こんにちは! プラスト編集部のOです。
第7回目となる「みんなの転職ストーリー」。 今回は株式会社ナニワ電装のMさんにお話しを聞きました。
記事では”転職における様々な決断の瞬間”や”転職成功を実現するための手段”が語られています。 転職活動中の方はもちろん、これから始めようと考えている方にとっても、きっと参考いただける転職体験談になっていますので、ぜひご一読ください。
※本記事は2023年2月10日時点の情報をもとに作成しています




——趣味が仕事になった現在

Mさんが担当している仕事は電装部品の取り付け。納車前の新車にカーナビやETCなどをセットする仕事だという。
「プライベートで車を買ってからというもの、その魅力にどっぷりとはまってしまい、車いじりが趣味になりました。今の仕事は趣味の延長線上みたいなものだし、毎日がすごく楽しいですよ」
キャリアを変えるという不安を乗り越え、仕事が楽しいと感じられる環境を手に入れたMさん。人間関係も良好だと笑顔で語ってくれた。
「やっぱり上司や先輩にも車好きが多い。共通の話題があるので会話も盛り上がります。車好きのなかでも、カスタム好きからドライブ好きまでいろんなタイプの人がいるのもおもしろいですね」
Mさんの表情からは、新たな職場に満足している様子がありありと表れていた。Mさんはどうやって理想の環境にたどり着いたのか、転職活動の軌跡を聞いてみた。


——現場責任者も経験した前職時代

ナニワ電装が2社目となるMさん。前職にはどんな経緯で入社し、どんな仕事をしていたのだろうか。
「前職は電子系の製造職で、工場内でのライン作業がメイン業務でした。もともとモノづくりに興味があって、高校卒業と同時に入社したんです」
Mさんはモノづくりに対する情熱を持ち続け、最終的に同社に10年以上も勤め続けた。入社してから数年後には現場責任者も任されていたという。
「仕事にはやりがいも楽しさも感じていました。昇進した際も頑張りが認められたことがうれしくて、一層モチベーションが高まったのを覚えています」
しかし、キャリアアップが転職を考えだすきっかけとなる。
「思っていた以上にプレッシャーが大きかったんです。現場責任者というポジションに向いていないと感じてしまうことも度々あって…。この調子で働き続ければ体調を崩しかねないと思い、転職することを意識しだしました」
さらに、転職という選択肢を取ったのにはもうひとつの理由がった。
「10年以上も同じ会社で働いていたので、別の景色を見てみたいという想いも持っていました。『もっと自分に合った仕事があるんじゃないか』という気持ちが強まってきたのも転職を考えだしたきっかけのひとつです」


——退職して転職活動に専念

Mさんは働きながら転職活動をすることが難しいと判断し、まずは退職することにした。
「ありがたいことに引き留めもありましたが、転職活動に本腰を入れるためにも、退職することに迷いはありませんでした。念のために長期化することも見込んで、自宅近くのガソリンスタンドでアルバイトをしながら転職活動をはじめることにしました」
まずは転職活動に打ち込める環境づくりからはじめたMさん。転職活動の一歩目はどう踏み出したのだろうか。
「スマートフォンに転職アプリをダウンロードして求人を探すことからはじめました。私の場合、大きな希望条件は2つ。ひとつ目は、勤務地が神戸市内であること。ふたつ目は、大好きな車に関係する仕事であることです。趣味が高じて、いつかは車関係の仕事、特に整備士系の仕事に挑戦したいと思っていました」
「でも、求人を見ていくと整備士資格が必須であることが多い。資格がなくても挑戦できる会社を探していたところで出会ったのがナニワ電装でした」
さらに、ナニワ電装には仕事内容以外にも気に入った点があったという。
「週末が定休日だということはうれしいポイントでしたね。前職も基本的に土日休みで、リズム的にも慣れていました。自動車業界だと平日休みの会社が目立つなかで、週末に休める環境は魅力的に映りました」


