転職ノウハウ

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朝日新聞×マイナビ転職 Heroes File

厳しさの中で育んだ感性

作品や人との出会いを通して役者へと育てられた

14歳の時、その才能を演出家、蜷川幸雄さんに見いだされ、舞台「身毒丸」で主役デビュー。その後も数々の難役に挑戦し、その度に高い評価を受けてきた。映画でも『バトル・ロワイアル』『デスノート』を始め、今年公開された『カイジ 人生逆転ゲーム』など次々にヒットを飛ばし、今や名実ともに若手実力派として知られる存在だ。
「実は17歳の頃に辞めたいと思ったことがあります。蜷川さんの元でけいこの日々だったのですが、とにかく厳しくて毎日泣かされていました。難しい言葉のセリフをしゃべらされて、難しい言葉でしかられて(笑い)。わけわかんないし、あまりにつらくて、舞台が終わったら地元へ帰ってやろうって。でも、気づいたらあっという間に10年。27歳になってしまいました」

もともと俳優になりたかったわけではない。池袋でスカウトされ、雑誌に出られるという特典に心引かれて「身毒丸」のオーディションを受けただけだった。それでも、途中でやめることなく続けてきたのはなぜだったのだろう。
「人や作品との出会いのお陰だと思う。深作欣二監督には『バトル・ロワイアル』で映画の現場の楽しさを教えてもらったし、20代になってからは野田秀樹さんと出会い、芝居ってこんなに楽しんでいいんだと知りました。いつの間にか舞台や映画の魅力に引き込まれてしまっていた」

作品や役には恵まれたが、決して俳優として甘やかされることはなかった。
「蜷川さんを始め、みんな強烈なまでに厳しく、スパルタ式で僕を育ててくれた。それと、頑(かたく)ななまでにストイックで、冷静沈着でありながらも時に攻撃的で、常に走り続けている俳優や監督が周りに多かった。そういう先輩たちの姿をずっと見てきたことが、僕の大きな力になっています」

自分で判断するのが一番難しい

仕事をしていて難しいなと思うのは、物事のジャッジの仕方だと語る。
「自分には向かないと思っていても高く評価されることもあれば、後悔することもあるし。実は『デスノート』は最初松山ケンイチ君の役、エルがやりたくてそう主張したんです。でも周囲にライトの方が合っていると説得され、いざやってみたら確かにみんなの言う通りでした(笑い)」
自分の判断が必ずしも正しいとは限らないだけに、毎回悩むところだ。「正しい方をどう選ぶかではなく、何か迷った時にちゃんとジャッジできる自分を持っていること、が大切なんでしょうね」

蜷川さんがよく「仕事を失うことほど簡単なことはない」と言うそうだ。一瞬を大事にしていかないと、一瞬で仕事を失うぞという戒めだ。だからこそ舞台も映画も、藤原さんはまるで一世一代の勝負をかけるように挑む。一瞬の芝居にこだわり、丁寧に役に没入する。その芝居への姿勢がそのまま彼の生き方につながって見える。

「藤原さんのように生きるには」と尋ねたら、「ちゃんと攻めていこう。自分の人生なんだから」と明快な答えが返ってきた。


現在の仕事についていなければ、どんな仕事についていたでしょうか?

カズ(三浦知良)さんに憧れていて、サッカー選手になるのが夢でした。埼玉県出身なので浦和レッズのフォワード、ですね。

人生に影響を与えた本は何ですか?

吉川英治さんの「宮本武蔵」。今年、舞台「ムサシ」で武蔵を演じることになったので読んだのですが、武蔵の考え方や、自分自身の中で常にぶれない気持ちを持つための武者修行する姿に大いに影響を受けました。

あなたの「勝負●●」は何ですか?

箱根神社が好きなので、近くへ行けば参拝したりはしますが、それくらい。勝負のために何かすることはないですね。実は、10代の頃は本番直前にいろいろ縁起担ぎをしていたんです。でも、それでも1回トチったことがあり、それから一切何もしなくなりました。


INFORMATION

日英両国から屈指の舞台俳優が揃った国際共同プロジェクト
舞台「ANJIN イングリッシュサムライ」

江戸時代、鎖国になる直前の日本に漂着し、外国人でありながら旗本となった男がいた。ウィリアム・アダムス、日本名を三浦按針(みうらあんじん)と名乗った。彼の半生を、イギリスで絶大な評価を得ているグレゴリー・ドーランの演出で舞台化。日本を代表する2人の俳優、市村正親と藤原竜也が出演する一方、出演陣の半数がイギリス人という舞台上では、日本語と英語が飛び交い、字幕も使用するなど数々の斬新な試みが行われる。「イギリスの演出家が日本の歴史をどのように描くのかが見どころ。ぜひ観に来てください」(藤原竜也さん)。

「ANJIN イングリッシュサムライ」
キャスト/市村正親、オーウェン・ティール、藤原竜也 ほか
脚本/マイク・ポウルトン
脚本共同執筆/河合祥一郎
演出/グレゴリー・ドーラン
音楽/藤原道山
東京公演/2009年12月10日(木)~2010年1月18日(月)
会場/天王洲 銀河劇場
問い合わせ/
ホリプロチケットセンター 
03-3490-4949
ホリプロオンラインチケット 
http://hpot.jp(携帯&PC)


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5月9日(金)更新

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