転職ノウハウ

応募企業の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の秘けつまで。あなたの転職を成功に導くためのノウハウを紹介!

採用担当者の質問には意図がある!面接でよくある質問の回答50例採用担当者の質問には意図がある!面接でよくある質問の回答50例

最終面接(役員面接)でよく聞かれる質問最終面接(役員面接)では、応募職種だけでなく企業や事業をどのようにとらえているか、あなたの将来像とマッチしているかを確認する質問が想定されます。しっかりと企業・業界研究をして臨みましょう。

  • 5年後どのような仕事をしたいですか?

    募集職種と関連性を持たせて企業の期待を踏まえた回答をしよう!

    まずは求人情報に書かれている募集職種の仕事内容をきちんと理解したうえで、5年後のやるべき仕事や、応募企業で実現できそうな仕事を想定し、回答してください。役職については、企業が管理職としての役割を求めていないのに「5年後、部下を管理したい」と回答をすれば、これまでの経験や能力が評価されても、採用は難しいと判断されることがあります。
    最終面接までの面接官とのやりとりから、5年後に求められている人物像をイメージして回答することがポイントです。

    お手本回答例

    経理職としてこれまでの経験を生かして、連結決算業務を含めた経理業務全般に真摯に取り組んだうえで、5年後は可能であれば、財務面にも精通し資金調達などの銀行折衝まで行えればと考えています。また経理部門の新人スタッフの育成にも携わりたいと考えます。

    ありがち失敗回答

    「5年後は営業ではなく総務として仕事がしたいです」と募集職種と関連しない仕事を回答すれば、通常採用は難しいと判断されます。また仕事について問われているにもかかわらず、「部長になりたいです」と役職に就きたいという回答のみでは、理解力がないと判断されますし、企業が部長職を想定していなければ、採用につながらないでしょう。「やってみなければ分からないです」という回答も企業研究がされていない、活躍する姿をイメージできていないと受け取られます。

  • 同業他社ではなくどうして当社なのですか?

    他社を否定するのではなく応募企業の良さを伝えよう!

    最終面接では自社への愛着が強い役員クラスが面接官であることも多く、「同業他社と比較をしてなぜ自社なのか」という質問から、業界研究がなされているか、自社への入社意欲が高いかをチェックします。業界知識や他社の状況を把握しておく必要がありますが、安易に他社の現状を批判する回答は、自社についても同様の批判をする人材だと受け取られる可能性があります。
    同業他社の批判ではなく他社より優れている点を整理したうえで、応募企業の特徴や良さを回答するようにしましょう。

    お手本回答例

    多角経営や多店舗化を積極的に行う同業種の企業が多いなかで、御社は自社のブランドを守り、多店舗化ではなく堅実な経営を行っていることで、お客さまから高い信頼を得ている点に大変魅力を感じます。
    また御社の「新たな100年に向かってやるべきこと」という行動指針のなかで、社員が一丸となり、より品質を高めてお客さまの期待以上の満足を提供していく姿勢に共感しており、私も御社の社員として次の100年に向かって貢献できればと考え志望させていただきました。

    ありがち失敗回答

    「他社のことはよく分かりません」という回答では、業界研究が足りない、ひいては入社意欲に欠けると判断されます。また「○○株式会社は、△△△が劣っています」と他社を否定する回答も好感を持たれません。「業績がいいからです」と回答すれば、「業績が悪くなれば辞めるのですか?」と問われる可能性があります。
    他社の状況を踏まえつつ、応募企業の強みや良さを説明する回答をしてください。

  • この事業を将来どのように成長させていきたいですか?

    企業の方向性を理解したうえで、事業の将来像を語ろう

    企業のホームページやこれまでの面接で受けた説明を踏まえて、事業の将来像を語るようにしてください。この質問の意図は、目の前の仕事だけでなく、事業の将来像という大きな視点で仕事をとらえているか見極めることです。最終面接が役員クラスですと、募集職種に関連した質問だけでなく、将来的な展望を踏まえて事業にどのようにかかわっていきたいかという点も聞かれます。
    応募企業の方向性を理解したうえで、事業という観点から大きなフレームで、やりたいこととできることを回答してください。

    お手本回答例

    スーパーマーケット事業では、今後より一層の商品の差別化やサービスの向上が求められると考えます。他店より安くて良い品揃えはもちろんですが、セルフレジやAIロボットの導入によりサービスの向上を図ることで、人件費の削減を商品価格に反映させるだけでなくよりスピーディーなサービスが提供できます。一方、高齢化社会に向けた宅配サービスの充実など高齢者の方に寄り添うサービスを提供し、地域に根付いた事業を展開することで、スーパーマーケット事業の発展に貢献していきたいと考えます。

    ありがち失敗回答

    「将来像について今一つ分かりません」「成長事業なので、更なる発展に貢献していきます」など業界知識がないと思われる回答や、漠然とした回答では採用にはつながりません。面接官はこの回答から業界知識があり事業というフレームでとらえているか、そして入社意欲が高いかを見極めています。あらかじめ企業のホームページや求人情報から事業の将来像をイメージしたうえで、やるべきことを具体的に語るようにしてください。

  • どんな時に仕事のやりがいを感じますか?

