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英語を使う仕事とは? スキル別の職業と転職成功のポイント

英語を使う仕事とは? スキル別の職業と転職成功のポイント

「英語を使う仕事に就きたい」「どんな職業があるのか知りたい」と考えている人に向けて、英語を生かせる職業を13種類ご紹介します。職業ごとにどれくらいの英語力が必要なのかもまとめました。

併せて、未経験から英語を使う仕事に就く方法や、転職成功のポイントも解説するので、理想的な働き方を実現するためにチェックしましょう。

目次

    【スキル別】英語を使う仕事の種類

    日常的に英語を使う仕事では、企業の多くは採用時、TOEICのスコアを英語力の目安として取り入れている傾向にあります。ここでは、英語のスキルが生かせる仕事を下記の「英語レベル」や、必要なスキル、年収、仕事内容なども交えながら紹介します。

    TOEIC
    スコア
    英語レベル 評価
    860点 ネイティブレベル ノンネイティブとして十分なコミュニケーションができる
    730点 ビジネスレベル どのような状況でも適切なコミュニケーションができる
    470点 日常会話レベル 通常会話であれば要点を理解し、応答にも支障がない

    英語スキルを生かしながら自分の理想の働き方を実現できる仕事を探しましょう。

    海外旅行・ツアーの添乗員

    外国を旅行する人たちに付き添い、旅行の日程や管理、チケットの手配など、無事に帰国できるようサポートをする仕事です。

    飛行機や観光地のチケットの手配から、ガイドとのやりとり、ホテルのチェックイン対応、観光地までのルート案内もサポートします。

    また、旅行中に起こるさまざまなトラブル対応も添乗員の仕事です。

    例えば、病気やけが、荷物の紛失や飛行機の遅れなどのトラブルが起こった際に、関係各所と連絡を取るなど、冷静に対処する能力や迅速に対応できる力も必要です。プロフェッショナルな接客マナーや現地の慣習理解も必要な事柄です。

    現地でのさまざまな対応が求められるため、円滑にコミュニケーションが取れるだけの英語力が求められます。

    英語力の目安
    • 英検2級
    • 英検準1級
    • TOEIC750〜800点程度
    または同等のレベルを有する方
    平均年収 381.9万円
    労働時間 165時間

    出典:厚生労働省「ツアーコンダクター

    英語を使う「旅行コーディネーター・添乗」
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    英語講師

    語学学校や大学の英語教師、児童向け、資格対策の講師を指します。語学系専門学校や大学、自宅などで生徒に向けて英語を教える仕事です。

    児童向けの場合は、児童が「英語」と「英語を学ぶこと」を好きになってくれるよう、子供と一緒に英語で歌を歌ったり、楽しく会話をしたりします。子供が英語に対して抵抗感なく、英語に親しむことができるようサポートします。

    また、語学系専門学校や大学の英語講師は、より効果的な会議・学会発表・プレゼンテーション・スピーチにするための表現・抑揚・非言語メッセージなどをアドバイスしたり、想定問答を一緒に検討したりします。

    英語講師はより実践的な場面での英語を指導するため、高い英語力が必要です。効果的でかつ試験の傾向や国際的な時事問題を深く理解する力が求められます。指導した生徒から成功のお礼を言われたり、成長している姿を見られることが達成感にもつながり、一つのやりがいになるでしょう。

    TOEICスコア 600点以上(児童向け英語講師)
    900点以上(語学系専門学校や大学の英語教師)
    平均年収 383.8万円
    労働時間 169時間

    出典:厚生労働省「英会話教師

    英語を使う「保育士・幼稚園教諭」
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    英語を使う
    「保育士・幼稚園教諭・講師・教師」
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    ALT(外国語指導助手)コーディネーター

    ALT(外国語指導助手)コーディネーターは、ALTを全国の小中学校に派遣する仕事です。ALTとは、外国語が母語である外国語指導助手のことを指します。

    市町村の教育委員会と学校側の要望を聞き、ALTの立場や意見も考慮したうえで日々の業務を行うことが重要です。

    ALT(外国語指導助手)コーディネーターは、英語力に加え、英語教育の知識や外国の文化についての理解が求められます。寛容で豊かな調整力があったほうが良いでしょう。ALTにより海外文化や実用的な英語が学べることから、導入している学校数が年々増えているので、今後も需要のある仕事だと言えるでしょう。

