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キャリぺディア

転職実用事典「キャリペディア」

求人情報の効率的な探し方・ネットの転職活動で気を付けるべき落とし穴

転職活動を始めてみたけれど、「求人の探し方が分からない」「どの企業に応募すべきか迷う」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

そこで、自己演出プロデューサーの鶴野 充茂(つるの みつしげ)氏に、転職活動をするうえで直面する「求人情報の効率的な探し方」や「ネットの転職活動で気を付けるべき落とし穴」などを教えていただきました。

求人を探している男性の画像

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求人情報の効率的な探し方

転職サイトに行ってキーワードを入力すれば、いくつもの求人情報が表示されます。ところが、転職活動で一番難しいのは求人情報を見つけることだと転職経験者の多くは言います。

一体どうしてこんなふうに感じるのでしょうか?

情報検索は、限られた時間内に巨大書店から本を探すようなもの

この感覚は、飛行機や新幹線に乗る前の限られた時間に、巨大な書店に入って旅行中に読む本を探すのによく似ています。つまり、締め切り時間に対して選別する情報が多過ぎるために、時間内に希望するものを見つけるのが難しいのです。

自分で選択肢を絞らないと希望する仕事の情報は見つかりません。転職サイトや人材紹介会社には、膨大な量の情報が集まっています。一つひとつの求人情報を見ていくのはどれだけ時間があっても不可能です。

求人情報をうまく引き出すために「キーワード」を落とし込む

まずは、自分が最も理想的だと考える、次に取り組みたい仕事を具体的にイメージすることから始めましょう。仕事内容、役職、給与、職場の場所などを具体的にし、次に各項目の優先順位や転職のタイミングを決めます。できれば、手帳かノートに書き留めておいたほうがいいですね。

そして次にこれを「組織」に翻訳します。具体的な社名をいくつも挙げられると理想的です。例えばITエンジニアは、IT企業だけに仕事があるわけではありません。金融機関にもITエンジニアが働いています。どんな組織のどんな仕事を希望するのか、しっかりとした意思を持ってください。巨大なデータベースから希望の求人情報をうまく引き出すには、希望を「キーワード」に落とし込む必要があるためです。

「キーワード」を決めると仕事の情報は自然に集まるようになります。その段階になると、自分の中にしっかりとした判断基準ができあがり、自分が求めている情報に対して、すぐ反応できるからです。

求人情報の落とし穴にはまらない方法

人材獲得競争が激化している現在、採用する側は、どんなキーワードを使うと応募の反応がいいか、どんな人たちが応募をしてくるかなど、細かく想定しながら求人情報を出しています。

そんな落とし穴にはまらず、自分に合った仕事を見つけるには、しつこく細かく調べることが大切です。

自分に合った仕事かどうかを判断するには?

転職活動中に見つけた求人情報の中に、「○○の経験がある人」と書いてあり、それが自分に当てはまっていたりすると、「まさに自分のことではないか!」と運命を感じてしまう人もいるかもしれません。しかし、そう感じやすいように書かれているものだということを、あらかじめ念頭に置いておいたほうがいいでしょう。

では、本当に自分に合った仕事かどうかを判断するには、どうしたらいいのでしょうか。

転職を決断する前に、その仕事の毎日を具体的にイメージできるまで詳しく調べるのが理想的です。もちろんこの作業には時間がかかりますから、応募と平行して進めることになります。

志望会社の「カルチャー」をしつこく聞いて回り、現実とイメージのギャップをなくす

求人が見つからなくて困っている画像

まず、ネットで企業情報、社長のことや経営理念などを詳しく把握します。世間の評判も重要で、知り合いにその会社で働いている人がいないか、またその会社と取引のある人がいないかどうかを調べ、もしいれば職場の印象を聞くなどします。知れば知るほど、現実の仕事とイメージのギャップが少なくなります。

同じ業界でも、会社によって「カルチャー」はそれぞれ。例えばネット業界大手2社の場合、A社は出社時間もフレキシブルで社内の人間関係もフランクだそうですが、B社は毎朝朝礼があり規律も厳しくて「銀行のよう」という人もいます。

企業のイメージと毎日の仕事には必ずギャップがあります。実際に働いてから幻滅しないように、できるだけしつこく細かく調べてみてください。

ネットの転職活動で気を付けるべきこと

最近の転職活動は、ネットを活用することでとても効率的に進められます。求人情報の検索から履歴書送付、面接の日程調整まで、ほとんどネットで済ませることもできます。

ところが、応募プロセスがネットに集約化すればするほど、ネットをどう使いこなすかよりも、履歴書やメールの中から垣間見える、表現における力の差が結果に大きく影響するようになります。

メールの行間に、本音が見え隠れする

電話で上司や取引先と話をする会社員が、頭をペコペコ下げているシーンをテレビドラマで見たことはありますか? サラリーマンの悲しい性(さが)のように描写されることが多いですよね。相手の顔が見えないところで頭を下げて滑稽だと。

ところが、ちょっと試してみると分かりますが、電話口で相手が話している時の態度や気持ちは、顔が見えなくてもなぜかよく伝わってきます。

メールでのやりとりも、同じようにその人の気合いや態度がはっきりと伝わります。言葉の使い方や行間など、ちょっとしたところで、本人が意識しない「本音データ」や「性格・態度データ」が、文字データと一緒に転送されてしまうのです。

応募フォームの書き込み欄を埋め尽くして、「本気度」を伝える

ネットで簡単に転職活動ができるようになって、安易な気持ちで応募する人が随分増えたと採用担当者は口を揃えて言います。簡単に応募できるからこそ、文章の書き方一つで差がはっきり見えるのです。

ITベンチャー企業を経営する友人は、「ネットの求人応募フォームの質問欄に何も書かない人がいたら、やる気なしと判断する」と言い切ります。ネットでやりとりすることの多い仕事で、この差は致命的だと見ているのです。

これは一体何の差かというと「本気」度の差です。厳密に言えば、本気だと伝える「自己演出」の差だと言えます。相手の顔が見えないからこそ、相手が目の前にいるつもりで、細心の注意を払って力強く伝えるように心掛けてください。たったそれだけで、間違いなく大きな差が出ます。

鶴野 充茂(つるの みつしげ)

自己演出プロデューサー
ビーンスター株式会社 代表取締役

大阪府堺市出身。筑波大学(心理学)、米コロンビア大学院(国際メディア・コミュニケーション)卒業。在英国日本大使館、国連機関、米系大手PR会社、ソニーを経て独立。対人コミュニケーションから企業コミュニケーションまで、一貫して「コミュニケーション」と「情報発信」をテーマに経験を積む。2000年から広報・広告・メディア・マーケティングなど、「伝える」仕事をしている人たちのための同業種ネットワークを主宰し、会員は現在約800人。また、独自開発した自己演出マーケティングの方法論を個人に教えている。著書には、「転職を考え始めたら読む本」(全日出版)、「できる社員は要領がいい」(ディーアート)、「つるの式仕事術」(IEC)などがある。

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