転職ノウハウ

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青年海外協力隊の活動 村山寛さんの写真01

真の教育のため、自分の力を伸ばしたい

プロフィール 株式会社ミライロ/村山 寛さん

【転職前の仕事】大学在学中、教育学部で教員免許を取得し、教師を目指す。卒業後、子どもたちに伝えられる経験を一つでも多く持っていたいとの思いから青年海外協力隊への参加を決意。

【キャリアステップ:青年海外協力隊の活動】2014年から2年間、カンボジアに体育隊員として赴任。教育青年スポーツ省に配属され、州内での体育授業の普及、定着に努める。

【転職後の仕事】2017年、株式会社ミライロ入社。ディレクターとして、職場環境及び製品のユニバーサルデザイン化を検討している企業に対する、営業及びコンサルティング業務に従事。当面の目標は、海外営業に携わること。

自分の将来のため、「海外で何かしてみたい」。大学卒業後すぐに青年海外協力隊へ。

大学時代、野球部の活動の合間に頻繁に海外旅行をしていたこともあり、私にとって海外は身近な存在でした。その中で「海外で何かしてみたい」という気持ちが芽生え、卒業後の進路の選択肢として青年海外協力隊が浮上したのです。

私の夢は教師になることだったので、学生時代に教員免許を取得しました。将来自分が教師になった時に、子どもたちに伝えられる経験を一つでも多く持っていたいという思いがあり、若い時の海外経験は大きな財産になると考えていました。結果、就職を経ずに協力隊に応募したのですが、迷いはありませんでした。

試験合格後、赴任先はカンボジアに決まりました。任国へ赴任する前に行われる派遣前訓練で約2ヶ月間、語学や安全管理、国際協力の意義、また異文化理解に関する考え方を学んだのですが、非常に有意義で楽しかったですね。中でも言語の授業は、カンボジア人の講師がリラックスした雰囲気の中で丁寧にクメール語を教えてくれました。カンボジアは食べ物も美味しいなど、講師が現地の情報を詳しく教えてくれたこともあり、私の場合は赴任前の不安感は何一つなく、充実した協力隊へのサポート体制のおかげで、心に余裕を持ちながら赴任に向けて準備ができました。不安よりもワクワクするような期待感のほうが大きかったですね。

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カンボジアの子どもたちの体育授業の定着に尽力。先生たちとは、人間関係を構築できたことで、意識改革に成功。

カンボジアでは、教育青年スポーツ省に配属されました。そこでの私の役割は、体育隊員として州内に体育授業を普及、定着させること。カンボジアの学校では、体育の教科書は発行されていますが、内戦の影響で先生たちが体育の授業を学んでおらず、指導の仕方が分からないという事情がありました。そうした環境の中、私は州内の学校を巡回し、先生たちの授業内容を把握しながら改善点を見つけ指導を行なっていきました。

活動当初は直属の上司や各学校の先生たちとの関係性の構築に苦労しました。上司が協力隊の存在を疑問視していたため、自由に州内の学校を巡回できませんでした。そんな中、見かねた同僚が私の意を汲み、上司を説得してくれたおかげで、私の思いや考え方が上司にも伝わり、自由な活動ができるようになりました。
いざ活動を開始してみたものの、学校の先生たちは体育の授業に関心を全く示してくれませんでした。理由はすぐに分かったのですが、授業内容を押し付けてしまったことが原因でした。その状況を克服すべく、毎朝挨拶することから始めて、カンボジアの暑さのことなど何気ない会話を英語とクメール語を織り交ぜながら、根気よくコミュニケーションを交わしました。すると先生たちは徐々に心を開いてくれ、半年経った頃には先生たち自ら運動着を着て準備してくれるほど授業に前向きになってくれました。先生たちには、まずは体育の時間に教室の外に出てもらうことを目標にし、基本的な整列の仕方から教えていきました。一方で、先生の知識が足りない部分も多かったことから、生徒に直接指導することもありました。「これをすることはなぜ良いのか」という理由を説明しながら教えると、熱心に体育の授業を受けてくれるようになりました。

最初は色々な困難がありましたが、上司や先生とかけがえのない関係を築けたことが協力隊の経験を尊いものにできた最大の要因だったと思います。帰国の際、「寛を受け入れてよかった」と涙を流した上司の姿を見た時は、とても感慨深かったですね。
また、近所の方が毎日のように飲みに誘ってくれたので、お酒が好きな自分としては嬉しかったですね。おかげで2年間、寂しい思いをすることはなく、帰りたいと思ったことも一度もありませんでした。

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障がいのある方の手助けになる事業を日本から世界へ。課題に向き合う力で、新たなビジネスに挑む。

帰国後、次のステージを考えた時、カンボジア赴任前から思い描いていた教師への夢は根強く持っていましたが、それが今なのかという疑問が芽生えていました。ビジネスやお金の流れを理解している教師になりたいという思いから民間企業で働いてみたいと考えるようになりました。協力隊を経験したこともあり、「今度はビジネスとして、困っている方を助けたい」という結論に至ったのです。

現在、私が在籍しているミライロは、障がいのある方をはじめ、全ての人が快適に過ごせるために何ができるかを考え、それを実現していける会社であり、海外展開を視野に入れている点も私には魅力でした。会社としてグローバル化を進めていく中で、将来的には海外営業にチャレンジしたいと思っています。

私はカンボジアでの活動を通して、物事を掘り下げて考え、粘り強く挑戦していくことを学びました。「なぜ?」を追求する姿勢がより磨かれました。このことは自分自身の変化、成長した点だと考えています。それだけではなく、行かなければ会えない人に会い、行かなければできない経験をすることで多くの学びがありました。協力隊参加を周囲に反対された時に「行かなければ一生後悔する」と思って自分の意志を貫きましたが、行ってみて、かけがえのないものを手に入れたと思っています。是非、一人でも多くの方にこうした経験をしていただきたいと思います。

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採用担当者の声

人事部 部長 堀川歩さんの写真
まさに、グローバル時代のフロントランナーたる素材。青年海外協力隊経験者には、熱い視線を送っています。

人事部 部長
堀川歩さん

当社はユニバーサルデザインのコンサルティング業務を行なっている会社です。国籍、性別、障がいの有無を問わず、すべての方々に使いやすい商品、サービスをそれぞれ企業、行政、教育機関に提案しています。今までは、国内をメインに案件を頂いていたのですが、最近は海外からの依頼も増えてきており、今後は海外展開も視野に入れています。

グローバルに目を向ける当社のような企業では、協力隊として海外で活動した経験をお持ちの方は、求める人材として最適だと考えています。海外の諸問題にアンテナを張る感受性、言語も含めた未知の領域に一歩踏み出す勇気や行動力、そして異文化を理解しようとする姿勢などは、ビジネスに通じるものがあると考えるからです。

村山さんはまさにその様な人材で、ハートの熱さを備えていて自分の軸がとてもしっかりしています。当社に入社してまだ1年ですが、協力隊での経験を着実にビジネスに活かしていると感じますね。民間企業の経験がなくとも、まずは何でもやってみるというチャレンジ精神があります。粘り強く、周囲を巻き込みながら自らの目標に邁進している姿は頼もしい限りです。村山さんのこれまでの仕事ぶりを見て、採用面で今まで以上に協力隊経験をお持ちの方に関心を抱くようになりました。グローバル時代のフロントランナーとして活躍が期待できると思います。

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詳細情報につきましては
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