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vol.173 脚本家 古沢良太 なりたい「何者か」へ迷いはあれど向かう


ドラマや映画の世界でヒットメーカーの脚本家として活躍する古沢良太さん。
オリジナル脚本の作品も好評で、今回はその新作映画も公開される。
しかし、ここにたどり着くまでには苦難の日々があった。
揺れる気持ちを抱えて焦っていた20代。賞を得てすぐに立ちはだかった急な上り坂。
それを乗り越え、古沢さんはどう成長してきたのか。その道のりを語っていただいた。

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズやドラマ「リーガルハイ」など、数々の人気作品を手掛けてきた脚本家の古沢さん。そのバラエティーに富んだ作品群にまた一つ新たな映画が加わる。2017年10月21日(土)から全国公開される『ミックス。』だ。新垣結衣さんと瑛太さんがそれぞれに心の傷を抱えた男女を演じ、卓球でミックス(男女混合)ダブルスを組んで、人生と恋を再生していく物語。

古沢さんのオリジナル脚本作品で、「ロマンチックコメディーをやりたいと思っていた時、卓球のミックスダブルスを見て、これはそのためにあるような競技だ! とひらめきました」。

古沢さんは子供のころ、本や漫画、アニメが大好きだったという。人を喜ばせたり驚かせたりしたくて、見た番組の異なる結末を頭の中で考えたりもしていた。絵も得意で早くから漫画を描き、周囲からは漫画家を勧められる。

「漫画家には家に閉じこもって描く、暗いジメジメしたイメージを持って避けていたんです。でも藤子不二雄先生の自伝的作品『まんが道』を読み、そういう人たちの青春がいかに素晴らしいかを知って気持ちが変わりました」

中学ぐらいまで雑誌の賞に応募しながら描き続け、尊敬する手塚治虫さんの「漫画がうまくなりたければ映画を見なさい」という提言を受けて映画を見まくる。そして映画『七人の侍』の脚本を読んだことから興味が湧き、倉本聰さんや向田邦子さんらの脚本集を読んで「脚本家もいいな」と思うようになった。

古沢良太さんの写真1 「大学の時に養成講座に通い、書いた作品を褒められたことが自信にはなりましたが、講義で脚本家の方々から報われない仕事だと聞いて夢が持てないなとも思いました。それに脚本を一本書くのがすごく大変で、仕事にするのは無理かなって。でも大学の卒業時、就職はまったく頭になかった。僕は、自分という存在を懸けられる『何者か』になりたかったのです」

しかし卒業後も脚本家になる気持ちは定まらず、漫画家かそのほかか、アルバイトをしつつ揺れる気持ちを抱えていた。一方、映画を見てはインプットし、時折脚本も書く日々が続く。

「10代でデビューした手塚先生や藤子先生のように自分は天才じゃなかったという絶望感の中で20代を過ごしました。さすがに20代後半になって焦りが募り、とにかく自分の中に詰まった表現したいものを吐き出そう、スッキリして気持ちが決まるかも知れないと考えました」

一心不乱に書き上げた脚本をシナリオコンクールに送ると、何と大賞を受賞。しかしここから、新たな苦難の日々が始まった。


PROFILE

こさわ・りょうた/1973年神奈川県生まれ。東海大学卒業。2002年デビュー。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」などヒット作多数。17年10月21日(土)から映画『ミックス。』が公開予定。


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