あっ!某知事のお話ではありませんよ(笑)。
当社には今年の10月から新設された部署があります。広報戦略室という部署です。 はて?広報戦略って何だ?またしても社長(=私)の思い付きで始まったのか??ちなみにググってみると以下のような説明が出てきます。 “自社とステークホルダー(利害関係者)とのコミュニケーションを図り、自社の認知度や企業価値を高めるための指針。 また、自社や自社製品のファンを増やす他、世の中に情報を拡散させるための戦略でもある。 広報戦略を立てる際には、経営戦略への影響を考えながら、組織全体を運営する視点をもつことが重要” …なるほど。
それでは、何ゆえに広報戦略設立に至ったのでしょう?きっかけはコロナ禍です。デジタル化が一気に進み、気が付けば客先との打ち合わせも、会議も、出勤も、情報発信も何もかもがデジタル!デジタル!!デジタル!!!こうも強引に、ハードとソフトのハイブリットな時代が到来したからには、当社も積極的に対内外に情報を発信せざるを得ません。…などと思ってはみたものの。前職ではソフトな業界最前線で生きてきた私ですが、それは昔の話。今は製造業界の会社経営に首までどっぷりな人生。このブランクは大きかった。…すっかり錆びついていました…つまりは疎い。いや何をすべきがわからないんです、恥も外聞もなく言わせてもらえれば(苦笑)。
そんな時に出会ったのがEさんです。 彼女はメジャー系音楽制作会社の宣伝部に所属、また有名外食産業の広報室で活動をしてきた勤務経歴があり、現在は学生の就職支援を行っています。広報のプロであり、学生向けに企業がアピールする手法をあまねく見てきている人物です。 数か月かけての打ち合わせの上、彼女にお手伝いをお願いしました。HPのプラットフォーム化を皮切りに、2021年9月から社長自ら書くブログをマイナビでスタート。また会社の動き、経営方針等を迅速に見せるべく、2021年10月からInstagramを立ち上げました。それからコツコツとSNS等やブログで情報をリリースしてきて、今では客先からも、社内からも、金融機関からも、中途採用を決めた方達にも効果は出てきています。特に中途採用を決めた方達が当社に入社を決めた理由の一つにInstagramとブログの内容が大きかったと、入社後に言われた事に手ごたえを感じています。
結論!!中小企業ほど、しっかりとデジタルを使った広報戦略を立てるべきです。予算を立てて募集広告を出してやっとの思いで人材を確保したもののすぐに辞める方は少なくありません。それを辞めた方との相性のせいにしていませんか?それは違います。辞めるのは募集広告の業務内容や福利厚生にギャップがあって悩んだからです。募集広告を打てば人が来る時代はとうに終わっています。今は情報を自らデジタルツールを使って迅速に、わかりやすく、そして正直に発信すべき時代なのです。

FotoGrid_20241126_105841229.jpg ▲キャッチコピーもロゴ・アニメーションも広報戦略の一環です