——ネットの情報を参考に転職活動を進める

ナニワ電装を第一志望に定め、応募することにしたMさん。初めての転職活動となるが、進め方で不安はなかったのだろうか。
「それが特になかったんですよ。転職について誰かに相談することもありませんでした。兄弟が転職を経験していたので、わからないことがあったら相談してみようとは思っていましたが、結局してないですね(笑)」
「基本的にはネットで調べながら転職活動を進めました。履歴書や職務経歴書もネットの情報を参考に作成したんですよ。私の場合、現場責任者にキャリアアップできた経験を中心に自己PRを組み立てました。さらに、趣味の車いじりもナニワ電装の仕事に活かせるので、アピールポイントとして記載しました」
応募後、思っていたよりもすぐに面接の案内はきたという。
「面接官は副社長と事業所責任者の2名でした。志望動機や退職理由など、オーソドックスな質問が多い印象。多少は想定質問に対する回答を準備していったのですが、実際には履歴書に沿って話が進んだので、正直に答えることだけ意識していましたね」
面接後には工場見学を実施してもらったことで、ナニワ電装で働くイメージを持てたようだ。
「求人に電装部品の取り付けとあったので、なんとなくは仕事をイメージできていました。実際に工場での作業現場を見せてもらって、自身のイメージとのギャップがないことを確認できた。『これならやっていけそうだ』と入社意欲がグッと高まりましたね」


——不安よりもワクワク感が勝る

面接から2~3日後には内定の連絡がきたという。第一志望の企業から内定を勝ち取った瞬間はどんな気持ちだったのだろうか。
「もちろん、入社したいと思っていた企業だったのでうれしかったですよ。でも正直、あまりにもとんとん拍子で内定まで出ちゃったので、こんなにうまく進むものだろうかという驚きはありました(笑)」
仕事内容はイメージできていたというMさんだが、その他の要素で入社への不安はなかったのだろうか。
「仕事についていけるか、馴染めるかという不安は多少ありましたが、入社してみないとわからない部分だと思うんです。だからあまり気にしないようにしていました。それよりも、新たな仕事にチャレンジできる、好きな車に携わることができるというワクワク感の方が勝っていましたね」
思いの外スムーズに進んだ転職活動。アルバイト先の人たちも喜んでくれたようだ。
「正社員として仕事を探していることは前々から伝えていて、ずっと背中を押してくれていたんです。みなさんとても喜んでくれて、私もうれしくなりました。そのガソリンスタンドは今でも客として利用しています」


——入社前の不安は杞憂に

仕事が楽しくて充実していること、そして人間関係にも満足していることは冒頭で紹介した通り。実際に入社してすぐに不安は吹き飛んだという。
「教育班がいるので、仕事についてはイチから丁寧に教えてくれます。仕事についていけるかという心配は本当に必要なかったですね」
「私の場合、趣味で車いじりをしていたので、ある程度基本的なことは知っていました。でもまったく知らないで入社した人には工具の使い方から教えているのを見て、とても関心したのを覚えています」
最後に、ナニワ電装を気になっている人に向けて、エールを送ってもらった。
「車が好き、興味があるという人は絶対に楽しめる仕事だし職場だと思います。私はナニワ電装で、好きなことを仕事にできる喜びを知りました。ぜひ、みなさんにも同じ思いを経験してほしいですね」






《編集後記》

Mさんの今回の転職活動の軌跡をお聞きして感じたのは、車が好きで、その分野の仕事をしたいという熱い気持ち。経験やスキルはもちろん大切ですが、転職において、好きなことに挑戦したいという想いが何よりも大事だと感じたインタビューでした。
プラストに投稿されているナニワ電装の投稿には、仕事場の雰囲気や人間関係の良さを感じられる記事が少なくありません。求人だけでは知り得ない魅力をぜひ感じてみませんか。本記事を読んで気になった方は、ぜひ下記リンクからのぞいてみてください。

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それでは、これからもいろんな転職者にインタビューを続けてまいります。 引き続きチェックくださいませ。それでは!
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