    TOEICスコア 700点程度
    平均年収 350万円~500万円
    労働時間 176時間

    客室乗務員(フライトアテンダント)

    客室乗務員は、乗客が飛行機に搭乗してから飛行機を降りるまでの間、安全かつ快適に過ごせるようにサポートをします。離陸前に、非常口の場所や緊急時に乗客に求められる行動の説明をし、シートベルトや荷物が安全に離陸できる状態になっているかを確認します。そのほか、食事の提供など、乗客のさまざまな要望に応じます。トラブルが起きた時には、機長の指示に従い、冷静に対応し、乗客の安全を確保します。

    英語を使う乗客に対しては、英語での受け答えが必要になるため、高い英語力が求められます。おもてなしの精神は必須です。保安要員としての危機対応力も備わっていたいところです。華やかな職業に見えますが、重い荷物を持ち上げたり長時間立っていることが多いです。

    TOEICスコア 600点以上
    平均年収 314.8万円
    労働時間 167時間

    出典:厚生労働省「客室乗務員

    英語を使う「フライトアテンダント」
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    空港グランドスタッフ

    空港グランドスタッフは、空港で旅客の搭乗手続きや、飛行機への搭乗案内・誘導を行う仕事です。

    航空業界特有の用語や接客、空港の管理体制、安全管理など幅広く学べることが魅力です。日常会話レベルの英語力があれば、基本的な接客対応ができるので未経験者でも働ける環境だと言えます。

    天候による欠航や到着遅れ、出発時間の変更など、さまざまな状況に応じて柔軟な対応が求められるので、臨機応変に対応できる人におすすめです。

    TOEICスコア 550点程度
    平均年収 484.8万円
    労働時間 163時間

    出典:厚生労働省「空港グランドスタッフ

    英語を使う「グランドスタッフ」
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    国際税務コンサルタント

    国際税務コンサルタントとは、国際税務業務を取り扱う仕事です。主に、国際税務に関する質問への対応や、プロジェクトの推進、税務調査への対応支援などを行います。

    外国の税務に関する知識がなければ業務をこなせないので、高い英語力と専門的知識が必要です。税務の知識に加えて、財務や経営に関する知識が必要ですので、自ら学ぶ姿勢を持ち続けられる人に向いています。企業・組織の分析評価など、多角的な視点も必要でしょう。

    TOEICスコア 700点以上
    平均年収 300万円〜450万円
    労働時間 176時間

    バイヤー

    商社やメーカーなどで商品や原材料などを購入する仕事です。

    マーケティングや営業チームと共に商品の需要を見極めて、在庫過多にならないように買い付ける数や時期を調査・検討したうえで発注を行います。また、入荷遅れや不良品の対応も行います。必要に応じてベンダー(供給元)を探し、選定して商品の仕様についてなどの交渉もします。国際情勢や為替についても敏感に察知する能力が求められるでしょう。

    英語を母国語としない方とやりとりすることもあるため、企業によっては英語以外の語学力も求められる場合があります。

    TOEICスコア 700点以上
    平均年収 471万円
    労働時間 171時間

    出典:厚生労働省「マーチャンダイザー、バイヤー

    »バイヤーの仕事内容や特徴を解説!

    英語を使う「購買・資材・貿易・物流」
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    生産技術職

    生産技術職とは、生産ラインの設計・開発・管理を行う仕事のことです。工場などの製造現場で、高品質・高効率・低コストを実現することが主な業務内容と言えます。

    通信ネットワークや、移動体通信など生産品目によっては、英語力に加え、高度な専門知識が必要になります。また、国内で開発・設計したものを国外で生産する場合は、生産技術職が現地に足を運ぶケースもあるでしょう。

    グローバルな事業展開をしている企業や、コスト削減を重視している企業は、海外に工場を持つ場合もあるので、海外出張で円滑なコミュニケーションを図り、効果的に成果を上げることができる人材が求められます。

    TOEICスコア 550点程度
    平均年収 644.5万円
    労働時間 166時間

    出典:厚生労働省「生産・品質管理技術者

    英語を使う
    「品質保証・品質管理・生産管理・製造管理」
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    通訳者

