転職ノウハウ

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キボウのアシタ リーダーたちに学ぶ、これからの働き方の道しるべ オピニオンリーダーたちが語る、これからの時代の仕事観。明日の働き方のヒントが得られる、スペシャル対談。
スペシャル対談 vol.2 未知なる自分への挑戦(後編)ファンキー加藤×寺川 綾

夢中で突っ走ってきた。だから後悔はない

寺川:ファンキーモンキーベイビーズ(ファンモン)としてどんなミュージシャンを目指していたのですか?

加藤:ビジュアルではアイドルに勝てないし、ずば抜けた歌唱力もない。だから隙間産業的にほかのアーティストがやっていないことで勝負しよう、と。その最たるものがDJケミカルが後ろで踊る独特のスタイル。それと今の僕自身の歌い方でもあるのですが、メロディーをテクニカルに美しく歌うというより、詞の言葉を真っすぐに歌う。そこに特化したグループであろうとしていました。

寺川:なるほど。だからファンモンの歌は心にしっかり届く。

加藤:僕らはグループでしたが、アスリートにとってほかの選手ってどんな存在なんですか? 仲間なのか、それともライバルなのか。

寺川:同じ種目の選手は、水の中に入ったらライバルに変わる。プールから出たら仲間に戻る。

加藤:今の言葉、しびれました。僕も言いたい。「ステージに上がるとライバルだけど、ステージ下では友達」って。かっこいいなあ。

寺川:ロンドン五輪競泳日本代表の27人は本当に仲間でした。宿舎にホワイトボードが置いてあって、そこにみんな毎日寄せ書きみたいに励ましの言葉を書き合っていて。それを見る度に私もチームの一員として頑張ろうと思いました。

加藤:では、仲間にキレたり、ぶつかった経験は?

寺川:キレることはなかったですが、マズイと思ったことはちゃんと言いました。淡々と、冷静に。

加藤:偉い。僕らはよくぶつかりました。僕はリーダーだったから、例えば遅刻してきたメンバーはちゃんと叱った。その度に嫌な空気が流れたりしますが、見過ごしていたらファンモン自体がそういうグループだと思われてしまうので。

寺川:お互いを向上させていく上で、多少ぶつかることは大切ですよね。

加藤:不思議なもので、解散と同時にデビュー前の友達関係にすっと戻れた。それがうれしいし、今も遊びに行ったりしています。

寺川:解散ライブでは泣きませんでしたよね。すごく不思議です。

加藤:実は我慢したんです。僕が泣いたらただの悲しいお別れライブになってしまう気がしたし、涙を流すなとずっとメッセージを送ってきたファンモンらしくない。ただ13年11月、ソロで初の店内ライブを地元・八王子でやった時には号泣しましたね。ずっとため込んできた涙や思いが、ソロとしての第一歩でガーッと流れ出した感じでした。

寺川:私も引退記者会見では泣かなかった。最後はすっきりした気持ちでいるということを伝えたくて。

加藤:そこで泣いたら未練があると思われる。

寺川:そう。実際、やり切ったという満足感しかなかったですから。

未来を白紙から始められるチャンス

寺川:ファンモンの解散以降、自身の心境は?

加藤:直後は喪失感と将来への不安で相当参っていました。約10年間突っ走ってきたのに、いきなり、ずっと動いていた秒針がピタッと止まってしまったような感じ。まさに無の状態。海外を旅しても良かったのですが、気づいたらすぐに一人でスタジオに入っていました。そうしないと、自分が自分でいられないような恐怖心に駆り立てられて。その時、一人になっても音楽をやり続けないと僕はダメだなと気がつきました。

寺川:私は、競泳選手を辞めて自分の取りえがなくなった。本当に何もなくなってしまった感じで、加藤さんがおっしゃった無の状態です。

加藤:引退会見後、プールに入りました?

寺川:テレビの収録で少しだけ。でも、あまりにも泳げなくて笑ってしまいました。

加藤:それでは、今後はどう考えていますか?

