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企業が考えるダイバーシティ スペシャル対談

写真左から

日本GE株式会社
日本GE株式会社
GEキャピタル
人事本部マネージャー

神原 裕美さん
Profile
大手IT・通信企業、米国留学を経て、2006年よりGE。現在GEキャピタルにて、主要営業部門の一つであるフリートサービス営業統括本部とストラクチャードファイナンス本部の人事を担当。加えて、 キャピタルのダイバーシティイニシアティブ推進担当として、女性社員活躍のサポートにも精力的に取り組んでいる。
日本GE株式会社
GEキャピタル
キャピタルファイナンス営業統括本部

田中 祐見さん
Profile
2008年新卒入社。名古屋にて製造業向けの営業を経て、2010年に東京に異動。飲食やアパレルなどのサービス業を中心に、ファイナンス営業を担当。2013年より、コマーシャル部門のリーダーシッププログラム(CLP)に参加。現在リスク部門でのアサインメントに従事。
Woomax
株式会社Woomax
代表取締役

竹之内 幸子さん
Profile
結婚、出産、育児を経て、女性が長く社会で活躍するために必要なスキルとマインドを伝えていくことにミッションを感じ、リーダー育成などをサポート。2012年に株式会社Woomaxの代表取締役就任。研修やセミナーを通して様々な企業のダイバーシティ推進に務めている。

「企業の強さ」になるからこそ、
ダイバーシティを推進している日本GE

竹之内少子高齢化の今、多くの企業がダイバーシティ推進という名の下に、女性、外国籍、ハンディキャップ、シニアなど色々な人たちが同じ組織の中できちんと個性を発揮して価値を生んでいこうという流れが広まっています。GEにおけるダイバーシティの特徴とは、どのようなものですか?

神 原当社では、「ダイバーシティは企業が成長を続けるために欠かせないもの」という考え方が根本にあります。性別だけでなく国籍、年齢、人種、職歴、学歴、GEの異なるビジネス部門等、全ての多様性を受け入れ、様々な考えがあるからこそ組織の成長に役立つと考えているのが大きな特徴だと思います。

チャレンジできるチャンスは男女平等

竹之内一般的に、ダイバーシティ推進を考える第一歩として、「女性の活躍」から取り組まれる企業が大多数なのですが、御社での女性の活躍はいかがですか?

神 原GEキャピタルではマネジメントチームの各部門責任者に女性も外国籍のメンバーもいます。また昨年、グローバル全体のプログラムで、営業・マーケティング領域の若手人材を育成するCLP(Commercial Leadership Program)に応募して合格した日本のメンバー3名は、ここにいる田中を含む全員が女性でした。

田 中当社では、チャレンジできるチャンスは男女平等、年次も関係ありません。CLPは、8カ月ごとに3つのアサインメントをローテーションしながら、短期間で様々な経験を積めるプログラムなのですが、営業部門にいるだけでは見えない視野も広がりますし、各国から約200人のCLP生が集まる海外研修では、グローバルな仲間の多様な価値観から刺激を受けています。

キャリアを諦めない ―― そんな環境が当たり前の風土

竹之内例えば、日本ではまだ5割以上の女性が、出産を機に会社を辞めているというデータがあります。
御社では社員の結婚、出産など、ライフステージの変化による労働環境はいかがですか?

神 原当社は出産後のほぼ全員が、元の職場に復帰していますね。フレキシブル・ワーク・アレンジメント制度があり、時短や在宅でも働ける仕組みがあります。当社の制度が他社と比較して特別手厚いということはないかもしれませんが、「男性と同じくフェアに扱ってもらえる」ということが、「キャリアを諦めない」ことの基本になっているのだろうと思います。

田 中営業部にも育児中の女性社員がいますが、営業として圧倒的な実績を上げている方なので、尊敬しています。私もどんなライフステージを迎えても、キャリアアップし働き続けたいと考えています。

神 原他部署でも子育て中の女性は多いですが、当社の場合は「今日、子どもが熱を出したのでお休みします」のではなく「在宅勤務します」ということが可能なんですね。自宅にいても仕事のメールがつながるし、打ち合わせも電話会議でもできますので、在宅で十分仕事が可能です。個人個人に与えられたミッションを果たすことができれば、手段や方法は問わないという考え方が浸透しています。

竹之内多くの企業は、制度は持っていても、運用ができていないというのが大きな課題です。上司によって対応が違うなどもよく聞く話です。御社のように、既にロールモデルとなる社員が大勢いて、女性が当たり前に活躍できる社風が根付いているのは素晴らしいですね。

田 中社風という点では、風通しがとても良いと思います。キャピタル部門では現在、独自に「オープンドア」という取り組みを行っています。マネジメント層が毎週金曜日の午後、オフィスに必ずいる時間を設定し、社員に気軽に寄ってくださいというイベントのようなものですね。

神 原中途入社の人はよく、「GEは年代を問わず、言いたいことを言う」と驚いています。そもそも、性別や年齢によるバリアは存在しない風土なんです。リーダーが率先して聞く耳を持ち、「発言したくなる環境」が出来ており、「言う・聞くカルチャー」があります。

刺激を受けられる独自のネットワーク

竹之内最後になりますが、GEのダイバーシティ推進の取り組みとして、「Women’s Network(WN)」があるとお聞きしています。

神 原WNは世界43カ国、150以上の拠点で活動しているボランティアベースの組織です。日本でも2001年から活動が始まり、メンバーには男性も含まれています。部門を越えて様々な方と接する中で、刺激を受けられる機会がたくさんあります。

田 中私の場合、WN以外では、ランチ会、女子会などの自然発生的なネットワーキングにはよく参加していますね。今の私はCLP生として、後輩のロールモデルになれるよう成長することも期待されていると思いますので、自分の経験が少しでも後輩社員の参考になるよう、定期的な食事会を開いて交流を持つようにしています。

竹之内なるほど。自然にそういった活動が生まれているということも素晴らしいことですね。日本の社会ではキャリアを諦めざるをえない女性が多い中、御社の姿は日本の平均的な企業の30年先を見ているような印象を受けました。先進例との比較でも、復職はできてもキャリアパスは描きにくいのが実情です。御社のような様々な手段を取り入れ、サポーティブな社風が根付くことが実現できたら、日本の企業はもっと良くなるのだと実感しました。

GEの求人情報は下記よりご覧ください