こんにちは、今日は弊社第二工場の絞り加工についてお話しさせていただきます。 10944_4c88a92dc1abbef2fca6fd25658399fa8f244177.jpg
突然ですが、新幹線の写真(赤矢印部)はどのように作られているかご存知でしょうか?







正解は、、、絞り加工

フジメカニックでは、新幹線の頭の様な大きいものは絞りませんが、この絞り加工を使ってドームと呼ばれるものを加工しております。
絞り加工を簡単に説明すると、平面金属の板を半月状の型に押し当てて加工します。

今回の話でよくででくる半月状の事を、業界ではR状と表現することが多いので、R形状とさせていただきます。
平面の金属の板が、R状の形になれば完成です。
絞り加工は、力が必要に思う方も多いのではないでしょうか。 しかし実際は、力というよりは体の使い方、体重移動によって完成度が変わってきます。
実際に、50代ベテラン職人さんと30代職人さんを見比べた時、50代ベテランの職人さんは長年の技術があり、腕に力が全く入っていない様子で絞上げます。 やはり、長年培われた技術だけありきれいな仕上がりです。
30代職人さんも、50代ベテラン職人さんの様になりたいと、意気込んで頑張って絞っております。

絞り加工はセンスもあると思いますが、やはり歴!





絞り業界では、現在教える側も始める方も減ってきております。
この投稿を見て手に職を付けたい、技術を学びたい!と強い志がある方は、弊社絞り加工部門でお待ちしております。
転職でやりがいを求めている方には、ピッタリハマるお仕事だと思います。