寺川:それ自体、どう考えていいのか分からない。どうしたらいいですか?

加藤:いやいやいや、僕には答えが出せない(笑)。

寺川:でも私も今の状況を決して悲観しているわけではなく、むしろ逆。いったん無の状態になったからこそ、これからいろんな新しいことができる。チャンスだと思って与えられたことを一つずつ丁寧に、一生懸命やっていこうって思っています。

加藤:そこから、次の何かが見えてきそうですね。

寺川:そうなんです。そう思うとワクワクします。どんなに小さなことでも、自分にしかできない何かがきっといつか出てくるはず。そうしたらまた、そこから突進して頑張ればいいかな、と。

加藤:僕自身は、すぐ活動を始めて良かったと思っています。解散して3分の1になったから3倍の苦労があって忙しいですが、でもそれがうれしくてたまらない。前に進むことで、ぶつかる向かい風や立ちはだかる壁さえも待ち遠しいくらい。

寺川:いいですね。加藤さんのその前向きな気持ちが曲にも出ているから、私たちは励まされるし、元気になれるんですよね。

加藤:曲は結構自分を鼓舞するため、勇気づけるために作っているところもあります。だから歌詞は、まず自分の心に届くかどうかを確かめてから書いています。

寺川:最近は、少しは不安も解消されましたか?

加藤:今も不安だらけです。ずっと不安に背中を押されながら前へ進んできたような感じ。不安があるから頑張るというのもありますね。

寺川:私も、これまで自分がやりたいと思うことをやってきました。不安もあったけれど、やらないで後悔するより挑戦して失敗した方が納得できるし、その経験は必ず後につながる。だからこれからも、自分に正直に動いていきたい。そこだけは変わらないですね。

リーダーが語る、アシタを開く言葉

ファンキー加藤さん

「完全熱唱」

僕が作った造語です。いつ、どんなライブにおいても全力で「完全熱唱」する。それが信条であり、大事にしていることです。

寺川綾さん

「一期一会」

水泳を通して本当に多くの人に出会えたことがうれしい。これからも一つひとつの出会いを大事にしていきたいので常にこの言葉は自分の中にあります。

キボウノアシタ読者プレゼント

下記のボタンよりキボウノアシタ読者プレゼントへ応募できます。アンケートにお答えいただいた方の中から、抽選で1名さまにファンキー加藤さん、寺川綾さんの限定サイン色紙をプレゼントいたします。

応募締め切り:
2014年3月6日(木)23:59

※当選者の方には、当選のお知らせと景品送付先の確認のため、入力いただいたメールアドレス宛に締切後1週間以内にご連絡させていただきます。当選の発表はこのご連絡をもってかえさせていただきます。

※ご入力いただいた個人情報は、当選者への連絡、景品(賞品)の抽選・発送の目的以外で使用することはありません。

※ご応募はお一人さま1回限りとなります。

応募はこちらから

ファンキー加藤

1978年東京都生まれ。2004年ファンキーモンキーベイビーズを結成し、06年「そのまんま東へ」でメジャーデビュー。13年6月東京ドームにて解散公演。14年2月シングル「My VOICE」でソロデビュー。2月14日からはドキュメンタリー映画「ファンキー加藤 My VOICE~ファンモンから新たな未来へ~」が全国公開となる。9月には日本武道館での初ワンマンライブが決定。

寺川 綾

1984年大阪府生まれ。3歳から水泳を始める。高校2年時に出場した福岡世界水泳選手権で注目を浴び、2004年アテネ五輪200メートル背泳ぎで8位入賞。07年ミズノ(株)に入社。08年北京五輪代表に漏れるも09年から名将・平井伯昌コーチに師事し復活。12年ロンドン五輪100メートル背泳ぎと400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得。13年バルセロナ世界水泳選手権で銅メダル獲得後、現役卒業を表明。

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