    通訳者は、異なる言語を使う者同士の間に入り、円滑に意思疎通・コミュニケーションが取れるようにサポートする仕事です。

    商談や交渉、社内会議などのビジネス通訳、講演会や国際会議などの会議通訳、外国人旅行者に対して通訳をしながら観光のお手伝いをするなど、さまざまな場面で活躍の機会があります。

    自分を通して意思疎通がなされるため、自分がその場のコミュニケーションに欠かせない役割を担っていると感じられることが、この仕事の面白みの一つです。

    TOEICスコア 840点以上
    2級以上※TOBIS(ビジネス通訳検定)
    平均年収 579.8万円
    労働時間 167時間

    出典:厚生労働省「通訳者

    英語を使う「通訳」
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    役員クラスの秘書

    主に、外資系企業の役員クラスの秘書の仕事です。例えば、外資系企業であれば、日本語や英語で書かれた会議依頼メールの内容を確認し、優先順位を付けて役員に相談のうえ会議を設定します。そのうえで、会議に出席する方々に案内連絡をすることも仕事の一つです。

    また、会議で使う英文書類などの準備や、会議の場を用意するのも仕事のうちです。役員が出張する時は、日程、訪問先、宿泊先、各種連絡先などの必要情報を分かりやすくまとめて伝えます。旅行やチケット手配、飲食店やギフトの選定など、臨機応変で細やかなコンシェルジュ能力が求められます。

    TOEICスコア 850点程度
    平均年収 520万円
    労働時間 164時間

    出典:厚生労働省「秘書

    英語を使う「秘書」
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    翻訳者・英文ライター

    翻訳者・英文ライターは、さまざまな媒体の文章を日本語から英語へ、英語から日本語へ翻訳したり、取材をして一から記事を書いたりする仕事です。

    ただ文章を翻訳や作成するのではなく、書かれている内容や背景を理解して正しく伝えられるように、関連する情報を調べることもあります。そのため、扱う文章によっては、専門知識や最新の用語を調べる情報収集能力が必要です。求められるコンテンツの目的に合わせて、客観性を常に持つ姿勢が重要でしょう。
    また、発表用の資料、スピーチ、レター、メール文などを添削し、より洗練された伝わりやすい文章を書く指導をする「ビジネス英語ライティング指導者」という仕事もあり、幅広く活躍できることが魅力です。

    TOEICスコア 800点以上(専門性の高いものは900点以上必要)
    平均年収 697.6万円
    労働時間 161時間

    出典:厚生労働省「翻訳者

    英語を使う「記者・ライター」
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    英語を使う「翻訳」
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    ブリッジエンジニア

    ITエンジニアの中にブリッジエンジニアという英語を使う仕事があります。海外企業と日本企業の間に立ち、プロジェクトが円滑に進むよう橋渡しをする役割です。

    近年、コスト削減や生産性向上のため、海外の開発企業や子会社に委託する「オフショア開発」が増えています。場合によっては海外で仕事をすることもあります。

    主な仕事内容は、設計書の翻訳・説明や、納品物の品質チェック・フィードバックなど。また、委託先メンバーのサポート、プロジェクト全体の管理など、幅広い業務を担います。専門性の高い内容を伝え、マネジメントにつながるコミュニケーションを取る必要があるため、優れた英語力が必要です。

    TOEICスコア 700点程度
    平均年収 550.2万円
    労働時間 167時間

    出典:厚生労働省「システムエンジニア

    英語を使う「ITエンジニア」
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    外資系企業で働く従業員

    外資系企業で働く従業員は、ビジネスレベルの英語力が求められることがあります。

    一口に「外資系企業」と言っても、海外企業の100%子会社である場合や、海外企業が日本の株式を取得した場合などによって求められる英語力が異なります。

    海外にある本社と頻繁にやりとりする場合は、高度な英語力が必要ですが、ほとんど英語を使わずに仕事をするケースもあるので、自分の英語スキルや希望に見合う外資系企業や職種を見つけることが大切です。

    外資系企業は、製薬会社やコンサルティング会社、金融企業、IT企業といった業界をはじめとし、仕事内容は営業やバックヤード業務、企画など多岐にわたります。

    TOEICスコア 700点程度
    平均年収 800万円(企業によって異なる)
    労働時間 企業によって異なる

    ≫外資系企業とは? 働く人に聞いたメリット・デメリット、種類や特徴

    「外資系企業」
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    未経験からでも英語を使う仕事はできる?

