリアン、ハンバーガーなど、人気店から世界中の味をデリバリーできるサービスが人気を集めています。家にいながらにして、人気レストランの味が楽しめるとあり、タイ人も日本人も、デリバリーを利用する人がどんどん増えています。

この日の夕食は、沖縄料理店『金城』から「ゴーヤチャンプルー定食 250バーツ(830円)+デリバリー代 40バーツ(132円)」でオーダー。お店の味が家で楽しめるなんて、本当に便利です!

[ビール] 年中暑いタイでは、ビールに氷を入れるのが常識!

氷を入れて飲むので、ついつい何杯も飲みすぎてしまいがち
<氷を入れて飲むので、ついつい何杯も飲みすぎてしまいがち>

タイを代表する銘柄は、シンハー(SINGHA)、ビアチャーン(Chang)、ビアリオ(LEO)の3種です。価格目安は、シンハー=34バーツ(112円)、ビアチャーン=34バーツ(112円)、ビアリオ=32バーツ(106円)。日本ではシンハービールが有名ですが、タイ人に人気があるのは、若干安価なビアリオビールです。

どれも軽めの喉ごしで、ゴクゴク飲めるタイプのビールです。タイでは、コップに氷を入れてビールを冷やして飲むのが定番です。最初はびっくりするかもしれませんが、暑いタイでは、それが常識なのです。慣れると常に氷を入れたくなってしまいます。

[日本のビール] やっぱり日本のビールは、氷なしが美味しい!

日本のビールは、氷を入れずにそのままで飲みたくなる
<日本のビールは、氷を入れずにそのままで飲みたくなる>

「アサヒ」「キリン」「サッポロ」といった日本のビールも、スーパーやレストランなど飲むことができます。スーパーなどでの購入価格は、アサヒ=48バーツ(159円)、キリン=48バーツ(159円)、サッポロ=112バーツ(371円)ほど。サッポロビールは、日本からの輸入になるので少し割高になります。日本のビールは、キリっとドライな喉ごしなのでタイ人にも好まれています。

まとめ

屋台、フードコート、何十年も続く老舗食堂、洗練された高級レストラン、そして世界各国のレストランまで、その日の気分や懐(ふところ)事情、あらゆるシーンに合わせて食を選ぶことができるタイ。アジアのベストレストランに選ばれるような高級レストランでも、日本の同等レベルのレストランに比べたらリーズナブルに食事を楽しめます。ぜひ、食の都バンコクで食い倒れてみてください。

※日本円換算レートは2017年9月時点

このデータを調査した人
平原千波さん・タイ特派員サムネイル
編集者/ライター。初めて一人旅をしたタイにすっかり魅了され、何回か通ううちに、住んでみたくなりタイへ移住。ほんの1年のつもりが、気が付けば、すでに10年が経過。現在は、バンコクに暮らす日本人女性に向けたフリーペーパー「Arche+」で編集長を務めるほか、日本の女性誌をはじめとする各メディアの取材やコーディネートも行っている。