長年電子回路の開発に手を染めて来てあらゆる機器の開発に従事したが、多くはその機器の一部を受け持つことであり、完成品には程遠く、最終ユーザーには逢うことも無い世界だった。 そんな中で、唯一、最終ユーザーと接触を持ったのが農業関係だった。 古くは、タバコの乾燥装置、キノコなどの乾燥装置、施設園芸関係の制御装置などである。 その為か、自然と植物が好きになり、庭いじりから始まり、次第に山野草に迄、興味を持つようになった。
我が社の親会社が、施設園芸の専門メーカーの為、施設内の温度、湿度、CO2濃度、地中の水分量、PH、伝導度等の測定から、遮光カーテン、保温カーテン、窓の開閉など、ファンの制御等、総合的に制御し、内部植物に取って好ましい環境を作り出し、植物の成長に寄与する高級なコントローラの製作をお手伝いしているが、我が社独自の製品も少ないが生産出荷をしている。 この為、私の様に、植物に興味を持った社員がたくさんいるようである。
そんな植物への興味は、あくまでも花が中心だったが、最近ボタニカルライフ(植物との生活)などと云われ、花よりも、どちらかと云えば多肉植物等の葉を主体とした植物にも興味を持つ人達が増えてきている。 量販店などでも以前は、花がほとんどの売り場を占めていたのに、今では、モンステラやアンスリュウム、ワイヤープラントなど葉を主体にしたものやアカベやアデニューム、ユーフォルビアなどの売り場も多く占められ始めている。
また、1つ前の記事にも書いたが、昔は食べる花と云えば、菊くらいだったのか゛、現在では、エディブルフラワー等として、多くの花が食べ似られているし、育てられてもいる。
こうして、見ると現在叫ばれているSDGs等と共に、植物への接し方も大きく様変わりしていると感じる。 残念ながら、自分はまだ、花が主体で、これらへの興味は持ってはいないが、いつかはそんな植物の虜になるのかも知れない。