こんにちは、福岡の建設コンサルタント 株式会社オービット 営業部のMです。
みなさんは「インフラツーリズム」という言葉を知ってますでしょうか。 道路や橋、ダムなどのインフラ施設を対象とした観光するものです。
国土交通省でも専用サイトが設けられ、重厚長大なインフラを眺めるものもあれば、本格的なものはツアーが組まれ、ガイドが付き管理設備など普段目にしない場所も見ることができるようです。
しかしインフラツーリズムと銘打ったものでなくとも、今日まで残っている歴史的建造物の中には、インフラだったもの、現在もインフラであるものは少なからずあり、私も思い返せばいくつか訪れていました。
特に気に入っている場所は2つあり、 一つは京都市の南禅寺にある「水路閣」 もう一つは大阪府東大阪市と奈良県生駒市の境にある「暗峠」です。
水路閣は琵琶湖からの水を運ぶ水道橋で明治時代の構造物です。レンガ造りのモダンなイメージで、写真映えするため撮影する人が後を絶ちません。インスタグラム📱に挙げる時に、他の人が写らない撮影に苦戦しました。
暗峠は国道であるもののその傾斜の過酷さが有名で、最大の斜度は37%とも言われ、自転車乗りには隠れた名所になっています。例えば建物の車椅子用スロープは8%程度なので、その急さが想像できると思います。 私はかつて8インチの折り畳み自転車で行きましたが、サドルに座っても前輪が浮くほどの傾斜で、まったくペダルを回せずにずっと自転車を押してました🚲…
挙げた2箇所はいずれも関西ですが、有名な場所ではなくても、身の回りにはため池や道沿いの石碑など、古くから人々の生活を支えたインフラが少なからず今日まで残っています。
建設コンサルタントとして、今も残るインフラと、それを作り上げた人々、今日まで保ち続けた人々へ敬意を表しつつ、自分たちの仕事も未来へつながるよう、日々頑張っていきます。
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