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生の生姜は体を冷やすって本当? 症状別の賢い生姜活用法
掲載日:2014.12.9
生姜は古くから漢方にも利用され、風邪や冷え性などさまざまな病気にも効果があるとされてきました。しかし生姜は生で食べるのと、熱して食べるのでは効果が異なります。生姜は自分の体調に合わせて、食べ方を変えるように注意しましょう。

生の生姜と熱した生姜の違いって?
生の生姜にはジンゲロールと呼ばれる成分が含まれています。ジンゲロールは解熱作用や強い殺菌効果があり、体内の熱を取り除き、体の表面を温めてくれる効果があります。
一方で熱を加えられた生姜は、ジンゲロールがショウガオールという成分に変わります。ショウガオールには血流を高めて、体を芯から温めてくれる効果があります。また乾燥させた生姜にも、熱した生姜と同じショウガオールが多く含まれています。
症状別に生姜を使い分ける
生姜は食べ方を間違えると病気に対して逆効果にもなります。生姜を生で食べるのか、熱して食べるのか、自分の体の状態に合わせて生姜を摂るようにしましょう。
生で生姜を食べる場合
すり下ろして薬味として使う、ガリとして食べる生の生姜には解熱・殺菌効果がありますので、風邪の引き始めや悪寒がする時には効果的です。一方で生の生姜は解熱作用によって体の芯を冷やしますので、冷え性には逆効果になります。
熱したり、乾燥させて生姜を食べる場合
前述したように生姜は熱することでショウガオールの成分が多くなります。生姜湯や乾燥生姜などショウガオールが多い状態の生姜は、体を芯から温めてくれますので、冷え性や肩こりなどに効果的です。一方、高熱の状態で生姜湯などの熱した生姜を体に取り入れると、余計に体温を上げるので逆効果になります。
生姜の取り過ぎには要注意!
生姜は効果が高い食べ物であるだけに、体への刺激が強くなります。過剰な生姜の摂取は健康に害を与えることにもなりかねません。生の生姜であれば1日5〜10グラムが適量で、スライスなら6枚、すりおろしたものなら小さじ1杯程度が適量となります。それ以上の生姜の摂取は胃腸の表面を荒らして腹痛や肌荒れの原因になります。少量ずつ毎日摂取することがポイントになりますので、食べ過ぎには気を付けるようにしましょう。
生姜は病気だけでなく便秘、生理痛の解消、新陳代謝の促進などにも効果があります。健康を考えるうえでも生姜は非常に効果的な食べ物ですので、適量を守って食べるようにしてみてください!
記事提供:GozoRopp
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