転職ノウハウ

応募企業の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の秘けつまで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介!

専門家が教える面接の入室・退室の仕方
面接官が見ているポイントとは?

面接室のイメージ

面接官があなたにどんな印象を持つかによって、選考の結果は大きく変わります。特に入室の仕方は、第一印象の良し悪しを大きく左右します。第一印象が良ければ、あなたへの期待が高まるだけでなく、スムーズに面接が展開されることも。

その一方退室では、入室時との態度に温度差がないかをチェックしている企業もあるようです。

今回は、面接での入室・退室の仕方をキャリアコンサルタントが解説。面接官がチェックする入退室時のポイントもご紹介します。

最後に動画も用意していますので、実際の入退室の動きを確認して面接に臨みましょう。

監修:瀧本 博史(キャリアコンサルタント)

キャリアの専門家として就職指導や大学講師、職業訓練校講師、ハローワークや公共機関等の相談員歴25年。心理カウンセラーとして心の問題もケアしてきており、高校・大学では就職・面接指導と講演、公務員試験対策を実施している。

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入室の仕方(基本編)

(1)ドアを3回ノックする

ノックには在室の確認や入室の許可を求めるという意味がありますので、ドアが開いている場合も閉じている場合もノックをするほうが無難です。

ノックの回数は3回が一般的。この時、ノックをするスピードや音の大きさにも注意しましょう。事前にちょうど良いタイミングと音の大きさを確認しておくと良いかもしれません。
>動画でノックの仕方を確認する

(2)部屋に入り、ドアを閉める

部屋の中から「どうぞ」と声がしたら、ドアの外で「失礼いたします」と返事をしてから、ドアを開けて入室します。

ドアを閉める時は、大きな音を立てないように静かに閉めましょう。またこの時、後ろ手で閉めるのはマナー違反なので、ドアのほうに向き直して閉めてください。

(3)面接官に向かってお辞儀をする

入室したら面接官のほうへ向き直りお辞儀をします。「本日はよろしくお願いいたします」など言葉を添えても構いません。

動きにメリハリを付けるためにも背筋を伸ばし、30度の角度でお辞儀をすると良いでしょう。この時、指先を真っすぐ伸ばして行うと格好良く映ります。

手の位置は、男性ならズボンの縫い目に添って真っすぐ滑らせるように、女性なら腕を前方向へ出して、左手を右手の上に重ねるようにしてお辞儀をすると奇麗です。

(4)椅子の横に立ち、名前を伝える

入室したら、用意された椅子のほうへ姿勢良く進み、椅子の横に立ちます。

「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇と申します。よろしくお願いいたします」とあいさつをしてからお辞儀をします。

カバンは、置く場所を指定された場合はそこへ置き、指定がない場合には椅子の横に置くようにしましょう。

(5)着席

面接官から「どうぞ」と着席を促されたら、姿勢を正して「失礼します」と言い、一礼してから着席します。

入室の仕方(応用編)

面接を受ける企業によって、面接の形式が異なる場合があります。応用編では、面接時のさまざまな状況に応じた振る舞い方についてご紹介します。

面接官が後から入室する場合

あなたのほうが先に面接会場へ案内されて、後から面接官が入室する場合は、特に指示がなければ、立って待つのが無難です。

「お掛けになってお待ち下さい」と言われた場合はドアの近くの席に着席。座席に指定があればその席に座ります。

待ち時間が長いからといってスマートフォンを出したりしないよう気を付けましょう。

面接官が入室したら即座に立ち上がり、「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。〇〇と申します。よろしくお願いいたします」とあいさつをしてお辞儀をしましょう。

その後、面接官から「着席してください」と言われたら「失礼します」と言い、一礼して着席しましょう。

面接官が名刺を渡してきた場合

面接が始まる前に、あいさつを兼ねて名刺を渡されることがあります。本来名刺は、会社の代表者として渡すものですので、面接時に自分の名刺を差し出す必要はありません。

>面接時に現職の名刺を求められたが渡したくない。スマートに断る方法は?

