Conversations
About Our Updates Episode03

膨大なデータ量を誇るDMPも、
前例のない仕事に挑戦できるチャンスも、
ここには当たり前のようにある。

  • メディア・ソリューション本部
    プラニング開発ユニット
    データマーケティンググループ
    片岸正雄(31歳)

    前職
    SEMコンサルティング会社

    Masao Katagishi

  • メディア・ソリューション本部
    プラニング開発ユニット
    データマーケティンググループ
    岡田麻耶(26歳)

    前職
    Webマーケティング会社

    Maya Okada

  • メディア・ソリューション本部
    プラニング開発ユニット
    プラニング開発グループ グループリーダー
    小柴優(30歳)

    前所属
    博報堂 営業局

    Masaru Koshiba

  • メディア・ソリューション本部
    プラニング開発ユニット
    データマーケティンググループ
    片岸正雄(31歳)

    前職
    SEMコンサルティング会社

    Katagishi Msao

  • メディア・ソリューション本部
    プラニング開発ユニット
    データマーケティンググループ
    岡田麻耶(26歳)

    前職
    Webマーケティング会社

    Maya Okada

  • メディア・ソリューション本部
    プラニング開発ユニット
    プラニング開発グループ
    グループリーダー
    小柴優(30歳)

    前所属
    博報堂 営業局

    Masaru Koshiba

営業や広告運用から、データの専門家へキャリアチェンジ

──岡田さんと片岸さんは転職組と聞いていますが、前職のキャリアと転職のきっかけを教えてください。

岡田:大学院を卒業後、新卒でWebマーケティング会社に入社しました。担当していたのは、リスティングやディスプレイ広告の運用とレポーティング。小さい会社だったので関わる人も少なく、一通りの業務を一人でこなし、入社1年後にはあらかたの業務に対応できるようになっていました。自分の成長を考えると、大きな会社でもっと多くの人と関わりたいし、業務領域も広げていきたい。アップデートのために、転職しようと考えました。
転職先としてイメージしたのは、データ分析や解析をメインで担当できる会社。学生時代に心理学を専攻し、統計やデータ分析の経験があったため、そのスキルを活かしたいと思ったのです。元々広告に興味があり、ここなら新しいことにチャレンジできるという期待感があったので、博報堂DYグループに入社しました。

片岸:私は、前の会社では新規開拓の営業をやっていました。中小企業や店舗を飛び込みで訪問し、SEOやリスティング広告を提案する。そんなスタイルの営業職を3年半経験しました。現在のデータ分析の仕事とはほど遠い感じですが、営業時代も決してデータとは無縁だったわけではありません。訪問先のクライアントから「データが欲しい」と言われ、求められたデータを提出すると、受注につながることがよくあったんです。そうした経験から、人とのコミュニケーションやビジネスにおける「データの重要性」に気付き、データを扱う仕事に興味を持ったのが転職のきっかけですね。

──小柴さんは新卒で2010年に博報堂に入社されています。入社後のキャリアを教えていただけますか?

小柴:元々、広告制作の仕事に興味があって博報堂に入りましたが、入社後に配属となったのは営業局でした。最初に担当したクライアントは外資系の製薬メーカー。非常に数字に厳しいクライアントで提案には数字的な根拠が求められ、出稿後は外部の統計会社と組んでROIの分析資料を作成したこともありました。今にして思えば、キャリアの最初からデータに縁があったんですね(笑)
営業としてフロントに立ち、ほぼすべてのメディアを取り扱いましたが、それまで主流だったマス広告ではなく、マーケティングの中心がデジタルに移行してきている実感がありました。デジタル領域にもっと深く関わりたい。そう考えた私は配属替えを希望し、2013年に博報堂DYメディアパートナーズのデジタル部門に異動しました。それまで全然違う仕事をしていたからこそ、デジタル領域で新しいことができるのではないか、という思いがありました。

今まで誰もやったことのない新しい仕事にチャレンジできる環境

──三者三様のバックグラウンドをお持ちですが、現在皆さんが担当している業務はどういう内容なのでしょうか?

小柴:私だけ業務内容が違うので、先に私からお話しますね。片岸さん、岡田さんのお二人はデータの分析・解析を中心に担当し、私はデータ分析やプラニングがより迅速かつ高精度に行えるようなツールや環境を整備する仕事を行っています。例えるなら、片岸さん、岡田さんは「F1ドライバー」で、私はドライバーが乗る「F1マシン」を作っているようなイメージですね。
具体的な事例としては、昨年ですが「テレビクロスシミュレーター」というTVCMとオンライン動画広告をかけ合せた広告効果予測プラニグツールを開発しました。また、最近では博報堂DYグループが持つノウハウを活かしてマーケティングソリューションや関連サービスの研究開発を行う「株式会社Handy Marketing」という会社の設立にも携わりました。今やデジタルに限らず、マス広告と統合したデータ分析やプラニングが求められる時代。博報堂DYグループとして、その課題に向き合うために必要な仕組みづくりを進める中で、デジタルの最前線で働くデータサイエンティストの感覚を取り入れ、適切にスケールさせること。それが私に与えられた役割です。

岡田:今、小柴さんの話にあったように、私は主にデータ分析とプラニングを担当しています。具体的には、広告を経由してサイトに訪れたユーザーの数や流入経路などを分析し、次に広告を配信するターゲットのプラニングなどを行っています。メディアプラナーと連携し、プラニング、配信、データ分析のPDCAを回すポジションですね。

