転職ノウハウ 応募企業の探し方、面接のポイントから、円満退職の秘訣まで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介!
このエントリーをはてなブックマークに追加
キャリぺディア

転職実用事典「キャリペディア」

新入社員(新卒者)が会社を辞めたくなったら、どうすればいい?

新入社員なのに辞めたくて悩んでいる女性

<INDEX>

平成24年度の大卒の新規卒業者を対象に厚生労働省が調査した『新規学卒者の離職状況』によれば、入社後1年目の離職率は13.1%、同じく入社後3年目での離職率は32.3%という数字が出ています。

せっかく入社しても、全体の約30%もの新卒者が4年未満で辞めてしまうという事実は決して少ないとは言えず、何らかの対策が求められます。

新卒者が会社を辞めたいと感じる理由の傾向と、辞めずに解決できる方法やメリットのある辞め方を考えてみましょう。

どんな退職(辞める)理由が多い?

新卒者が辞めてしまう理由として次の3つが主となっているようです。

一つは「仕事の内容」です。入社前に思い描いていたものと、実際に入社してから任される仕事が自分の理想とかけ離れていたり、希望する部署に配属されなかったりという、「現実とのギャップ」が退職につながりやすい傾向が見られます。

次に「人間関係」。同僚だけでなく上司に対して不満を感じている人は多く、パワーハラスメント(パワハラ)に代表されるような近年問題になっているさまざまなハラスメントも含まれます。

そしてもう一つが、勤務時間などの「労働条件」です。休日出勤や残業といった時間外労働時間が長いだけでなく、そこに強制的な面が見られると精神面で大きくマイナスに働く可能性が高くなります。

労働時間に関しては労働基準監督署によって基準を超えている企業に対しての指導が行われることもありますが、指導に至るまでには社員からの通報や相談などいくつかのステップを踏むことも必要になるため、改善には時間を要することも多いのです。給料への不満も大きな理由として挙げられます。

2年目、3年目と経験を積んでも昇給が見込めないといったこと以外に、手当や福利厚生への不満なども含まれるようです。

新卒者が辞めたほうがいいケースとは

辞めることが必ずしも間違った選択にはならないこともあります。辞めてもよいと考えられる主なケースをいくつか挙げてみましょう。

  • 基準を超えた違法な長時間労働
  • サービス残業など労働に対しての十分な手当がない
  • 上司や先輩などによるパワハラ
  • 会社に違法性が疑われるなど重大な問題が見られる場合
  • 理不尽な待遇や無理な条件の強要など

これらの内容は、いわゆるブラック企業と言われているところに多く見られるものです。特に注意したいのは「基準を超えた違法な長時間労働」や「理不尽な待遇や無理な条件の強要など」で、新卒者の場合は会社側に不信感や不満を感じ始めても十分に意見を言えず受け入れてしまう傾向が強くなります。

一定の時間を超過した労働で心身が疲弊し、正しい判断がつきにくくなってしまうことはうつなどの精神疾患につながることも多く、危険を伴うことも考えられます。

このほか、時間内では到底できると思えない無理難題を強要されることや、違法ととれる行動を業務上で強制されるような面が見られたら、「辞める」という選択をしたほうが良いこともあります。特に、健康を損なう状況が継続されるような場合は早めに退職するか否かを判断してください。

辞めるのはまだ早い? 辞めないメリット

一方、辞めないことがメリットにつながることもあります。

もちろん、上記のような問題が見られる場合は慎重に対処したいものですが、仕事内容への不満や、人間関係の不満でもなんらかの解決策が考えられるものに対しては辞めずに続けるほうが自分にとって良いことも考えられます。

特に、人間関係は配属先の異動で改善されることも十分見込めます。また、時間が経過することで乗り切ることができることも多いようです。

早い段階で辞めてしまうことは「仕事が続きにくい」といったレッテルを貼られてしまう懸念も十分にあります。

何より、継続することはその仕事のスキルを十分積むことができ、自分の財産として大きな自信にもつながっていきます。「辞めたい」という理由の中に労働時間をはじめとした会社の違法性がなく、また自分の健康を害するような条件を含んだものでなければ、辞めずに続けることのほうがメリットを得られることは十分考えられます。

