気が小さくて、面接であがってしまう
就職情報を集め、電話連絡をし、面接を受けているのですが、やはりいざ面接となると自分の言いたいことの半分も言えない状況です。
僕の性格は、人見知りが多く、かなりの引っ込み思案で、気が小さい部分が多いです。ですから、いざ面接になるとあがってしまい、声が震えて、また頭の中が真っ白になってしまうことがたびたびあります。
直すことは難しいですが、アドバイスがもらえたら幸いです。
焦りとプレッシャーの悪循環の中にいるのかも
人それぞれにいいところがあって、あなたもきっとあなたのことをよく知っている人ならば褒めることが可能なんでしょうね。たとえばあなたの親やかつての担任の先生ならば、「いや、気は小さいんですが寝ないでギャグを考えるような一途なところがあって」とか「口べたなんですけど、紙ヒコーキ作らせりゃ天下一品ですよ」なんて語ってくれるのではないでしょうか。
ところが面接というのは、たった一度の顔合わせで長所をわかってもらわなければならない。これは厳しいですよね。客観的に言って、声が震えたり、何が言いたいのかわからないような話し方では好印象は持たれそうにないし。だからあなたはうまくしゃべろうとして焦る。それが一層プレッシャーになってあなたを追い詰めていく。今、そういう悪循環の中にいるのかもしれませんね。
できないことを知る。それが大事
でも、人間は誰だってできることとできないことがあるんです。できないことをカバーしようとして、他のことで頑張るんです。それで何とか生きていくっていうか。特に、社会一般にみんなが普通にできることができない人。こういう人は深刻ですから、どこかで頭抜けてないとバランスが取れない。たとえば本人に失礼ですが、逆上がりができない、超方向音痴、対談も苦手。でも短歌があったから俵万智さんになった。そういう例があるわけです。うまくしゃべれない。女の人を見ると落ち着きがなくなる。おまけにいつもお金がない。でもギターがあったからミツ君になった。(知らんでしょうが、ボクがいたバンドのギタリストです)
次回の面接では震えながらでもいいので、引っ込み思案で言葉では自分をうまく表現できないということを素直におっしゃられたらどうですか。その代わり、それをカバーするだけの努力をこの分野の仕事で達成したいのだと。いや、これは面接に限らず、とても大事なことです。できないことを知る。それはすごい財産なんです。
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