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第一線で活躍するヒーローたちの「仕事」「挑戦」への思いをつづる

Vol.193 フリーアナウンサー/ラジオパーソナリティー 赤江珠緒
前向きに挑んだのなら失敗して転んでもいい

掲載日:2019/1/11

赤江珠緒さんの写真1

子供のころから好奇心旺盛。何でも「やりたい!」と真っ先に手を挙げていた。それは今も同じ。一瞬自分には大役過ぎるという思いがよぎっても、次の瞬間には「やりたい!」と言っている自分がいるという赤江珠緒さん。
局アナ時代を経て現在はフリーアナウンサーとして活躍。特にパーソナリティーを務めるラジオ番組は幅広い世代のリスナーに愛されている。
今回は、そんな赤江さんの人気の理由も垣間見えるようなインタビューとなった。

Profile

あかえ・たまお/1975年兵庫県生まれ。神戸女学院大学卒業。97年にABCテレビ入社、2007年からフリーアナウンサー。テレビ朝日「モーニングバード」などで活躍。19年現在はTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(毎週月~木曜、午後1時から放送)のパーソナリティー。

「午後1時になりました。いかがお過ごしでしょうか」。平日の昼下がり、赤江さんの明るく弾むような声がラジオから聞こえてくる。パーソナリティーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」は、山里亮太さんや博多大吉さんら曜日ごとに替わる個性の強いパートナーとの軽妙なトークで人気の番組だ。100期以上連続で聴取率ナンバーワンという同局の中でも高い聴取率を誇っている。

2019年現在フリーアナウンサーとして活躍する赤江さんは、大学卒業後の1997年から10年間、大阪にあるABCテレビの局アナだった。在籍中は情報番組やスポーツ中継のリポートなど幅広く活躍。そんななかでアナウンサーとして特に鍛えられたのは、甲子園での高校野球の実況担当だったと振り返る。

「試合を実況する先輩を見ながら、明日はこれを私がやるんだと思ってものすごく緊張し、逃げ出したくなったのを今でも鮮明に覚えています。でも、私がしゃべらなければ番組は成立しない。ここは逃げている場合ではないと覚悟を決めました。アナウンサーとしての腹のくくり方をそこで学びましたね」

赤江珠緒さんの写真2

20代後半からは東京のテレビ朝日の番組にも出演するようになり、07年にABCテレビを退社してフリーに転身し、テレビ朝日の朝の情報番組でメインキャスターを務める。そして12年になると「たまむすび」への出演が決まり、一気にテレビとラジオの帯番組を掛け持ちすることになった。

ABCテレビは温かな社風で、常に先輩たちに守られているという感覚があったという。「消極的な気持ちで本番に臨むのは許さないけれど、前向きな気持ちだったらどれだけ失敗して転んでもいい、その時は先輩がフォローするからと言われていました。その言葉のお陰で、どんな仕事にも全力で伸び伸びと取り組むことができました」

「流れに身を任せるようにフリーになってしまったんですが、そうすると周りに叱ってくれる人がいなくなって、目に見えない視聴者やリスナーが何を求めているのか、何が正解なのかが分からず、日々迷っていました」。そんななかで赤江さんが自分の軸足にしたのは、一緒に働くスタッフ。「とにかく身近な人たちが良かったと言ってくれる仕事をしようと考えました」

そんな具合に無我夢中で仕事をしていたら瞬く間に時は過ぎ、39歳になっていた。実はずっと子供が欲しかった。「1年だけ真剣に妊娠・出産と向き合おう」と決め、テレビ番組を降板して不妊治療を開始した。

「仕事は冒険!」。そう思えば楽しくなる

赤江珠緒さんの写真3

どんな話題でも明るくあっけらかんと、かつ絶妙に切り返し、周りを楽しい気持ちにしてくれると人気の赤江さん。不妊治療の末、40歳で妊娠、出産。そして、1年弱の産休を経てすぐにTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」へ復帰できたのも、そんな彼女の人柄とこれまでの実績があったからだ。

