総務部 安全課三浦と申します。
建設現場、特に高層の建物を作るときに欠かせないものにタワークレーンがあります。 タワークレーンは建物が建っていくに従って上に上にせりあがって行き、時には300m 以上の高さになることもあります。 そこで、よく聞く建築あるあるで、あのタワークレーンってどうやって解体するの?と言う 質問が聞かれます。皆様はどうやって解体すると思われますか?
正解は・・・

人の手で地上に降ろす・・・です。


こう聞くと、えっ?? となりますよね。これは最後の手順で、その前の手順をご説明致します。
1、小型の解体用のタワークレーンを組立てる。 2、小型のタワークレーンで最初の大型タワークレーンを解体する。 3、さらに小型のタワークレーンを組立てる。 4、その小型タワークレーンで前の小型タワークレーンを解体する。 5、この工程を何度か繰り返し、人が運べる大きさまで解体する。 6、最後は手作業で解体し、工事用エレベーターで地上に降ろす。
ようするに、マトリョーシカ人形の様に、段々小さくしていき、最後は人力で地上に降ろすという事になります。
皆様、お分かりになりましたでしょうか?
少しでも建築や測量業務に興味を持って頂けたら幸いです。
大浦工測では地図にも記憶にも残る建築物の施工に携わっております。 地図にも記憶にも残る仕事をしたいと思った方、ご連絡お待ちしてます。