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先どりストーリー

「ビデオリリースを商習慣に」をビジョンに、500本以上の動画制作・配信で急成長。――株式会社NewsTV

株式会社NewsTVは、総合PR会社である株式会社ベクトルの子会社として、2015年8月より企業のプレスリリースを動画にし、コンテンツとして配信するビジネスを展開。動画制作を無料で行うという型破りなサービスの提供に加え、インターネット動画広告というかたちで、狙ったターゲットに対してピンポイントで動画配信を行えるサービスをスタートさせ、累計500本以上の動画制作・配信を行っています。

高品質な動画とアドテクノロジーを駆使し、ターゲット限定で動画を配信することで、企業のPR活動を大きく変革し、新たな市場を切り拓いていくパイオニアとして大いに注目を集めている同社。そのビジネスの特徴と、同社の今、そしてこれからについて、代表取締役である杉浦健太氏にお話を伺いました。

――最初に、杉浦さんのこれまでのご経歴をお聞かせ願えますか?

もともとは、2004年に当社の親会社である株式会社ベクトルに入社し、2年ほど営業をしていました。そこから2006年に大手インターネット広告代理店へ転職して、新事業を展開する子会社の立ち上げなどに携わりました。

その後、2010年には独立して広告会社を2社ほど経営していましたが、ある時、株式会社マイクロアドとベクトルとで合弁会社を設立するので手伝って欲しいと長谷川(株式会社ベクトル副社長/長谷川創 氏)から誘われて、株式会社ニューステクノロジーの立ち上げに関わったりしているうちに、だんだんとのめり込んでいき、2015年にさらなる新事業を展開する会社として株式会社NewsTVを設立したという次第です。

――NewsTVのサービスとはどのようなものですか?

これまで、企業が新製品や新規事業展開を発表する際は、多くの場合、報道各社の記者を集めた発表会を開催し、新聞や雑誌、テレビのニュースなどで報じてもらっていました。記者発表会という手法は情報を最大化させるには最も優れた施策なのですが、メディアが報じてくれない可能性もありますし、本当に知って欲しい層にきちんと情報が届いているかどうかまで把握できず、費用対効果を見極めることができませんでした。

また、メディアが採り上げたい情報と企業が伝えたい情報の間にギャップが生じることもあります。一方、広告の世界では、商品やサービスに興味のある人のもとに的確に情報を配信し、効果測定も可能なターゲティング広告が人気を博しています。

そこで当社では、記者発表会やPRイベントなどに自社の取材クルーを送り込み、動画を「ビデオリリース」として撮影・編集して自社サイトに掲載すると同時に、アドテクノロジーを使うことで、企業が本当に情報を届けたいターゲットに対して、動画を配信するサービスを提供しています。

――そうした企業のビデオリリースは、どこで見ることができるのでしょうか?

自社で運営しているビデオリリース配信サイト「NewsTV」ですべてを視聴できるほか、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSでも投稿しています。

――ところで、このサービスのアイデアは、どういうところから生まれたのでしょうか?

もともとベクトルでは動画が次のコミュニケーションの軸になると考えており、2008年頃からその活用方法を考えていました。ただ通信環境の問題、デバイスの問題、技術的な問題などがあり、これといった解決策がでない中、2013年頃から様々な環境要因の変化が起こり、今回のようなサービスが可能になりました。

その要因というのは大きく二つ。一つはアドテクノロジーの進化です。狙ったターゲットに情報をきちんと届ける手法が確立されてきたのです。もう一つはモバイル通信環境/デバイス/ソーシャルの領域の変化ですね。

スマホの通信速度や動画再生技術が向上したおかげで、スマホ上での高画質なビデオ視聴が可能となり、またFacebook、InstagramといったSNSでの動画優先のアルゴリズム改定やTwitterでの動画投稿が可能になるなどプラットフォーム環境が整ってきたことも大きかったと思います。

――お客さま企業からの反響はいかがですか?