    応募職種の仕事を想定し、経験を含めて具体的な回答をしよう!

    仕事のやりがいや価値観から、応募者の仕事の取り組み方や姿勢を見極めています。やりがいの回答だけでなく具体的な経験も合わせて説明することで、インパクトのある回答になります。仕事のやりがいを明確に語れる応募者は、仕事観にぶれがなく自己分析ができている人材だと判断されます。正解がないだけにあいまいな回答では、仕事のモチベーションが低く成果を築けない人材だと判断される可能性があります。

    お手本回答例

    お客さまから「ありがとう。また来るよ」と言われた時、接客業務をやっていて本当に良かったと感じます。前職のホテルにおけるフロント業務では、海外から来日されたお客さまから、翌日帰国する前にどうしても日本の扇子が欲しいと言われて、夜遅い時間でしたが開いているお店を探してご紹介し、購入いただくことができ大変喜ばれた経験があります。
    お客さまの期待以上のサービスを提供することで、お客さまの喜ぶ顔を見ることに大変やりがいを感じます。

    ありがち失敗回答

    「仕事にやりがいなど感じません」「仕事はやって当たり前です」というように質問を否定する回答では、好感を持たれません。また、具体的な経験を述べずに「仕事がうまくいった時です」などの抽象的な回答は避け、まず結論を述べたうえで、結論を裏付けるこれまでの経験を合わせて語るようにしてください。

  • 最後に何か伝えておきたいことはありますか?

    面接を通じてより応募企業で頑張りたい気持ちが強くなったと語ろう!

    最終面接ですでに回答した内容と同じことを長々と語ると、面接官は、同じアピールを何度も聞いているという気持ちになりせっかくのアピールが台なしになってしまいます。インパクトを与えるためにも、これまでの面接に対して感謝の気持ちを伝えたうえで、応募企業でできることを簡潔に伝えるようにしてください。面接後半では入社意欲を見極めていますので、応募企業でできることを簡潔に述べるだけでなく、面接を通じてより一層入社したい気持ちが強くなったと伝えるといいでしょう。

    お手本回答例

    一次面接から本日の最終面接まで、私の前職の経験を親身に聞いていただき、ありがとうございました。仕事内容を直接お伺いし、採用戦略の構築や働きやすい組織作りでは、これまでの経験を生かして即戦力として貢献できると確信しています。面接を通じて、より一層御社で頑張りたい気持ちが強くなりました。どうぞよろしくお願いいたします。

    ありがち失敗回答

    「特にありません」「頑張ります」というワンセンテンスの回答では、入社意欲を感じません。逆に最後のアピールチャンスだととらえて長々と回答するのも、良い印象を与えません。長くても1分程度にまとめて、印象に残るアピールをしてください。

このシーンの
ここがポイント

最終面接だからと緊張せず、最終面接まで進めたことに自信を持って臨んでください。これまでの面接を通じて評価された回答を思い起こして、回答にぶれがないようにしましょう。最終面接では特に「求める人材としての職務能力」と「自社への入社意欲」を見極めています。応募企業で発揮できる具体的な実務能力と入社意欲をアピールしてください。

併せて読みたい記事
賛成! あたらしい生き方。マイナビ転職

豊富な転職・求人情報と転職ノウハウであなたの転職活動を支援する【マイナビ転職】。マイナビ転職は正社員の求人を中心に“日本最大級”常時 約8,000件以上の全国各地の豊富な求人情報をご紹介する転職・求人サイトです。毎週火・金更新であなたの希望の職種や勤務地、業種などの条件から検索することができます。職務経歴書や転職希望条件を匿名で登録するとあなたに興味を持った企業からスカウトされるサービスや、転職活動に役立つ職務経歴書サンプルや転職Q&A、会員登録をすると専門アドバイザーによる履歴書の添削、面接攻略など充実した転職支援サービスを利用できる転職サイトです。