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vol.178 お笑い芸人 矢部太郎 ずっと受け身でもつかめるものはある


身長158㎝、体重39㎏ときゃしゃな体つきの矢部太郎さん。
お笑いコンビ「カラテカ」のボケ担当であり
俳優としても映画やドラマ、舞台などに出演し、異彩を放っている。
そんな矢部さんが2017年に出版したエッセー漫画が破竹の勢いで売れまくっている。
なぜエッセー漫画を描いたのか、またお笑いという仕事の魅力は何かなどを伺った。

お笑いコンビ「カラテカ」の矢部さんが初めて描いた、エッセー漫画『大家さんと僕』が好調に売れている。2017年10月末の発売からすでに20万部を突破。50歳近く年上の大家さんと矢部さんとの何とも不思議な交流が描かれていて、思わず笑いがこみ上げたり、2人のやりとりにほっこりしたりする。

「大家さんは僕と同じ場所で暮らしているのに、見ている景色が全然違うし、何でも戦争当時を基準に話したりするところがとても新鮮でした。僕は芸人なので笑いで表現したくなるんですけど、笑いでは伝えきれないような大事なものがたくさんあって、その辺りを描いてみたいなと思って始めたんです」

そんな矢部さんが、お笑い芸人を目指したのは高校時代に相方の入江慎也さんに誘われたのがきっかけだった。入江さんは、矢部さんとは対照的な性格で超行動派。コンビを組むとすぐ入江さんに言われるがまま、文化祭でネタを披露したり、テレビ番組のお笑いオーディションを受けたりした。

とはいえ、お笑いで食べていけるとは思えず大学へ進学。「ただ、入江君は芸人になる夢を諦めなかったのでコンビでの活動は続けていました」。やがて、若手芸人がネタを披露する漫才劇場に出演するようになる。

矢部太郎さんの写真1 「1回出ると来月も出る? と声を掛けてもらえて、気づいたら毎月ライブに出るようになっていました。でも最初は月1、2回しか出番がなく、ギャラもすごく安かった。それでも口座に振り込まれているのを見たら、芸人の仕事をしている気になってうれしかったですね。もちろんそれだけでは食べていけず、高校時代からの釣り堀でのアルバイトも続けました」

24歳のころまでそんな生活だった。「僕って最低限の収入があれば満足で、お金のことは正直そんなに気にならないんです。でも、20代の終わりごろ、そろそろ若手と呼ばれなくなり、その言葉に甘えられなくなるなと思ったら、不安になって何か特技がほしくなりました。それで気象予報士の資格を取ったんです」

以後、資格も生かせて仕事の幅は広がっていった。そして17年は、40歳を前にしてエッセー漫画という新しい分野に挑戦。しかも結果を出せて、それが更なる自信となった。

「大家さんとの出会いは僕のターニングポイントになりましたね」。これまで、主体的に芸人の道へ進んだわけではなく、大家さんが住む家に引っ越してきたのもたまたま。でも、流されるようにきたからこそつかめるものもあるんだと、矢部さんは教えてくれる。


PROFILE

やべ・たろう/1977年東京都生まれ。お笑いコンビ「カラテカ」のボケ担当。芸人としてだけでなく舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍する。父は絵本作家のやべみつのりさん。大家さんとの一風変わった「二人暮らし」を描いたエッセー漫画『大家さんと僕』が発売中。


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