こんにちは。クラゼミ新琴似校です。
紅葉で街路樹など鮮やかな季節になりました。街を歩いていると、葉をくるくる回し遊んでいる子どもたちを見かけます。
夏の暑さが懐かしくなってきました(´艸`*)
今回のブログは制度・サービスの説明です。
年長さんが半年後に入学を控え、準備を本格的に始める今のシーズンに、クラゼミを始めとする療育サービスの利用方法についてお伝えいたします。
みなさまに少しでもお役に立てれば幸いです。
療育とは 療育とは現在のお困り感や課題解決のサポートを受けることで、将来の社会参加や自立を支えることを言います。
障がいのあるお子さまや、その可能性のあるお子さまに個々の発達状況や特性にあわせた支援を行うことで、その子のこれからについてご家族とチームとなって成長を見守っていくことが出来ます。
療育を受けるメリット 療育を受けることで様々なメリットがあります。
こどもの成長過程に合わせたサポートの提供 保護者様のお悩み相談やこどもとの関わり方のサポート 社会的な連携サポート こどもの成長過程に合わせたサポートの提供
こどもたちは保護者様や幼稚園や保育園での集団生活や先生との関わりを通して成長していきます。そしてその成長スピードはこどもたち一人一人異なるものです。そのため「うちの子は遅れているのではないか」など周囲と比べて悩んでしまうことや、「このままでこれから大丈夫かな」と心配になってしまう保護者様が多くいらっしゃいます。療育では指導員との関わりを通して成長に合わせた活動を行います。その活動で体験した「できた」自信や「楽しかった」思い出がこれからの成長の基礎を作ってくれます。その段階の見極めや効果的な支援を進め、こどもたちの伸び伸びとした成長についてサポートしています。
保護者様のお悩み相談やこどもとの関わり方のサポート
子育ては大変です。近年は核家族化が進み、相談できず一人で抱えてしまう保護者様もいらっしゃいます。その時に療育機関に繋がることでその悩みに寄り添い、解決策を一緒に考えていくことが出来ています。現在や将来にわたってチームを作り、こどもたちの成長をサポートしていきます。
社会的な連携サポ―ト
幼稚園・保育園を訪問して先生たちと療育機関が連携を取ることができます。また、就学の際に小学校と連携を取ることも可能です。このように複数の機関が子どもたちと関わることで多面的に支えていくことが出来ます。
早くから支援を受ける 保健所や市町村では3か月、1歳半、3歳に健診が行われています。これは、こどもたちがより健やかに成長できることを目的としています。そして早い段階で必要な支援に繋がることが出来るようにするためです。
早い時期であれば、長い期間をもって療育を行うことができ、得意なことや集団適応のための支援を行うことができます。また、保護者様がこどもへの接し方を身に着けることが可能です。
例年、就学前に相談を受けることが多いですが、半年~1年の期間で支援を行うのと3歳から始めるものは内容も異なってきます。より効果的な支援を行うことが出来るのは早い段階で支援体制を作ることだと考えています。
療育を受けるためには 利用には〈障害児通所支援受給者証〉が必要となるので、申請を行います。 お住まいの区役所にて申請が必要となります。 札幌市の場合は、事前に児童相談所へ相談(札幌市中央区北7条西26 011-622-8630)が必要となります。 その後、区役所が利用可能か判断し、〈障害児通所支援受給者証〉が交付されます。 児童発達支援事業所と契約し、利用開始となります。 ※用件を満たしていない場合、児童福祉総合センターにて面談、検査を行い、利用できるかの判定がなされます。
※事業所の見学・体験は受給者証の交付前でも可能です。
受給者証の発行には時間がかかる 受給者証の発行には時間を要します。そのため、必要なタイミングで必要な支援に繋がるために、早めに申請することが大切です。
個別支援のメリット クラゼミでは個別療育を行っています。1on1の一人一人により寄り添った形で療育を受けることができます。
そのため
幼稚園や保育園の活動に+αの支援を希望される方 集団療育と個別療育を組み合わせ、効果的な療育を受けたい方 集団活動に心配のある方 を中心にご好評いただいております。
利用前に多い不安 周りに事業所を利用していることが知られてしまうのでは ――幼稚園や保育園などとの連携は必ず同意を得てから行います。安心して必要な支援を必要な分だけ受けることができます。
ずっと療育を受けなければならないのではないか ――就学などの機会で利用を終了する方も多いです。幼児の場合は小学校への適応について心配される方が多いですが、就学時に幼稚園・保育園・小学校と連携を取るこも可能です。また適応出来たため卒業し、次のステップに進み新しく活躍されていく姿が毎年見られています。そのような姿から私たちも元気を頂いております。
料金が気になる ――札幌市では3歳から就学前まで無償化されております。詳しくは札幌市HPをごらんください。
https://www.city.sapporo.jp/shogaifukushi/jiritsushien/documents/syuutisiryou.pdf
まとめ 療育を受けることで子どもたちの健やかな成長を手厚くサポートできる 早い時期から療育を受けることで効果的な支援を受けることができる 受給者証の交付は早めに行うと必要なタイミングに支援を受けることができる 次のステップに向かう子どもたちの姿が見ることができる