名刺を渡されたら、「ありがとうございます」とお礼を言って、丁重に両手で受け取ってください。受け取る際は机を挟まず、あなたから面接官へ近寄っていくと丁寧でしょう。

受け取ったら机上の左側へ面接官が座っている順番に横に並べ、名前を間違えないようにしましょう。特に一番役職が高いと思われる方の名刺は、自分の名刺入れの上に置きます。

名刺を置くための机がない場合には、受け取った名刺をすぐにしまわず、名前を確認してから名刺入れへ収めます。

入室時に面接官がチェックするポイント

入室時のあなたの行動に、自社のお客さまと接する時の様子を重ね合わせる面接官も少なくありません。面接会場への入り方がぎこちないと、面接官はあなたのビジネスマナーに不安を覚えてしまうでしょう。

普段から自然と礼儀が身に付いているか、自分の行動ばかりに気を取られるのではなく、相手に気を配って好感を持ってもらえるよう振る舞えるかを面接官はチェックしています。

返事の歯切れの良さや声の大きさ、ノックのタイミングや音の大きさ、服装や頭髪の清潔感、立っている時や座っている時の姿勢、あいさつする時の表情、目線の配り方など、すべてが採否を決める判断材料になります。

そのため、面接官に対して自分がどのように映っているのかを常に意識して面接を受けることが大切です。

面接時の退室の仕方(基本編)

(1)椅子に座ったままお礼を伝える

面接官から退室を促す言葉があったら、座ったままの姿勢で、面接の機会を作ってもらえたことへの感謝を込めて「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」とお礼を言いお辞儀をしましょう。

(2)立ち上がり、椅子の横で再度お辞儀をする

椅子の横に立ってから入室時と同じく姿勢を正してお辞儀しましょう。

(3)ドア前に移動し面接官のほうに向き直してお辞儀する

ドアの手前まで移動したら、面接官のほうへ振り返り、「失礼します」と言ってもう一度お辞儀します。

(4)ドアを静かに開閉し、退室する

静かに退室をします。ドアの開閉はなるべく音を立てないよう気を配りましょう。

★ドアを閉めて安心しないように注意を! 退室後は、すぐにスマートフォンの電源を入れたり、飲食したりせず、真っすぐ建物の出口を目指しましょう

退室の仕方(応用編)

面接官が出口まで見送ってくれる場合は?

面接が終わった後、面接官や担当の社員がエレベータや会社の玄関、出口まで見送りをしてくれることがあります。その際は、案内してくれる人の後ろを歩き、案内に従って進みます。

出口に向かっている間など、無理に話題を探して不自然な会話をするよりは、静かに笑顔でいたほうがいいでしょう。

もし、面接官が話し掛けてきた場合には、質問に対して笑顔で答え、気遣いや労いの行動に対して感謝の気持ちを伝えましょう。

退室時に面接官がチェックするポイント

面接官の中には、入室時、面接中、退室時で態度に温度差がないかどうかを気にする方もいます。入室時には丁寧だった態度が、面接が進むにつれてだんだんと横柄さが垣間見えるようになり、退室時には印象が変わってしまったという例もあるようです。

また面接が終わったことにほっとしてしまい、あいさつを忘れてしまったり、会社から見えるような場所で気の緩んだ行動を取ってしまったりするのは避けたいところです。

面接が終わって社外へ出たからといっても、面接官以外の社員に見られていることもあります。最後まで良い印象を与えられるよう、自宅へ戻るまでは面接であるという意識を持つようにしましょう。

【動画でチェック】入室・退室の動き

下の動画では、動画クリエイターのじゃじゃーん菊池さんと本田みくさんが、入室・退室のNG・OKマナーを実際の動きと併せて解説しています。

入室・退室の動き方に不安がある方は、ぜひチェックしてみてください。

▼【あなたは大丈夫?】NGマナーを動画でチェック≪入室・退室≫

まとめ

自分では普段からできていると思っていても、一つひとつの動きを細かくチェックしてみると意外とできていないのが面接時の入室・退室の動作です。

「面接時の第一印象で期待度は変わる」と言っている企業もありますし、控室がある場合には対応した社員に応募者の印象を聞き、選考の参考とすることもあるようです。

面接時は、書類選考では伝わり切らないあなたの価値を100%表現するためにも、入室・退室などのマナーで減点とならないよう十分注意をして臨みましょう。

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