当社のサービスをご利用いただくお客さまには、ターゲットが動画を何分何秒のところまで視聴してくださったかといった細かなデータもご提出しています。こうした点が広告・宣伝担当者や経営層から高く評価されています。

また実際に売り上げが上がった、来店数が増えた、認知率が上がったなどのフィードバックをいただくことが多く、リピート企業が多数いることも特徴的です。

新規のお客さまのもとへご提案に伺うと「面白い!」とその場で発注を決断してくださるケースも少なくありません。通信キャリアや大手流通企業、電機メーカーなど、ナショナルクライアントのお客さまも多く、これまでに500本以上のビデオリリースを受注しています。また、動画制作費が無料という点もポイントです。

――その「動画制作費無料」というのは思い切った施策ですね。

昔はバナー1枚制作するのに10万円というようなこともありましたが、近年では、広告費用を頂戴する代わりに、バナー制作費を無料とすることが主流となっています。動画もいずれは同じ道を歩むのであれば、先取りしてしまおうと考えたんです。

そのおかげで“お試し”で利用してみようというお客さまも多く、また動画のクオリティもご評価いただき自社サイトや、営業活動、セミナーなどで利用したいと言っていただくことも多いです。

また、当社では「完全視聴単価」という数値もレポートにてご提出しています。動画を最後まで見てくださった場合を完全視聴1回と数え、例えば100万円の配信費用で1万回完全視聴されれば、完全視聴単価は100円となります。これにより、広告・宣伝担当者も具体的なKPIを設定して活動が行えるため、数百万円かけてどれだけ見てもらえるかわからない動画を制作するよりも、当社のサービスを積極的にお選びくださるケースが増えています。

――ところで、2015年8月にはビデオリリース「NewsTV」のサービスを開始していたのに、これまであまり目立った宣伝活動をしていなかったように思います。御社のサービスに興味を持つ企業は多いと思いますが、なぜでしょうか?

ビデオリリースサービスとしてノウハウを蓄積するために、あえて表立った宣伝活動はしてきませんでした。その間、視聴データからユーザーの離脱ポイントを探って動画制作にフィードバックしたり、より的確なターゲティングを行うためのデータ分析などを行ってきました。

ベクトルの営業と一緒にお客さま先を開拓できたのも大きいですね。現在では、同じスキームをサービス化している会社も登場しているのですが、ビデオリリースという市場を拡大していくためにも、今後は当社のプレゼンスをどんどん高めていきたいと考えています。

――お話を伺っているとかなり好調に推移しているようですが、ご苦労はなかったのでしょうか?

うーん、お客さまからの反響も上々ですし、あまり苦労した印象はないのですが、あえて言うなら会社設立当初でしょうか。設立から2カ月間は、ビジネスモデルの構築はもちろん、営業から取材立ち合い、公開・配信・運用・レポート・請求書発行 まで、すべての業務を私一人で行っていました。

現在は、営業、制作、運用、バックオフィスなど、きちんと組織化して25名体制になっています。

――現在活躍中の社員はどんな方々ですか?

平均年齢は32歳で、全員が中途入社です。テレビ番組制作会社や、大手インターネット広告代理店、有名ネットサービス運営企業、システム開発会社などから転職してきたメンバーが、それぞれの経験を活かして活躍しています。

――では最後に、今後の展開について教えてください。

まずはお客さまを増やし、広告マーケティング業界で「ビデオリリース」を商習慣にしていくことです。それから、海外展開も視野に入れています。インバウンド・アウトバウンド需要はすでにあり、これまで不可能だった「日本の動画を海外の日本旅行に興味関心のある人に配信」という施策も多数取り組んでおります。

たとえば、インドネシアのホテルが日本人向けにPRしたいとします。典型的な広報活動としては各メディアの記者を集めてプレスツアーを組み、実際に現地のホテルを取材してもらい記事化してもらうことになるでしょう。でも、当社なら取材クルーを一組送り込むだけで日本国内の狙ったターゲットに動画を配信できるのです。

また、地方自治体などが地場の名産品を海外に発信したい、あるいは観光資源を海外にPRしたいというニーズも旺盛です。ビジネスチャンスは世界中に広がっていると言っても過言ではありません。

「広告マーケティング業界でビデオリリースを商習慣にする」というビジョンで、今後も新しい領域を開拓していきたいですね。きっと当社の成長が、PRの世界のあり方を変えていくことになるはずです。

――なるほど。今後のビジネス拡大が非常に楽しみですね。本日はありがとうございました。

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