旧暦の8月15日の夜に見える月のことを「中秋の名月」と言います。 また15日の月なので「15夜お月様」などとも呼ばれています。 そして、一日前の月を「待宵」と言い、一日後の月を「十六夜(いざよい)」と言います。
昔からこの時期には、縁側に、「月見台」をしつらえ、ススキを飾り、「三方」と呼ばれる台に月見団子や里芋などをお供えし、月を愛でる習慣があります。 今年は、この旧暦の8月15日が、新暦の今日(9月21日)にあたります。 また、旧暦8月15日が、満月になるのも珍しいのですが、今日は8年ぶりに満月になるそうで、次の機会は2030年との事ですので、是非とも今晩、お月様を見たいものです。 さて今日のお天気は、どうなるのでしょう。
元々、秋の収穫と関係を持った信仰から生まれた慣習ですが、次第にお月様を愛でる風流な慣習になって行きました。 江戸時代のお屋敷など、枯山水の向こうに浮かぶ月を愛でたり、回遊邸の池に映る色々な月を愛でたり、月の出る位置を意識した庭がたくさん造られたことでもそれがうかがえます。
「月見る月は、多けれど。月見る月は、この月の月」などと言い。 今風に言えば「お月様を楽しのは、1月から12月とたくさんの月があるけれど、お月様を見る月と言うと、なんと言っても、8月のお月様が最高だ」なんてことになるのですが、この日、お月様を肴に宴会を開いたり、お茶会を開いたり、句会なども盛んに行われたようです。 さて、皆さんは、今宵どのように過ごす予定ですか?