    未経験からでも英語を使う仕事はできる?

    英語力には自信があっても、英語を使う仕事の経験がないために、挑戦できずにいる人もいるのではないでしょうか。未経験から英語を使う仕事に就くことは可能ですが、いくつか事前に準備をしておく必要があります。ここでは、英語を使う仕事に就くための準備について紹介します。

    自分の英語のスキルを把握する

    まずは自分の実力を正確に把握する必要があります。面接で「英語スキルを教えてください」と質問された時に、スムーズに答えられるようにしておきましょう。的確に自身の実力について回答しましょう。

    自分の英語レベルを把握する方法は、資格取得のほか、オンライン英会話や英語力判断テストなどがあるので、積極的に挑戦してみましょう。

    英語力を示す資格を取得する

    客観的に自分の英語力を判断できるように、資格取得を目指すのも良いでしょう。
    また面接で英語力について質問された時に、「TOEICは800点程度ですので、日常的な会話や読み書きなら問題なくできます」「英検2級を取得しており、日常生活での会話はできますが、ビジネスシーンで必要な英語力はまだ身に付いていません」などと資格や数値で英語力を示すことができれば、採用担当者も理解しやすくなります。現在資格取得のために勉強をしている場合は、「TOEICで800点を目指しており、スクールに通って勉強しています」などと伝えると良いかもしれません。

    英語のスキル以外も身に付けておく

    英語以外のスキルや能力を高めることも大切です。

    例えば、相手との良好な関係を築くために必要なコミュニケーション能力や相手の伝えたいことを理解するための傾聴力、情報を収集し分析・理論立てて説明する情報収集力・分析力など、ビジネスに必要なスキルは簡単に身に付くものではありません。

    また、基本的なPCスキルがなければ、入社後に一から指導する必要があるため、人材育成のコストが発生します。そのため、ビジネスで役立つスキルや能力が身に付いていると、転職の際にビジネススキルの面で評価してもらえます。

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    国際資格があると仕事の幅が広がる

    国際資格を持っていると更に仕事の幅が広がります。自身の英語力や学習力をアピールできるため、ぜひ挑戦してみてください。

    米国公認会計士(USCPA)

    「米国公認会計士(USCPA)」は、米国の会計士資格です。
    AUD(監査・証明)、BEC(ビジネス)、FAR(財務会計)、REG(諸法規)の4つの科目に分かれており、すべての科目で合格する必要があります。学歴や年齢を問わず誰でも受験することが可能です。

    米国公認会計士は、外資系企業の経理業務や監査法人・会計事務所、コンサルティング会社など、さまざまな場所で生かせるでしょう。

    合格率 50%前後
    取得までの時間/期間 1,000~1,500時間程度/1年半~2年
    受験日程 年間を通じて受験できるので、都合に合わせて受験日が選べます。

    公認内部監査人

    公認内部監査人は、外資系企業やグローバル企業で英語を使った監査業務を行います。

    内部統制・内部監査に関するスペシャリストを証明する資格が必要です。国際的な資格ですが、試験は日本語でも実施されています。

    資格取得までの期間は約6カ月~5年といわれています。時間に換算すると、300~500時間になります。また、内部監査実務経験が条件となっており、短大卒業の場合は5年、大学卒業の場合は2年、大学院卒業の場合は1年が必要です。

    合格率 35%〜40%前後(各パート)
    10%~15%(全パート)
    取得までの時間/期間 300〜500時間程度/約6カ月~5年
    受験日程 テストセンターの営業日であれば、いつでも受験可能。
    ※ただしテストセンターによって営業日が異なります。

    経営学修士

    経営学修士は、経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位のことです。組織の経営に必要な人的資源管理、財務会計、オペレーション、マーケティング、情報などのテーマを体系的に学べます。国内外のビジネススクールで学習する必要があります。なお、ビジネススクールによって合格の難易度が異なるので注意が必要です。

    ビジネススクールの授業は英語で行われるため、MBAの学位を英語で取得するには、高い英語の読解・ライティング・議論をする力が必須です。学習するうちに英語力が磨かれるため、学位を取得している方は活躍できる場所が増える傾向があります。

    合格率
    取得までの時間/期間 1,000時間以上/1年~2年
    受験日程 教育機関により、異なります。

    海外転職に役立つ国際資格はこちらのページでも解説しています。
    ≫海外転職に役立つ! 国際資格完全ガイド

    英語を使う仕事に転職するには?