新入社員のうちは慣れない部分も多い時期なので、辞めたいと感じた時には会社の環境や待遇を見直し、辞めないことで得られるメリットなど十分検討することが望まれます。

新卒者が会社を辞めずに続ける時の心構え

「辞めないこと」を選択するには、自分の気持ちの持ち方や仕事の取り組み方を見直すことも必要です。

「仕事のミスが多いこと」や「配属先が自分の希望に合っていないこと」で辞めたいと考える人は、同じミスを再び繰り返さないために原因を分析して解決策を見出してみましょう。入社後の配属が希望に合っていない部署だった場合でも、新たに知識を吸収できれば新しい可能性を発見できることもあります。

分野は違っても、与えられた仕事を続けることでそこから成長につなげていく人もいます。また、上司や先輩の厳しい態度に疑問や不満が蓄積された場合でも、なぜそういう態度で接するのかを考えてみましょう。

一見「厳しい」ととれるような態度でも、「早く仕事を覚えてほしい」「質の高い仕事をしてほしい」という気持ちから厳しく接している場合があることも視野に入れて判断しなければいけません。

逆に将来性を感じられないと判断した相手には何も言わない上司や先輩もいます。厳しいと感じても、それが仕事をするうえで重要なことであったり自分の鍛錬や成長につながったりすることならむしろ育ててくれているという考え方もできます。辞めたいと感じた時は少し休息を取り、原因や真意を探って解決策を図ってみましょう。

辞めて転職するメリット

さまざまな方向で模索しても会社に残るための解決が得られないなら、辞めるという選択も一つの解決策です。十分に検討して考えた結果であれば、辞めることがデメリットとは言いきれません。

辞めることで得られるメリットもたくさんあります。まず、精神的につらい状況に追い込まれていた人にとっては精神が疲弊する原因から解放されることです。

仕事内容や企業の方向性、理念に疑問を感じていれば、転職することで自分が興味を持つ別の分野に挑戦することもできます。入社してまだ3年程度であれば、年齢的にもまだ新しい仕事に就くチャンスも豊富です。第二新卒として転職先を多くの選択肢から選択できる可能性も十分にあります。

新卒で入社した就業経験はマイナスにつながることばかりではありません。それをバネにして次に同じ失敗を繰り返さないための教訓にできればいいのです。

迷っているだけで解決に向かっていかないなら、転職しやすいうちに新しい仕事を探すことで、自分の持ち味や本来の能力を発揮できることもあります。新卒で入社できた会社を短期間で去ってしまうことは残念ですが、その経験を次に生かせればデメリットよりメリットのほうが多いことも考えられるのです。

まとめ

会社に疑問を感じたり人間関係で悩んだりという問題は、新入社員のうちはよく見られることでもあります。労働条件など、明らかな違法性がある場合や自分の健康に著しく影響するような環境は早めに退職を決断することが求められますが、会社に残ることで経験を武器に変えられれば、続けるのも良い選択でしょう。

会社の方針や待遇、人間関係に疑問や不満を持ち、何らかの悩みが浮上した時には、原因や解決策について冷静に考えることが重要です。辞めるのも辞めないのもどちらが正解というものはありません。自分が抱える問題をしっかり受け止め、自分で考えて答えを出しましょう。

バックナンバー

資格なしでも転職できる! 企業が重視する「資格より有利なアピール」とは?

転職実用事典「キャリペディア」 資格なしでも転職できる! 企業が重視する「資格より有利なアピール」とは? 転職したいけれど、自分は資格...

【例文】グループ会社への出向・転籍・合併は履歴書・職務経歴書にどう書く? 転職に不利?

転職実用事典「キャリペディア」 【例文】グループ会社への出向・転籍・合併は履歴書・職務経歴書にどう書く? 転職に不利? 転職活動をしてい...

公務員に転職できる? 公務員を目指す社会人が知っておくべきこと

転職実用事典「キャリペディア」 公務員に転職できる? 公務員を目指す社会人が知っておくべきこと 公務員への転職に興味を持っていても、...


適職をディグる! ジョブリシャス診断(適職診断)
履歴書の添削を受ける
  • マイナビ転職 グローバル
  • マイナビ転職 エンジニア求人サーチ【IT】
  • マイナビ転職 エンジニア求人サーチ【ものづくり】
  • マイナビ転職 女性のおしごと
マイナビ転職 適性診断
マイナビ転職 適性診断

会員登録(無料)


メカラボ
土地柄タイプ診断
オフィシャルBOOK
シゴトサプリ