片岸:私も岡田さんと同じような役割なのですが、Webに限らずマス広告やイベントなどの効果分析・予測などを任されることも多いですね。Webのように数字が明確に出る領域ではないので、「どこからデータを持ってくるか」という分析手法の工程から考えなくてはいけません。TVCMの効果であれば、SNS上で関連ワードがつぶやかれている数、シーン、発信者などを分析したり、商材によっては店舗の売上データや、競合他社の売上推移などさまざまな外部データを組み合わせて分析することもあります。
博報堂DYグループには生活者のさまざまなデータを蓄積・管理している「生活者DMP(データマネジメントプラットフォーム)」があるのですが、デジタルではないオフラインのデータをDMPに取り組むにはどうすればよいか。クライアントが持つデータを連携させるためにはどういう形式に変換すればよいか。データの収集方法を考えることも私の担当業務の一つです。

──それぞれ違った役割を担当する中で、どういったやりがいを感じているか教えていただけますでしょうか?

岡田:私は、先ほど片岸さんの話にも出たDMPを使って分析し、ターゲットのプラニングをできることに面白さを感じています。Webからとったデータはもちろん、色々な調査結果やオフラインでの行動・購買履歴など、さまざまな情報を関連づけて分析できる。こんなに膨大なデータを蓄積したDMPは他にはないので、この会社ならではの「うまみ」だと思っています(笑) 無限にあるデータを活用し、発想次第で今までになかった新しいターゲットセグメントを作れることは大きなやりがいですし、狙い通りにCTRやCVRが上がったときは本当に嬉しいですね。

片岸:新しいセグメントのプラニングも含め、誰もやったことのない仕事にチャレンジできるのは当社の特徴かもしれません。私の場合、Webだけでなくあらゆる領域のデータ分析を任されることが多く、クライアントからの依頼も、毎回異なります。そのオーダーに応えるために、どのデータを集めるか、どういう切り口で分析するか。自分で考え、「前例」を作っていけるところに大きなやりがいを感じますね。

小柴:今、広告業界自体がデジタルを中心に新しいビジネスモデルを構築している最中で、再編の真っ只中にあります。博報堂DYグループは、その変化の最前線で業界自体をリードしている会社ですから、常に新しい仕事にチャレンジできる環境にあると思います。私自身、新しいビジネスの仕組みやフォーメーションを作る過程に立ち会うポジションにいますが、そういった仕事に携われることが貴重な経験ですし、広告業界の「新しい時代」を作っている感覚でとても大きなやりがいを感じています。

「データ分析」から広がる、スキルアップ・キャリアアップのチャンス

──皆さん、新しい仕事にチャレンジできる面白さを感じていようですが、今後の目標、ビジョンなどはどのようにお考えでしょうか?

片岸:冒頭に小柴さんから「F1ドライバー」と「マシンを作る人」の例えが出ましたが、ちょっとしたマシンであれば自分でも作れるようなスキルを身につけたいと思っています。というのも、クライアントは数字やデータのプロではありませんから、分析結果をわかりやすく伝えるというのも重要なんです。例えば、グラフィカルに分析結果を表示できるようなツールを自分で作れるスキルがあれば、クライアントとのコミュニケーションを大きく変えることができます。
データ関連の仕事と聞くと、ずっと数字に向き合っているイメージを持たれるかもしれませんが、実際にはグループ内のメンバーと議論する時間がたくさんあり、クライアントに説明する機会もあります。それぞれの立場を理解しながら、どうすれば相手に伝わるか。どこを結論の落としどころにするか。大切なのは、やはりコミュニケーションなんです。入社して一番身についたことは、もしかしたら「調整力」かもしれません(笑)

岡田:片岸さんの言うように、プロジェクトメンバーと一緒に話し合う機会は本当に多いですね。多くの人が集まることで自分一人では気付けない課題や、思いつかないアイデアがどんどん出てきます。シナジーを発揮しながら仕事を進める感覚はすごく楽しいですし、チームワークが当たり前になったことで「相手の気持ちを考えること」や「自分の意見をしっかりと発言すること」ができるようになり、自分自身の成長を感じています。
普段、営業やストラテジックプラナーと話す機会も多く、自分が分析したデータが上流で活用されることも珍しくありません。こうした環境で働く中で、将来のビジョンとして、もう少し上流でデータの活用方法やマーケティングの戦略を練るような立場を目指したいと思うようになりました。ただ、先ほど小柴さんの話を聞いていて、広告業界の最先端で新しい仕組みやビジネスモデルをつくっていく仕事も面白そうだなと思ってしまいました(笑) このように色々なキャリアを目指すことができるのは博報堂DYグループだからこその醍醐味かもしれませんね。

小柴:興味があるなら、ぜひ異動希望を出してきてほしいですね(笑)決して冗談ではなく、若手にどんどんチャンスをくれる会社ですから、やりたいことがあれば積極的にチャレンジしたほうが良いと思います。業界全体を俯瞰するような立場で働ける環境は、そう多くはありません。私自身、まだ入社7年目で今のような仕事を任せてもらえているのはとても幸運なことだと感じています。
今まで広告業界はクリエイターやマーケターの職能を売るサービス業として、「人の力」で勝負していました。それが今や、デジタルの進化によって「データ」そのものが価値を持ち、それを活用した「ソリューションシステム」が重宝される時代になりました。広告業界を発展させていくためには、今までのサービス業としての機能に加え、資源である「データ」や、マニュファクチュアである「システム開発」の部分を強化することが欠かせません。国内のみならず、グローバルな視点も持ちながら外部のパートナー企業と連携し、さらなる強化を推進していく。それを自分自身のミッションとして、これからもやっていきたいですね。

株式会社博報堂DYデジタル