こんにちは! サイバーエージェントの内田です!
今回は、昨年サイバーエージェントに中途入社した私が、中途採用を担当している人事の方にインタビューを実施しました!どのような目線で候補者を見ているのか、どのようなことを面接時に聞いているのか等々、転職活動中の皆様が気になる内容が盛り沢山かと思いますので、是非最後までご覧ください!
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▼今回インタビューした方 高橋 純也(たかはし じゅんや)


インターネット広告事業本部・オンボーディング局にて「採用・定着・育成・活躍」を横断してサポートしていく業務に従事。昨年までは採用進化局にて中途採用をメインに担当していた。
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Q.面接をされていて、「良いな」と感じる方の共通点はありますか?



まずは、コミュニケーションにおいてラフさと丁寧さのバランスが取れている方。 堅すぎず、フランク過ぎずな方は風通しの良いCAのカルチャーにマッチしそうで良い印象を持ちますね。

あとは、「自分を知ってもらおう」と「会社を知ろう」の両軸を感じられる方。 大前提として、面接は自分をアピールしていただく場です。 ただ、それだけではもったいないと感じます。
求職者と面接官に上下関係はないので、候補者の方にもサイバーエージェントという会社が自身に合うのか、フラットに見極めて欲しいと思います。会社についてなんでも質問してもらいたいと思っていますし、逆にそれがないとただ内定を得るためにアジャストしているだけに見えてしまうこともあります。


Q.「一緒に働きたい!」と思うのは、どういう方ですか?


職種を問わず共通しているところで言うと、「素直でいい人」「ポジティブな人」「自分ではなく“何かのため”に本気になれる人」です。




素直でいい人

これはサイバーエージェントの中では採用の共通言語になっているくらい、重要視しているところです。
変化の速いIT業界においては、未経験の物事に対しても素直に色々なことを吸収できる方の方が向いていますし、チームワークを重視する弊社のカルチャーにおいては、周りの人が応援・協力をしたくなるような人の良さというのは重要になってきます。




ポジティブな人

この辺りは面談中の雰囲気、言動・言葉尻、転職理由から感じ取れる部分でもありますが、 特に転職理由がネガティブな要素ばかりで現職の愚痴になってしまう方には良い印象を受けません。 また、ポジティブ=明るければOK、というわけでもありません。一見雰囲気が良くても、思考力の弱さを感じてしまうことがあったり、逆に物静かな方でも、心の奥底に青い炎が垣間見えると魅力を感じます。




自分ではなく「何かのため」に本気になれる方

広告事業は、顧客のビジネスを伸ばすために徹底的に思考し、伴走し続ける必要があります。 そのため、「自分の成果をあげたい!」というマインドではなく、顧客思考で物事を考えられる方が入社後も活躍出来ると思います。

Q.面接の際に、積極的にする質問はありますか?


特にこの二つは、質問することが多いですね。




「思い入れのある成果は何ですか?」

その方の価値観や特性、仕事の能力を知りたいという意図で聞いています。 例えば「売上1位になりました!」というエピソードからは能力の高さや数字へのコミット力を感じ取れます。が、それだけだと「数字だけがやりがいなのか?」「顧客思考は?」と感じてしまいます。 KPIが成果であることはもちろん素晴らしいことですが、KGI (顧客満足など)がその先にあるのかどうかは重要視しています。




「継続的な成果を出し続けるために、戦略的に工夫されていたことを3つ挙げてください」

こちらの質問は、仕事の能力・思考性を知りたいと言う意図で聞いています。 活動量勝負!マインド勝負!という話だけだと、その熱量は素晴らしいですが少し工夫が足りないと感じてしまいます。活動量をあげるための仕組み作りや、高水準な活動量設計(目標成果から逆算して活動量を計算する、過去の表彰者の活動量を参考にする、等)であれば、再現性や戦略性があると感じられます。

Q.中途入社後、活躍している人に共通している点はなんでしょうか?


意外と思われるかもしれないですが、実は弱みも含めて自分をさらけ出せる人(自己開示力が高い方)が活躍できていると思います。 自己開示の能力が高い方は、社内外問わず自分の味方を作っていける傾向にあります。また、自分自身の弱さを認めることができる方は、成長の角度も高い傾向にあると感じています。

もう一つは、配慮はするけど、遠慮はしない方です。 顧客のことを第一に考えた時、社内で遠慮をしていてはいけません。たとえ少し嫌な顔をされようが、顧客の事業成果のために遠慮をせずに熱量高く周囲を巻き込んでいける人は成長のスピードも速いですね。
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私自身が転職活動を始める前に知りたかった内容が盛り沢山のインタビューでした。 ただ、上記はあくまで一つの考え方であり、全てに迎合することは決して本質的ではないことだけご了承ください。
サイバーエージェントはまだまだ新しい仲間を求めています。 今回の記事をきっかけにサイバーエージェントを志望する方が一人でも増えれば幸いです。