私がベトナム・ハノイ現地で感じた「びっくりエピソード」6選
Xin chào(シンチャオ)! こんにちは。ハノイ在住歴1年半のMidoriです。一年半と言っても、日本とベトナムを行き来する生活なので、ハノイ生活にはまだまだ新鮮な驚きがいっぱい!そんなベトナム体験の中から、私が感じたとびきりの”ビックリ”をご紹介します。
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1.ベトナム人はとても早起き!
ある日、“ポッコ~ン、ポッコ~ン”という音で目が覚めると、外ではテニスの練習中。その時間はまだ朝5時!その他エクササイズや散歩など、平日の朝6時から公園は人でいっぱいで、運動後に元気に仕事へ行くそうです。会社の始業時間も7:30や8:00と早い場合が多く、本当にみんな早起きです……。
2.バイクはルールがあっても守らない?
ハノイの交通手段といえばバイクです。道路を埋める無数のバイクに圧倒されます。しかも、ルールを守らない!走行するバイクの合間を縫って、車道を横断するだけでも大変ですが、バイクが車道だけでなく、歩道も走行してくるので気が抜けません。
時に道路を逆走するバイクもいたりと、怖さを超えて笑ってしまいます。しかし、2030年までに”バイク市街地乗り入れ禁止”になるとのことで、このバイク風景も見納め(!?)かもしれません。
3.ハノイの日曜の朝は優雅にカフェ&フォー
ハノイ人は風流で、日曜の朝はゆっくりカフェで団らんするのが常識!ほとんどのローカルカフェはフードメニューがないため、朝食に近所のフォー屋などから出前をし、カフェでコーヒーを飲みながら他店のフォーを食べる姿も。フランス植民地時代のなごりとベトナムらしさがフュージョンした、日曜の朝はのどかないい時間が流れています。
4.カラオケ大会は屋外&超大音響で
ベトナムの人はカラオケが大好き。そのため、カラオケ施設は山ほどあるのですが、なんと室内だけでなく、野外でもカラオケを楽しみます。その野外カラオケの盛り上がりが凄いんです!
チャリティーなどのイベントとして開かれるカラオケ大会は、街中に響き渡るような超大音量で催されます。上手いも下手もその歌声は街中に! ちなみにベトナムで有名な日本の歌の一つが「百万本のバラ」。あなたもぜひベトナムで野外カラオケデビューをしてみませんか。
5.犬や猫の料理がある!
「thit chó(ティッチョー)」という看板を見かけたら、確認してから入店することをおすすめします。日本ではなじみがありませんが、それは犬肉料理店かもしれません。
ベトナムホーチミンでは庶民の居酒屋“ビアホイ“などにも犬肉メニューがあるとのこと。私がさらに驚いたのは街で見かけた可愛い猫の看板は、ペットショップと思っていたら、なんと猫肉料理店だったのです……。食文化の違いはなかなかハードルが高いようです。
6.英語だけじゃない。先進国の言語に興味深々
ベトナムは外資系企業が多く、語学力は職探しにメリットがあるようで、ベトナムの人たちの外国語を学ぶ意欲がやたら高い。英語ほか、仏語が話せる人も結構いる。
日本語熱も高く「日本語を教えてほしい」とお願いされることもしょっちゅう。知り合う人たちが外国語が上手いため、私のベトナム語が上手くならない! ベトナム語ができなくても、どうにか暮らせてしまうのが私の悩みとなっています。
まとめ
いかがでしたか? ベトナム(ハノイ)文化や常識の違いに多々ビックリしますが、治安は比較的安全でグルメも豊富なハノイ。エキゾチックな魅力もある素敵な街です。
ぜひ今度は、皆さんがそれぞれ “驚きのベトナム”を発見してみてください。以上、Midoriがお届けしました!
- Midori N
- タイ、イギリス在住時代に日々の暮らしをブログで紹介、人気投票で選ばれオムニバス版で書籍化など。現在は地球の歩き方ハノイ特派員ブログ、訪日外国人旅行者のためのWebガイドブック・Planetyzeほか、ライターとして活動中。2016年より日本とベトナムを行き来し、年の半分をハノイで生活している。