    英語を使う仕事に転職するには、英語力を示す点数(スコア)を気にすることも大切ですが、ほかの準備も忘れてはいけません。ここでは、転職活動をする前に押さえておきたいポイントを紹介します。

    必要なスキル

    英語を使う職種を問わず、以下は基本的に備えていたいスキルです。

    • 外国語を読む
    • 外国語を聞く
    • 外国語で書く
    • 外国語で話す
    • 日本語力
    • 言語にかかわらず表現力
    • 言語にかかわらず傾聴力
    • コミュニケーション力
    • 交渉力
    • 情報収集力・応用力
    • 適応能力
    • 瞬発力
    • 判断力
    • 想像力
    • ポジテイブ思考・前向きな姿勢
    • 思いやり
    • ビジネスマナー

    上記に加えて、例えば技術職として海外派遣される場合はそのフィールドならではの技術や、国際会計士として就業する場合は当然、資格の取得など、求められるスキルは職種に応じて更に必要です。

    仕事における将来のビジョンを明確にする

    英語の仕事に就いて将来何を成し遂げたいのか、何をやりたいかなど、自分が目指す将来のビジョンを具体的にイメージして仕事を探しましょう。

    そして自分が英語を使う仕事をしたい理由にしっかりと向き合うことで、英語を学ぶ意欲も向上し、転職活動に対するモチベーションの維持につながるでしょう。

    実践的な英語力を身に付ける

    英語を使う仕事では、より実践的な英語力が求められます。実践的な英語力とは、実際に相手に伝わり、円滑なコミュニケーションを図ることを指します。アウトプットの量を増やしたり、海外(英語の)ニュースを聞いたりして、ビジネスシーンで活用できる英語力を身に付けることが大切です。

    英会話スクールの活用も一つの手です。英語を話す同僚や知人がいる場合は、会話の練習相手としてお願いすることもできます。インターネット上で公開されている海外のニュース動画やポッドキャストなどを聞くのも良いでしょう。実践的な英文の例が頭に入るのでおすすめです。

    企業が求めている英語のレベルを把握する

    求人票の応募条件に「英語力(TOEIC700点程度以上)」「英検2級、英検準1級または同等のレベルを有する方」などと明記しているので、自分が希望する企業でどれくらいの英語力が求められるのかを確認することが大切です。

    応募書類や面接対策は入念に行う

    英語を使う仕事に限らず転職活動の際は、面接で聞かれると想定できる質問に対する回答を準備しておくことや、面接の際のやりとりを練習しておくことが大切です。

    履歴書作りのポイントとしては、「この人に会ってみたい」と思ってもらえるアピールをしっかり記載することが重要です。英語の履歴書でも同様です。準備は入念に行い、できれば専門家のサポートを受けて準備を進めてください。

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    まとめ

    実務で英語を使う場合は、TOEICの点数よりも「経験」「人間力」を重視する企業も多いので、アウトプットの機会を増やして英語でコミュニケーションができることはもちろん、社会人としてあるべき姿・心構えを備えましょう。
    英語力を高めることで、エントリーできる企業の選択肢が広がります。理想的な働き方を実現するためには、英語を勉強し資格取得を目指すだけではなく、自分がどうしたいかしっかりしたビジョンを持ちましょう。

    監修

    株式会社アーバン・コネクションズ 人事担当(キャリアアドバイザー)

    英語を含む外国言語のコミュニケーション・サポートに特化したサービスを提供する「アーバン・コネクションズ」で人事を担当するキャリア・アドバイザー。数千人の語学系求人者の選定で得られた経験をもとに監修。

    マイナビ転職 編集部

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