転職の面接でも必ず聞かれる自己PR。「アピールできる実績やスキルがない」「自己PRが書けない」と悩む人もいると思いますが、そのような場合アピールポイントとして使いたいのが積極性や協調性などの人間性。人間性も企業が求めている人材のイメージとマッチすれば立派なアピールポイントになるのです。

早速応募企業の求人情報でどのような人物を求めているのか確認し、ここにある例文を参考にしながら自己PRを作成してみましょう。

「積極性」アピール　転職MYコーチからのアドバイス

履歴書で積極性を自己PRする場合は、志望動機（3行前後）の前に3行ほどで収めます。文字数が限られているので、積極性を裏付ける内容としては「普段からチームメンバーに積極的に会話をするように心掛ける」など、簡潔に自身が実践していることを述べるに留めます。

一方、職務経歴書で積極性を自己PRする場合は具体的なエピソードを添えて、あなたに積極性があることを納得してもらうことが大切。大きなことでなくても構いませんので、「同僚とどのように信頼関係を築いたか」「日ごろどのようなコミュニケーションの取り方をしているか」など積極性を発揮した具体的なエピソードを交えて伝えましょう。

面接で積極性を自己PRする際には、職務経歴書に書いた内容をもとに、実際に声に出して読んでみて2分くらいに収まる長さに要約してみましょう。

■注意■　自己PRとは「企業が求めている人材」へのマッチ度をアピールする場！

自己PRを「自分の強みをアピールする場」と思っていませんか？　本来自己PRとは、「企業が求めている人材にいかに自分がマッチしているか」をアピールするもの。「どれだけ優れたスキルを持っているか」ではなく、「募集している人物像と合っている」ことが大切なのです。

まずは応募したい企業の求人情報をしっかり読み込み、「求めている人材」に合わせて自己PRを作成していきましょう。

こんな振る舞いはNG！　転職MYコーチが語る
「積極性」アピール台無しの瞬間

積極性とは、担当業務だけでなく、組織としての目標を達成するために何をしたら良いか、自ら考えて行動に移すこと。面接の時に緊張と不安により暗い表情をしてたり、性格などを質問された際、「慎重です。石橋を叩き過ぎてしまいます」などと回答したりすると、「本当に積極性があるのかな……」と疑問視されてしまいます。

面接の際は自己PRの内容と矛盾した受け答えや、言動にならないように注意しましょう。

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