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QUESTION
国家公務員試験の勉強をし、合格した事実はアピールできますか?
私は2年間、民間企業のメーカー営業職で働いていたのですが、当時、公私の多大なストレスを抱えたなかで、学生のころ憧れていた「裁判所で働きたい」という夢がふつふつと湧き上がってきました。

さすがに弁護士や裁判官は無理だと思い、裁判所事務官を志望し、思い切って退職して1年間勉強しましたが、結果は不合格。幸い併願していた国家公務員試験に合格したのですが、民間企業の内定と違い、合格しても採用漏れがあり、合格後半年以上経っていますが、いまだに採用連絡がありません。

私は本命に受からなかったこと、もともと公務員なら裁判所以外で働く気がなかったことに加え、受験生側の処遇を考えない現行の公務員制度に違和感を覚え、再び以前のような民間の営業職に就いて、バリバリ頑張りたいと考えています。ちなみに今回は、関心の高い異業種を狙っています。

そこで質問なのですが、転職活動を進めるにあたって、ブランクのある2年間で公務員試験の勉強をして得た知識や、ひとつのことを頑張り抜いた経験、また、試験に合格したことを自己PRとして前面に出したほうがよいでしょうか。または、第二新卒のように真摯なやる気をアピールしていったほうがよいのでしょうか。

グランデ(27歳 男性)

ANSWER
職務経歴の視点から考えますと2年間は確かにブランクですが、国家公務員試験に合格したという結果も出せたのですから、グランデさんにとって、とても素晴らしい経験をされたと思います。知識や頑張り抜いた経験、試験に合格したこと、改めて仕事について考えたことを、ぜひ自己PRしてください。

自己PRされる際、再び民間企業を応募しようと思った理由を、2年間の経験と結びつけて説明し、さらに、この経験を通じて異業種に適性があることを認識したという自己PRをしてみたらいかがでしょう。民間企業の採用担当者のなかには、公務員を希望する人は安定志向型の人間で、民間企業で求められる「自ら考え、問題に対処し解決していく点」が弱いといった先入観を持っている人もいます。なかには、公務員を志したが希望するポジションに就けないから、再び安易に民間企業を希望していると捉えて、好感を持たない採用担当者もいるかもしれません。

ポイントは、2年間の経験から、民間企業への想い、異業種への想いが明確になり、公務員に対して一切未練はないことと、今後は民間企業で全力を注いでいきたい気持ちをはっきりと伝えることです。

最近はご存知のように、民間企業から公立高校の校長になったり、今まで国が行ってきた業務を民間に委託するなど、公務員、民間企業の壁がなくなってきています。公務員だから、民間企業の社員だからという考えに固執するのではなく、グランデさんの強みと魅力を整理して、「応募企業だからこそ働きたい」という熱意をアピールすることが大切です。

キャリアアドバイザー 谷所健一郎


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