会社が大切しているものって何でしょうか? 各社各様。それぞれの想いがあるでしょうから、あげればキリがありません。見た目も気にせずまい進して!…と言う会社もあるでしょう。が、当社は見た目も最重要視している会社です。何しろ私の座右の銘が『カッコ悪いは罪な事』なので(笑)。

まず製造業のイメージとして…床が油で滑るとか、薄暗いとか、空気が悪いとか…確かにドラマにはそのような工場もよく出てきます。が、私はあれを見て大笑いしてます。アホな演出家だなぁ。もっとよくリサーチしなさいと。 当社が約30年ぶりに建設した最新の工場には、『カッコよさ』を徹底的に詰め込んだこだわりの工場です。外観は爽やかな配色施して清潔感を演出し、場内にゴミ一つ落ちていないのは当たり前。油一滴落ちていません。窓を大きく取り自然光を豊かに取り入れ、また通気の良さも考えた導線作り。天井には通常の3倍のLEDのライトを配置する事で光量を大幅に増して場内の隅々まで光が届くようにしています。

なぜ?そこまで『カッコよさ』にこだわるのでしょうか?

当社の考えに『最高の営業マンは工場』があります。我々はお客様と何度もお打ち合わせをして試作から量産、納品までを生業としています。いわゆるQCD(Quality/品質 Cost/コスト Delivery/納期)をベースにお客様とお取引をさせていただいたます。 その取引開始をするにあたって、最終にして最高であり究極の切り札としているのが、お客様に実際にお越しになっていただき工場を見てもらうことになります。

想像してみてください。貴方が相手先の営業と幾度も打ち合わせをして性能、価格も納得した新規の製品を立ち上げようとしています。さぁいよいよ量産という段階になり、生産をお願いする工場を見た時に、上記に書いたような『カッコ悪い』工場だったとしたら…。きっと貴方はこう思うでしょう。

“こんな工場で果たして私の製品はちゃんと作られるのだろうか?”

実際に私たちはお客様を工場にご案内することが多い会社です。そして工場にお越しになった方達はみな驚かれます。そしていろいろとお褒めのお言葉を頂戴します。が、いちいち書くのは『カッコ悪い』ので割愛(笑)。ただお越しになられた方達は一様にご満足いただき、ご納得しスッキリとしたお顔でお帰りになるのは…事実です。

会社にはシンボルとなるアイコンが必要です。私自身が少年時代から思うアイコンというべき『カッコよさ』とは…むしろ趣味的でしょうか?…とにかく大好きなランドマークとは…一貫して『機動戦士ガンダム』です。工場設計の方にこの仕事をお願いした時に、とにかくガンダムにこだわったカラーでお願いしました。
現在、実物大ガンダムはお台場、横浜にありますが、私にとってのガンダムは、ここ鹿沼にもあるのです。

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