「ただ、出産と同時に始まるのが子育て。単発の仕事はできるけれど帯番組は難しいだろうなと思っていました。だから『たまむすび』も、続けたいと思いつつも降板を覚悟していたんです。それがこんなにも早く戻らせてもらって、ありがたい気持ちでいっぱいです」

出産前と後で大きく変化したのは、自身の仕事への向き合い方だ。例えばラジオパーソナリティーの仕事では何かしら自分のこともしゃべる必要がある。以前は映画を見たり、いろいろ体験したりしてネタを毎日探していたけれど、子供がいると物理的にそれは無理。

「育児と仕事に追われてほかには何もしていない。でも生きている以上、常にいろいろ考えてはいる。そこで、世の中を見て感じたことを自分の切り口で話したり、自分の中に何か面白いものは転がっていないかと探ったりして、それを言葉にして発信するようになりました」

子育てでも発見は多々あった。「専業主婦だった母と私では時代も環境も違うのに、母のように子育てしなきゃと思っている自分がいて、ああ、意外に固定観念に縛られているんだなって。それに気づき、仕事では、例えばラジオでリスナーさんからいただいたメールやはがきに対して自分なりに想像してコメントしていたんですが、それも偏った見方で意見を言っていたのではないかと反省し、固定観念を捨てて白紙の気持ちで読むようになりました」

また、育児は楽しい一方で、女性には生活や仕事の負担が圧倒的に掛かるということも実感した。「しかも、毎日のことなのでストレスはたまっていくばかり」。そんな日々の中で読んだ本に、「仕事は労働だと思わず、道楽と思え」という一文があった。「そうか、労働と思ってはいけないんだ、と。ただ、私が仕事を道楽だと言うのも失礼なので、仕事は冒険だと思うことにしました。今は家事も育児も冒険と考え、楽しみながら取り組んでいます」

最近はラジオのパーソナリティー以外に、ナレーターやバラエティー番組のゲストなど単発の仕事も受けている。「できる範囲で無理なく。それで『今日も冒険、完了!』と言って笑えれば十分幸せです」。考え方がすがすがしい。それが赤江さんの持ち味につながっているようだ。

ヒーローへの3つの質問

赤江珠緒さんの写真4

現在の仕事についていなければ、どんな仕事についていたでしょうか?

旅館の女将(おかみ)さんでしょうか。中高生の頃に漠然とあこがれたことがあります。

人生に影響を与えた本は何ですか?

トルストイの『人にはどれだけの土地がいるか』です。幼いころから本が好きでいろいろ読んでいましたが、中でもこれは強烈でした。短い物語ですが、結局人間は最終的に必要なものはさほどないということを教えられました。今でもその価値観は自分の根本にあり、何かを決める時の基準になっています。

あなたの「勝負●●」は何ですか?

勝負「湯」、温泉ですね。大きな仕事の前には東京周辺の日帰り湯などへ行き、いい温泉につかって体を清めます。だいたい温泉というのは自然豊かな場所にあるので、その自然の中に身をさらし、野性の勘を取り戻して英気を養い新しい仕事に向かうといった感じです。

Infomation

TBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」放送中!

毎週月〜金曜の13時からTBSラジオで放送している、“一日一爆笑!トーク&バラエティー”「赤江珠緒たまむすび/金曜たまむすび」。メインパーソナリティーを月〜木曜が赤江さん、金曜は外山惠理アナウンサーが務めている。赤江さんのパートナーは月曜・カンニング竹山さん、火曜・山里亮太さん、水曜・博多大吉さん、木曜・ピエール瀧さんと個性的な方々がズラリ。「昼下がりのまったりとした時間に、いい大人たちが集まって遊んでいるような番組です。役立つことは特に何も話していませんが、何かの合間に聴いていただくにはほどよい放送をしています。よかったら聴いてみてください」と赤江さん。

放送時間:13:00~15:30
周波数:FM90.5 / AM954
公式サイト:https://radiocloud.jp/archive/tama954

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