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ベトナム転職で気になる! ホーチミン市内の移動手段~通勤やお出かけどうやって行くの?

ホーチミンの面積は約2,096km2。東京とほぼ同じくらいの広さですが、街中で地下鉄や電車はまず見られません。地下鉄は現在施工中で、電車はありますが遠距離電車となっており、市内を走っているわけではありません。

移動にあたって、現地の人たちは通常バイクを使っていますが、街に慣れていない外国人がバイクを乗りこなすのは至難の業です。では、ホーチミンで働く日本人は移動手段として何を使っているのかをご紹介します。

バイクが現地の人たちの主流の移動手段
<バイクが現地の人たちの主流の移動手段>

通勤や市内での移動はタクシー

日本では徒歩、電車、バス、自転車など移動手段がさまざまですが、ホーチミンに住んでいる日本人が一番の移動手段としているのがタクシーです。手軽なうえ比較的安全です。

次によく使われるのがバスで、運転時間や待ち時間は不規則ですが、街で走る乗り物の中で優先され道路を走行しています。以前より車両が清潔になったので、観光客を含め利用する外国人が増えています。

現地採用で働いている人は基本的に通勤手当が支給されませんので、自宅からオフィスまではタクシーかバス、または徒歩になります。

駐在員として働いている人は、会社が配車する運転手つきの社用車、または会社が用意した社用タクシーカードで通勤することが多いです。また、勤務地が遠方の工業団地の場合は、社用車や会社が契約しているマイクロバスで通勤している人もいます。

タクシーの初乗り運賃は約11,000 ~ 12,000 VND(約54~60円)、市営バスは約6,000VND(約30円)です。全体的に交通費は日本より安くなっていますが、地下鉄など街中を走る電車などの公共交通機関が少ないのが難点です。

ホーチミンのタクシーは街中至る所に待機している

ホーチミンでよく利用されるタクシーは、マイリン社の緑タクシーとビナサン社の白タクシーです。どちらも大手のタクシー会社で、街中で待機しているタクシーの数が多く、タクシーを管理する配車担当も常駐しています。

街でタクシーを呼びたい時は、日本と同様に手を挙げて停めることになります。停める場所よって事故や渋滞を引き起こす原因になりますので、周りに十分注意をしてください。

マイリン社の緑タクシーの写真
<街でよく見かけるマイリン社の緑タクシー。街の中心や住宅街、ビジネス街の近くのタクシー乗り場から乗車することができます。>
白いビナサンタクシーの写真
<白いビナサンタクシー。最近ではナビ搭載車や料金支払いのキャッシュレス化も行われています。>

ベトナムのタクシーを安全に乗る心掛け

乗車時はメーターを確認

メーターがゼロになっているか確認しましょう。

地図を持参して乗車しましょう

ドライバーが道を間違えることもあるので、地図を持って乗車しましょう。

行き先はメモなどで渡しましょう

ベトナム語の発音がうまく伝わらない場合もありますので、行き先の住所をメモなどで渡しましょう。

小銭を用意しましょう

つり銭を用意しないタクシーがあるため、小銭を用意しておきましょう。

タクシーの車番と運転手の名前を控えておきましょう

トラブルに巻き込まれる場合もありますので、車番と運転手の名前をメモするか、ナンバーや運転手の名前を写真にとっておきましょう。

ホーチミンの市営・私営バス事情

市内中心部でホーチミンの最も代表的な観光スポット・ベンタン市場の真正面に市営・私営バスの発着中心地があります。ベンタン市場は食材や繊維など多くの商品が並べられている市場です。ベトナムを代表するフルーツやコーヒー、手芸品などお土産にもおすすめのものがたくさん売られています。観光客、地元民、ビジネスパーソン、在住外国人などが多く交差する場所ですので、ほとんどのバスがここに停留します。

街で見かける市営バスの写真
<街で見かける市営バス>

バスの停留所は、屋根付きと屋根なしで看板だけが立っているところがあります。運行時間は路線によって異なりますが、5:00~21:00ごろまで、ほぼ5~30分間隔で運行しています。大型バスであればエアコンも付いているので快適です。

屋根付きバス停留所の写真
<屋根付きバス停留所>

ベトナムではバイクタクシーまで配車アプリが使える!

現在、配車アプリUberやGrabがバイクタクシー(セオム)の配車も行っています。従来のセオムは、外国人が利用するには少々ハードルが高いですが、UberやGrabの制服を着たセオムであれば安心して利用できると好評のようです。ただし、海外医療保険などでバイクによる事故は補償されないことから、バイク通勤を禁止している会社も多いです。

配車アプリUberやGrabと連携するバイクタクシー(セオム)
<最近では配車アプリUberやGrabと連携するバイクタクシー(セオム)もあります。>

日々成長しているホーチミンの移動手段は変化しつつある

目覚しい経済成長をしているベトナム・ホーチミンは、労働者・旅行者ともに外国人に対するサービス面も格段に上昇しています。どの交通機関も安全面や清潔感については改善され、今では安心して利用できるまでになっています。

例えば、社用車として7人乗りタイプの日本車が主流になりました。他にも安全面を重視して日本車が多く使われています。また、工業団地へ向うマイクロバスやレジデンスから出ている中型・大型バスは韓国製の車が多く走っています。

以上がホーチミンでの移動方法ですが、まだまだ新しい移動手段が開発されそうです。今後1区から2区に行く船や、工事中の地下鉄、路線電車が完成すれば、移動距離が広がり、通勤や仕事での利用においても選択肢が増えることで、利便性が高まるのではと期待しています。

成長を続けるホーチミンの交通事情は今も変化が続いています。さらに利便性が高まることで、いろいろな場所へ出かけることができ、ホーチミンでの生活が楽しめるでしょう!

この記事を書いた人
ホーチミン特派員サムネイル
日本で貿易商社、物流系会社に勤務後、初の海外駐在先はベトナム・ホーチミン。慣れた土地ではあったものの、法的な問題に直面し、外資系コンサルティングファームへ転職。在住4年目を迎えるが、海外で活躍する日系企業様の悩みを伺い、専門家として解決へと導いている。今後は育児と両立し、更に日本の技術や品質を世界へ届け、世界の優れた原料やアイディアを日本へ伝える架け橋となれるように、会計・税務分野だけではなく、生活環境や教育などの領域へも積極的に関わって行きたいと考えている。現在は、地球の歩き方T&Eホーチミンエリアリサーチャーとしても活躍中です。