Z世代・Y世代の働くオタクに
「推し」がもたらす影響について
聞いてみました。
「推し」は生活の中心かつ人生に少なからず影響を与えているものであり、「趣味」とは違うものだという認識をしている人が多いようです。
Z世代ゲスト
小浜さん
「推し」は私にとって生きがいで、お仕事をする上でのモチベーションになっています。「趣味」は、自分の空いている時間に費やすもの、自分の個性を活かせる場所、というイメージです。
Z世代
M.K.さん
推している対象にお金をかける・貢ぐのが「推し活」で、「趣味」はお金をかけなくてもできることであったり、自分のためだけにやるものだと思います。
Y世代
I.J.さん
「推し」は生きがいであり生活の中心にあるものです。「趣味」はあったらいいな、くらいのもので、生活の一部というイメージです。
Y世代
H.K.さん
「推し活」は金銭をどこまでもかけられるものなんだろうなという印象です。「趣味」は自分の日々の生活を彩るものであり、「推し」とニアリーイコールなものだと感じています。
Y世代
Y.A.さん
「推し活」は時間を作ったり貯金したりなど良い意味での「義務感」があるもの、「趣味」は暇だったらやるぐらいのもので、かけるモチベーションが違うと思います。

仕事や学業などを最優先にして、合間に推し活を楽しむ形で両立しているようです。頑張った日にご褒美として「推し活」をするのは両立を成功させるポイントになるかもしれません。
Z世代ゲスト
小浜さん
両立できています。移動時間にYouTubeを観たり、休みの日にライブに行ったりなど、バランス良くできています。大事な仕事と推しの卒業コンサートが被ったら、仕事を頑張ります。
Z世代
I.A.さん
両立できています。推しに関する情報をチェックして、この時間にコンテンツが出るからそれまでに課題を終わらせよう、みたいな感じでスケジュールを組んでいます。
Z世代
Y.H.さん
両立できています。仕事を優先しているので、都合が良いタイミングで行けるイベントがあれば行くようにしています。仕事や学業の合間に推し活をする感じでやりくりしています。
Y世代
Y.A.さん
両立できています。休みを取りやすい職場にいると思います。急に平日に休みを取るとびっくりされると思うので、この日にライブに行ってきますみたいな話を普段からするようにしています。
Y世代
I.J.さん
両立できていると思います。社内の人も自分が推し活してるのを知っているので、来月に現場がないかをあらかじめ聞かれるようになりました。

Z世代・Y世代ともに、推しから影響されて何かを始めたことがある参加者がいました。推しの存在は、日常生活はもちろん、仕事にまで良い影響を及ぼす場合があるようです。
Z世代ゲスト
小浜さん
今の活動です。推しがステージで輝いてる姿を見たのがきっかけです。また、メイク研究も始めました。推しのYouTubeを見てメイクを真似したりコスメを集めてみたりしたことで良い意味で変われたと思います。
Y世代
I.J.さん
韓国料理を作ることです。推しが韓国料理を作って食べているのを見て、推しと同じ生活をしたいと思ったからです。また、推しが話してる言葉を理解したいと思って韓国語を勉強するようになりました。

Z世代・Y世代の参加者ともに推しの存在がモチベーションやスキルの向上に影響したことがあるという結果に。推しが頑張っている姿を見ると自分も頑張ろうとやる気が出て、スキルアップに繋がるようです。
Z世代ゲスト
小浜さん
自己プロデュース力が上がりました。自分の好きなものを発信するようにもなりました。そのおかげで、少しずつ自分が本当にやりたい仕事ができるようになってきました。
Z世代
I.A.さん
推しが頑張って活動している姿を見て、課題とかにつまづいている時に推しの曲を聴いて頑張ろうと思ったり、資格を取るための検定などを積極的に受けるようになったりしました。
Z世代
Y.H.さん
見た目を改善するきっかけになって、人と会う時に良い印象を持ってもらうことが増えました。推しの影響で美意識が上がりました。
Y世代
I.J.さん
学生時代は「オタク」に良いイメージがなくて周りの人に言いづらかったんですが、最近は誰にでも言える雰囲気になったので、話題が増えてコミュニケーションを取りやすくなり人間関係も良くなりました。
Y世代
Y.A.さん
推し活をすることで人のことを調べたり追求するのが得意になり、働いている業界がその得意分野にマッチしていたというのもあって、それに関連した仕事を任せてもらえるようになりました。

「推し活」という言葉が生まれて「推し」と「オタク」への解像度が上がってイメージが良くなったことで、オタクであることを公言しやすくなりました。その結果、話題が増えてコミュニケーションを取りやすくなり人間関係が良くなることもあるようです。
また、「推し」はオタクにとって必要不可欠なもので、日常生活を彩るだけでなく、仕事や学業のモチベーションアップに繋がる存在でもあるようです。
Z世代の私自身、小学生の頃からずっと「推し」がいる人生を歩んでいます。中高生の頃はコンサートに行く許可を得るために勉強を頑張り、大学生の頃はコンサートに行ったりグッズを買ったりするためにアルバイトを頑張りました。また、Y世代のY.A.さんと同じく、「推し活」によってリサーチスキルが上がり色んなことに活かせるようになりました。
「推し」の定義が広くなった今、「推し」に影響されて生活が豊かになっている人は少なくなさそうです。
